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最終更新日 :2026/06/08

distress

IPA(発音記号)

【名/U】激しい苦しみ, 苦悩 / 貧苦 / 危険状態 / 【動/他】を苦しめる, 苦悩させる

このボタンはなに?

彼女は仕事を失った後、大変な苦悩に陥った。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: distress

品詞: 名詞 / 動詞

  • 英語での意味: Extreme anxiety, sorrow, or physical pain (noun); to cause sorrow, pain, or worry (verb)
  • 日本語での意味: 強い悩み、悲嘆、苦痛、または苦しめる行為
    • 「ひどく苦しんでいる状態や、悲しみ・不安を強く感じている状況を表します。心理的にも肉体的にも、かなり“つらい”ニュアンスの言葉です。」

活用形(動詞として):

  • 原形: distress
  • 三人称単数形: distresses
  • 現在進行形: distressing
  • 過去形・過去分詞形: distressed

品詞変化例:

  • 形容詞形: distressed (例: “a distressed soul” 「苦悩する心」)
  • 名詞形: distress (もともと名詞), distresser (あまり一般的ではないですが、「苦しめる人/もの」のように使われることがあります)

CEFRレベル目安: B2(中上級)

  • B2(中上級): 日常会話だけでなく、感情や心理状態を詳しく表現する語彙が求められるレベルです。

2. 語構成と詳細な意味

  • 語構成

    • 特に明確な接頭語・接尾語を含む構造ではありませんが、古いフランス語およびラテン語から由来する語幹(“dis-” という形はしばしば「分離」や「否定」を表しますが、ここでは直接そのまま分離や否定の意味を持っていない場合があります)。
  • 派生語・類縁語

    • distressed (形容詞)
    • distressing (形容詞)
  • よく使われるコロケーション(10個)

    1. in distress(困窮・苦悩している)
    2. emotional distress(感情的苦痛)
    3. financial distress(財政苦境)
    4. distress call(遭難信号)
    5. mental distress(精神的苦痛)
    6. severe distress(深刻な苦痛)
    7. distress beacon(救難ビーコン)
    8. distress signal(救難信号)
    9. distress tolerance(苦痛耐性)
    10. acute distress(急性的な苦痛)

3. 語源とニュアンス

  • 語源:

    • 古フランス語 “destresse” (苦悩、抑圧) に由来し、ラテン語の “distringere” (締め上げる、圧迫する) から発展したとされます。
    • 元々「圧迫される、締め付けられる」という身体的・心理的な苦しみを表していました。
  • ニュアンス:

    • 「非常に苦しい、悲しい、きつい状態」という強い感情を伴うため、普通の「不安」より重めの響きです。
    • 口語でも文章でも使われますが、ややフォーマル/書き言葉的なトーンを帯びることが多いです。たとえば「She was in distress.(彼女はひどく苦しんでいた)」のように使うと、深刻さが伝わります。

4. 文法的な特徴と構文

  • 名詞としての用法:

    • 不可算名詞(一般的に数えられない概念として扱われます)。
    • 例: “Her distress was evident.”(彼女の苦しみは明らかだった。)
  • 動詞としての用法:

    • 他動詞:「誰かを苦しめる」というときに使います。
    • 例: “The news deeply distressed her.”(その知らせは彼女をひどく苦しめた。)
  • 一般的な構文:

    • “(Subject) + be in distress” = 主語が苦しんでいる状態にある
    • “distress + (object)” = (目的語)を苦しませる
  • イディオム/表現:

    • “distress call/signal/beacon” = 「遭難信号、SOS」の意味でよく使います。
    • 例: “The ship sent out a distress call.”(その船は遭難信号を送った。)

5. 実例と例文

日常会話で使う例文

  1. “I noticed she was in distress, so I asked if she needed help.”

    • (彼女が苦しんでいるように見えたので、助けが必要かどうか尋ねた。)
  2. “Seeing a distressed animal makes me want to help immediately.”

    • (苦しんでいる動物を見るとすぐに助けたいと思う。)
  3. “Call an ambulance if you see anyone in distress.”

    • (誰かが苦しんでいるのを見たら救急車を呼んでください。)

ビジネスシーンで使う例文

  1. “Our company is facing financial distress due to the recent recession.”

    • (当社は最近の不況のため財政的苦境に立たされています。)
  2. “He remained calm and found a solution even in times of distress.”

    • (彼は苦境の中でも冷静さを保ち、解決策を見つけました。)
  3. “Stakeholders are worried about the distress in the supply chain.”

    • (利害関係者はサプライチェーンでの混乱を懸念しています。)

学術的・フォーマルな文脈で使う例文

  1. “Chronic distress can lead to serious mental and physical health complications.”

    • (慢性的な苦痛は深刻な精神的・身体的健康問題につながる可能性があります。)
  2. “The study examines the effects of emotional distress on academic performance.”

    • (その研究では感情的苦痛が学業成績に与える影響を調査しています。)
  3. “Distress tolerance is a crucial skill for individuals with anxiety disorders.”

    • (苦痛耐性は、不安障害を抱える人々にとって非常に重要なスキルです。)

6. 類義語・反意語と比較

  • 類義語:

    1. sorrow(深い悲しみ)
      • 悲しみや哀しみを強調する単語。distress は「苦悩・苦しみ」の幅が広いイメージ。
    2. anguish(極度の苦悩)
      • distress よりも「激しい精神的苦痛」を意味することが多い。
    3. agony(激しい苦痛)
      • 肉体的・精神的に耐え難い苦しみを指す。
    4. torment(拷問のような苦痛)
      • 拷問や強烈な体的・精神的苦痛に近いニュアンス。
  • 反意語:

    1. comfort(快適さ、慰め)
    2. ease(安心、容易さ)

distress は主に「苦痛・苦悩」を指すため、反意の概念は「安らぎ、気楽さ、快適さ」といった状態になります。


7. 発音とアクセントの特徴

  • 発音記号 (IPA):

    • アメリカ英語: /dɪˈstrɛs/
    • イギリス英語: /dɪˈstres/
  • 強勢(アクセント)の位置:

    • “di-stress” の第二音節 “stress” にアクセントがきます。
  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:

    • 大きな違いはありませんが、/r/ の発音や母音のわずかな違い程度です。
  • よくある発音の間違い:

    • 第一音節 “di-” を長く伸ばしすぎて “deee-stress” のようにしないよう注意。
    • アクセントを「di-」に置かないように気をつけてください(× /ˈdɪ.stres/ ではなく /dɪˈstres/)。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  • スペルミス: “distress” は “dis-” + “tress” であり、 “di-” や “destress” などと混同しないように注意。

    • ちなみに “de-stress” という別の表現は「ストレスを解消する」という真逆の意味合いの動詞です。混同しがちなので、特に注意してください。
  • 同音/類似表記: “de stress” (「ストレスを解消する」) と書く人もいますが、こちらは意味が異なりまったく別物です。

  • 試験対策:

    • TOEICや英検などで、心理状態や苦境を説明する文章中に出てくる可能性があります。前後の文脈から「苦しみ・悩み」の意味合いをとらえるとよいでしょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • 覚え方のコツ:

    • 「dis-」が「分離・否定」、そして「stress(ストレス)」。ストレスが「ばらばらにされるように」感じるほど強い苦痛をイメージすると覚えやすいです。
    • 似たスペルの “distress” と “de-stress” は真逆のイメージなのでセットで記憶すると効果的です。
  • イメージ:

    • 心理的に押しつぶされるようなイメージ。思わず「助けて!」とSOSを発したくなる状態が “distress” だと覚えるとわかりやすいでしょう。

以上が “distress” の詳細な解説です。苦しみや苦悩を表す語として日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使われる単語なので、ぜひ理解を深めてご活用ください。

意味のイメージ
distress
意味(1)

〈U〉(肉体的・精神的な)激しい苦しみ,苦痛,苦悩,非嘆

意味(2)

《a~》(…にとっての)悩みの種《+to+名》

意味(3)

〈U〉貧苦,窮乏

意味(4)

〈U〉危険状態,難儀

意味(5)

(精神的・肉体的に)〈人〉‘を'苦しめる,苦悩させる

復習用の問題

【名/U】激しい苦しみ, 苦悩 / 貧苦 / 危険状態 / 【動/他】を苦しめる, 苦悩させる

She was in great distress after losing her job.

正解を見る

彼女は仕事を失った後、大変な苦悩に陥った。

彼女は仕事を失った後、大変な苦悩に陥った。

正解を見る

She was in great distress after losing her job.

英語 - 日本語

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