最終更新日:2024/06/17
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supervisory

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元となった辞書の項目

supervisory

形容詞

監督の, 管理の, 監督者の, 管理者の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: supervisory

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): relating to the supervision of people or activities

意味(日本語): 人や活動を監督・指導することに関係する、またはそれを担う

「supervisory」は「監督・指導に関わる」というニュアンスを持つ形容詞です。仕事や組織内での「監督的な立場」や「管理役割」を表現するときに使われます。


  • 活用形: 形容詞なので、比較級・最上級を通常つくりません(rarely used comparatively: more supervisory / most supervisory という用法は非常にまれです)。

  • 他の品詞形:


    • supervisor (名詞): 監督者、上司

    • supervise (動詞): 監督する、指導する

    • supervision (名詞): 監督、指導


CEFRレベル: B2 (中上級)

→ 「やや専門的なビジネスシーンや管理業務などを扱う際に見かける単語なので、少し高度な学習者向けです。」


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “supervise”


    • 「監督・指導する」という意味の動詞


  • 接尾語: “-ory”


    • 「〜に関する、〜に用いられる」という形容詞を作る接尾語


このように、「supervisory」は「監督(knowing how to oversee)に関する」という意味を表します。

関連・派生語


  1. supervisor (名詞): 監督者

  2. supervision (名詞): 監督、指揮、指導

  3. supervise (動詞): 監督する

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. supervisory role(監督的役割)

  2. supervisory position(管理職)

  3. supervisory function(監督機能)

  4. supervisory authority(監督権限)

  5. supervisory board(監督委員会)

  6. supervisory staff(監督担当スタッフ)

  7. supervisory responsibilities(監督責任)

  8. supervisory framework(監督の枠組み)

  9. supervisory capacity(監督としての立場)

  10. supervisory level(監督レベル)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • ラテン語の “supervidēre”(上から見る、監督する)に由来し、英語の “supervise” を経て “supervisory” という形容詞になりました。


  • ニュアンス:


    • 「監督する・管理する」立場をもつニュアンスが強く、ビジネスや公的機関、組織内での役割を説明するときに使われます。フォーマルな響きがありますが、ビジネス文書で頻繁に使用されます。

    • カジュアルな会話よりも、ビジネスや公的レポートなどのややフォーマルな文脈に登場しやすい単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての使用:


    • 「supervisory + 名詞」の形で「監督に関する / 管理に関する〜」という意味を作ります。

    • ビジネス文書や公式文書などで頻出します。


  • 使用シーン:


    • フォーマル、ビジネス、専門文書

    • 例: He has a supervisory role in the project.


  • 名詞化: 形容詞をそのまま名詞として使う頻度は少ないですが、「supervision(監督)」という名詞が頻繁に使われます。



5. 実例と例文

日常会話での例文(ややフォーマル寄り)


  1. “I don’t have any supervisory duties in my current job.”

    (私の現在の仕事には監督業務はありません。)

  2. “She’s taking on a supervisory role to oversee the new interns.”

    (彼女は新人研修生の監督役を担っています。)

  3. “Do you have any supervisory experience?”

    (監督・管理の経験はありますか?)

ビジネスでの例文


  1. “Our company has strict supervisory guidelines to ensure quality control.”

    (当社には品質管理を徹底するための厳格な監督指針があります。)

  2. “He was promoted to a supervisory position in the accounting department.”

    (彼は経理部の監督職に昇格しました。)

  3. “The supervisory board will review this proposal next week.”

    (来週、監督委員会がこの提案を審査します。)

学術的・専門的な文脈での例文


  1. “In a clinical trial, the supervisory committee must adhere to ethical standards.”

    (臨床試験では、監督委員会は倫理基準に従わなければなりません。)

  2. “Supervisory mechanisms help maintain transparency in financial institutions.”

    (金融機関において監督機構は透明性を維持するのに役立ちます。)

  3. “The supervisory framework is designed to minimize systemic risks.”

    (この監督の枠組みはシステミックリスクを最小限に抑えるよう設計されています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. managerial(管理に関する)


    • 「マネージャーとしての業務・管理的業務」を表す。より広範にリーダーシップ、運営などを含む。

    • 例: “She took a managerial position.”(彼女は管理職に就いた。)


  2. administrative(事務・管理の)


    • 「事務的管理・運営」に関わるニュアンスが強い。

    • 例: “He handles administrative tasks.”(彼は事務的業務を担当している。)


  3. overseeing(監督する、見守る)(形容詞ではなく動詞 + -ing 形式で使用が多い)


    • 「監督・見守り」を意味する動詞の現在分詞形。形容詞的にも使われる場合がある。


反意語


  • non-supervisory(監督任務を持たない)


    • 監督や管理に関する責任のない「非管理職・非監督的立場」という意味。

    • 例: “She works in a non-supervisory role.”(彼女は監督的立場ではない役職で働いている。)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˌsuː.pərˈvaɪ.zər.i/ (アメリカ英語, イギリス英語ともに類似)

  • 強勢: 「-vi-」の部分に強勢があります(super*vi*sory)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: ほとんど同じ発音です。

  • よくある発音の間違い: 「super-」と「-visory」を分けて発音してしまうこと、一部の母音を誤って /-və-/ としてしまうことなど。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “supervisory” の -ory を -ary と混同しやすい。

  2. 「supervisor」との混同:


    • “supervisor” は「監督者」(名詞)

    • “supervisory” は「監督に関する」(形容詞)


  3. TOEIC・英検などの試験での出題傾向:


    • ビジネスや管理に関する文章中に登場しやすい。文書読解やリスニングで「監督・管理」に関する表現を理解する際にポイントになる。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語頭の “super-” は「上から見る」というイメージ:


    • 「supervise」= 「上から見守る → 監督する」

    • そこに「-ory(〜に関する)」がついて「監督に関する」という意味が自然に連想できる。


  • 監督や管理のイメージ:


    • プロジェクトを“上から”チェックするイメージを思い浮かべると覚えやすい。


  • スペルのポイント:


    • 「visory」の部分を「visor」と混同しないように、「super+vi+sory」と区切って認識するとよい。


「supervisory」はビジネスや組織での管理業務を強調する際に使われる、とても重要な語です。文脈としては主に「役職名、立場」や「指針、機能」を修飾する際によく登場しますので、何かを管理するシーンで自然に使えるように覚えてみてください。

意味のイメージ
supervisory
意味(1)

監督[者]の,管理[者]の

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

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