exhibit
1. 基本情報と概要
単語: exhibit
品詞: 動詞 (他動詞)
意味(英語): to show something publicly or put something on display
意味(日本語): 何かを公に展示したり示したりすること
「exhibit」は「展示する」「明示する」などの意味合いを持ちます。美術館や博物館で作品を展示する場面だけでなく、自分の感情や能力を明らかに示すといったニュアンスでも使われます。「exhibit」はフォーマルな響きがあり、ビジネスや学術の文脈でもよく用いられます。
活用形:
- 現在形: exhibit
- 過去形: exhibited
- 過去分詞: exhibited
- 現在分詞: exhibiting
- 現在形: exhibit
他の品詞形:
- 名詞形: exhibition (展示会), exhibitor (出展者)
- 形容詞形: (主な形容詞形は存在しませんが、名詞形の
exhibition
を形容詞的に用いることはあります)
- 名詞形: exhibition (展示会), exhibitor (出展者)
CEFR レベルの目安: B2(中上級)
- B2: 日常的な話題だけでなく、ビジネスや学問関連など幅広いテーマである程度複雑な文章を理解・表現できるレベル。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語 (prefix): なし
- 語幹 (stem):
exhibit
- 接尾語 (suffix): なし
もともと “exhibit” は一語として機能し、特定の接頭語や接尾語がついてできた単語ではありません。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- exhibit artwork (美術作品を展示する)
- exhibit symptoms (症状を示す)
- exhibit behavior (行動を示す)
- exhibit one's talent (才能を発揮する)
- exhibit confidence (自信を示す)
- exhibit a pattern (パターンを示す)
- exhibit items (品物を展示する)
- exhibit at a trade show (展示会に出展する)
- exhibit an emotion (感情を表す)
- exhibit reluctance (気が進まない素振りを見せる)
3. 語源とニュアンス
語源:
ラテン語の “exhibēre” (ex-「外に」 + habēre「持つ」) が起源とされています。「外に出して見せる」というイメージです。ニュアンス:
「公に見せる」という要素が強く、博物館・ギャラリーなどフォーマルな場面での展示を連想させます。しかし抽象的に「感情・能力・特徴を示す」ときにも使えます。文章でも口語でも使われますが、ややかしこまった響きがあります。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント
- 「exhibit」は基本的に他動詞として使われ、「何を展示するか」や「どのような性質を示すか」といった目的語が続きます。
- 例: “They exhibited their new products at the fair.” (彼らは展示会で新製品を展示した)
- 「exhibit」は基本的に他動詞として使われ、「何を展示するか」や「どのような性質を示すか」といった目的語が続きます。
使用シーンと文体
- フォーマルな文章や公的な発表、ビジネスシーンでもよく使われる。
- カジュアルな口語では「show」や「display」に言い換えられることもある。
- フォーマルな文章や公的な発表、ビジネスシーンでもよく使われる。
イディオム・構文例
特筆すべき決まったイディオムは多くありませんが、以下のような形で使われることが多いです:- “exhibit a tendency to …” (…する傾向を示す)
- “exhibit signs of …” (…の兆候を示す)
- “exhibit a tendency to …” (…する傾向を示す)
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアルな場面)
- “I plan to exhibit my artwork at the community center next month.”
(来月、地域センターで私の作品を展示する予定です。) - “He tends to exhibit anger when he's stressed out.”
(彼はストレスがたまると怒りを示す傾向がある。) - “You should exhibit more confidence in your abilities!”
(もっと自分の能力に自信を持ったほうがいいよ!)
ビジネス (フォーマル・オフィスシーン)
- “Our company will exhibit at the international trade show in September.”
(当社は9月の国際見本市に出展する予定です。) - “She exhibited excellent leadership during the project.”
(彼女はプロジェクト中、素晴らしいリーダーシップを発揮しました。) - “The marketing team will exhibit our latest product line in the lobby.”
(マーケティングチームがロビーで最新の製品ラインを展示する予定です。)
学術的な文脈 (論文や研究発表など)
- “The subjects exhibited a marked improvement after the treatment.”
(被験者たちは治療後に顕著な改善を示しました。) - “This species exhibits unique migratory patterns in the spring.”
(この種は春に独特な渡りのパターンを示す。) - “Her findings exhibit a new perspective on the cognitive process.”
(彼女の研究結果は認知プロセスに新たな視点を提示しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- display (展示する・見せる)
- 「見せる・表示する」というニュアンスがあり、よりカジュアル。
- 「見せる・表示する」というニュアンスがあり、よりカジュアル。
- show (見せる)
- 一番シンプルな表現で最もカジュアル。
- 一番シンプルな表現で最もカジュアル。
- present (提示する・発表する)
- プレゼンテーションなどフォーマルな文脈で物事を示すイメージ。
- プレゼンテーションなどフォーマルな文脈で物事を示すイメージ。
- demonstrate (実演する・明らかにする)
- 具体的に実演して示すニュアンス。
- 具体的に実演して示すニュアンス。
- display (展示する・見せる)
反意語 (Antonyms)
- conceal (隠す)
- hide (隠す)
- conceal (隠す)
これらの単語は「見せる」「示す」という意味の度合いが異なります。フォーマル度合いや行為の具体性を意識して使い分けます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ɪɡˈzɪbɪt/ または /ɛɡˈzɪbɪt/
- アメリカ英語: 「イグズィビット」のように発音する
- イギリス英語: アメリカ英語とほぼ同じですが、人によって「イグズィビット」や「エグズィビット」と聞こえることもあります。
- アクセント: “-hib-” の部分に強勢が来る (ex-HI-bit)。
- よくある間違い: 語頭の “ex-” を強く発音しすぎて “エグ” となりすぎる場合。正確には “イ(g)‐ジビット”に近い音が出せると良いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「exibit」や「exhibt」のように母音や子音を落としがち。
- 同音異義語との混同: 似た発音の単語はあまりありませんが、“inhibit” (抑制する) とつづりが似ており、意味が真逆なので注意。
- TOEIC・英検などでの出題傾向:
- ビジネスシーンでの商品展示や、新研究の成果発表を表す文脈で出題されやすい。
- 「which product was exhibited?」のようなリーディング問題などで頻出。
- ビジネスシーンでの商品展示や、新研究の成果発表を表す文脈で出題されやすい。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 語源からイメージ: “ex” (外へ) + “habit” (持つに近いラテン語由来の語幹) → 「外に出して見せる」。
- 勉強テクニック:
- 「exhibition (展示会)」も合わせて覚えるとイメージしやすいです。
- “ex-” は「外へ」のイメージが多い (expose, exit など) ので、関連づけると記憶に残りやすいです。
- 「exhibition (展示会)」も合わせて覚えるとイメージしやすいです。
以上が、動詞「exhibit」の詳細な解説です。美術館で使われるイメージが強い単語ですが、「何かを外に示す」という本来の語源から、さまざまな文脈で応用して使われる点がポイントです。

〈感情・性質など〉‘を'表す,示す
…‘を'出品する,陳列する
出品物,陳列品
《米》展覧会,展示会(exhibition)
(法律上の)証拠書類(物件)
復習用の問題
英和辞書

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