最終更新日:2024/06/17
正解を見る

obituary

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

obituary

名詞

(新聞などの)死亡記事

このボタンはなに?

地元の新聞は、敬愛された地域のリーダーの死亡記事を掲載しました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: obituary

品詞: 名詞 (英語では「obituary」という形で、複数形は「obituaries」)

意味(英語)

A notice of a person’s death, usually placed in a newspaper, with a short biography or summary of their life and achievements.

意味(日本語)

人が亡くなったことを知らせる告知文で、通常は新聞などに掲載されます。その人の経歴や功績、家族へのお知らせなどが簡単に書かれます。

「亡くなったことを敬意をもって通知する文書」で、比較的フォーマルなニュアンスがあります。

活用形


  • 単数形: obituary

  • 複数形: obituaries

名詞以外での用法はあまり一般的ではありませんが、「obituary notice(死亡告知)」のように形容詞的に使われる表現もあります。

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    新聞を読んだり、少し専門的な文章に触れるレベルで必要になることがある単語です。


2. 語構成と詳細な意味

「obituary」はラテン語の “obitus(死、死亡)” に由来するとされ、「死に関連する知らせ」を表します。


  • 接頭語/接尾語/語幹


    • obit-(= “死” あるいは “亡くなったこと” を表す語根)

    • -uary(= 形容詞や名詞を作る接尾語。英語ではしばしば「~に関するもの/場所/記事」の意味を含む)


関連する派生語・類縁語


  • obit: 「死亡、逝去」という意味で、新聞などでは「obit」という略語で死亡記事のことを指す場合もあります。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10例)


  1. write an obituary (死亡記事を書く)

  2. publish an obituary (死亡記事を掲載する)

  3. obituary notice (死亡告知)

  4. newspaper obituary (新聞の死亡記事)

  5. paid obituary (有料の死亡広告)

  6. edit an obituary (死亡記事を編集する)

  7. draft an obituary (死亡記事の下書きをする)

  8. submit an obituary (死亡記事を投稿する)

  9. obituary page/column (死亡記事欄)

  10. obituary writer (死亡記事を書く人)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • ラテン語「obitus(死、死去)」と関連があるとされます。


  • 歴史的背景:


    • 新聞や雑誌が普及するに従って、亡くなった人を悼むための公式なお知らせとして「obituary」が広まったと言われています。


  • ニュアンスや注意点:


    • 亡くなった方に対する追悼や尊敬を込めることが多いので、フォーマルで厳かな響きがあります。

    • カジュアルな会話で「obituary」という単語を使うことはあまりありませんが、ニュースや新聞を読むときによく見かけます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算


    • 「obituary」は可算名詞で、具体的な記事や死亡告知文の一つ一つを数えるときに使われます(an obituary, two obituaries, etc.)。


  • 使用シーン


    • 新聞の死亡記事欄、追悼記事、フォーマルな文章など。


  • 一般的な構文例


    • “(Someone) wrote/published an obituary for (deceased person).”

      ((誰か)が(故人)の死亡記事を執筆・掲載した)



5. 実例と例文

日常会話での例文(3例)


  1. “I saw your grandfather’s obituary in the paper today and wanted to offer my condolences.”

    (今日の新聞であなたのおじい様の死亡記事を見ました。お悔やみ申し上げます。)


  2. “I’m looking for the obituary section; I heard someone familiar passed away.”

    (死亡記事欄を探しているんです。知っている方が亡くなったと聞いて…)


  3. “He kept a copy of the obituary as a remembrance.”

    (彼は記念として、その死亡記事のコピーを取っておいた。)


ビジネスシーンでの例文(3例)


  1. “Our public relations team prepared an obituary for the former CEO.”

    (広報部が前CEOの死亡記事を用意しました。)


  2. “Could you confirm the details before we publish the obituary in the company newsletter?”

    (社内報に死亡記事を掲載する前に、詳細を確認していただけますか?)


  3. “We need to make sure the obituary reflects his major accomplishments accurately.”

    (死亡記事が彼の主要な業績を正確に反映するようにしなくてはなりません。)


学術的な文脈(3例)


  1. “The historian analyzed newspaper obituaries to study social attitudes toward the elderly.”

    (歴史学者は、高齢者に対する社会的な考え方を研究するために新聞の死亡記事を分析した。)


  2. “Obituaries often provide insights into cultural perceptions of life and death.”

    (死亡記事は、人生や死に対する文化的な認識を知る手がかりを与えてくれることが多い。)


  3. “In her dissertation, she cited obituaries to illustrate changing family structures.”

    (彼女の論文では、家族構造の変化を示すために死亡記事を引用していた。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. death notice


    • (死亡告知): 死亡を広く知らせる点では同じですが、比較的形式的な文芸的要素の少ない告知を指すことが多い。


  2. eulogy


    • (追悼文・追悼演説): 葬儀などで故人をしのぶために読むスピーチや文だが、記事というよりはスピーチや式典の文脈で使われる。


  3. tribute


    • (賛辞、敬意): 故人への感謝や尊敬の念を示す言葉や行為を指す。必ずしも死亡告知とは限らない。


反意語


  • birth announcement


    • (誕生のお知らせ): 亡くなったことを知らせる「obituary」とは真逆で、新たな生命の誕生を知らせるもの。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /əˈbɪtʃuːˌɛri/

  • アクセント: 第2音節「-bit-」に強勢が置かれます。

  • アメリカ英語とイギリス英語


    • 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /bə-/ の部分が少し曖昧母音気味に発音されることもあります。


  • よくある発音ミス


    • “obi” の部分を /oʊ/ ではなく /ɒ/ としてしまう人がいるので要注意です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “obtiuary” や “obituaryy” など、スペルを誤る例が見られます。

  • 同音異義語との混同: 目立った同音異義語はありませんが、“habitual” など似た綴りの単語と視覚的に混同しやすい場合があります。

  • 試験対策: 新聞記事に関する読解問題で目にすることがある単語です。TOEICなどではあまり頻出ではありませんが、新聞・雑誌の記事を引用するテーマで出題される場合に備えておくとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源をイメージ: 「obit=死」と思い出しておくと、「obituary=“死に関する書きもの”」と覚えやすいです。

  • 新聞から連想: 新聞の「死亡記事欄」のイメージを頭に浮かべることで、関連する場面が具体的になります。

  • スペルのポイント: 「obi-」の後に「tu」ではなく「tuar」が続くところで注意(“obi-tu-ary”)。

  • テクニック: フォーマル・公的な文脈でのみ使うという点に注目することで、ニュアンスの違いも覚えやすくなります。


以上が、obituary(名詞)の詳細解説です。死亡時の告知記事を示すフォーマルな語なので、新聞や雑誌の文脈でよく出てきます。フォーマルさと敬意を払うニュアンスを含んでいるため、使用時には場面に合った言葉遣いが求められる点を意識してください。

意味のイメージ
obituary
意味(1)

(新聞などの)死亡記事

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★