最終更新日:2024/06/11
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foreigner

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元となった辞書の項目

foreigner

名詞

外国人 / 外国から来た物

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解説

以下では、英単語「foreigner」について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

単語: foreigner

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): a person who comes from a different country

意味(日本語): 「外国人」

「foreigner」という単語は、ある国の国籍を持たない、またはある地域の出身でない人を指す時に使われる名詞です。たとえば、イギリスであればイギリス人以外の人を「foreigner」と呼びます。やや客観的、あるいは時に突き放した感じを与える場合もあるので、文脈によっては注意が必要です。


  • 活用形: 通常、可算名詞のため “a foreigner” / “foreigners” の形で数を表します。

  • 他の品詞形:


    • 形容詞: foreign (例: foreign language「外国語」)

    • 副詞形は直接的にはありませんが、foreignly のような用法は一般的でありません。

    • 「foreigner」は派生語としてはあまり他の品詞に変化しません。


CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • B1: 日常会話はある程度できるが、抽象的な話題はまだ難しいレベル


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: foreign


    • 意味: 「外国の」「異質の」


  • 接尾語: -er


    • 意味: 「~する人、~である人」を表す接尾語。ここでは「外国に属する人=外国人」という意味を付加しています。


関連する単語や派生語


  • foreign (形容詞): 「外国の」「異質の」

  • foreignness (名詞): 「外国であること」「異質さ」(文語的・やや学術的)

よく使われるコロケーション10選


  1. foreigner policy → 誤用に注意。“foreigner” ではなく “foreign policy” (外国政策)

  2. treat somebody as a foreigner → 「誰かをよそ者扱いする」

  3. see somebody as a foreigner → 「誰かを外国人とみなす」

  4. foreigner visa → 「外国人用のビザ」

  5. illegal foreigner → 「不法滞在の外国人」

  6. foreigner registration → 「外国人登録」

  7. foreigner community → 「外国人コミュニティ」

  8. foreigner residence → 「外国人の居住地」

  9. foreigner status → 「外国人としての身分(在留資格など)」

  10. foreigner’s perspective → 「外国人の視点」


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • 「foreign」は、中英語で “forein”、“forain” などが使われており、さらに古フランス語 “forain” (外部の、外国の) からきているとされています。

    • 「foreigner」は「foreign」に -er を付けて「外国の人」を指すようになったものです。


  • ニュアンス:


    • 「foreigner」は中立的にも使えますが、文脈によっては「よそ者」的なニュアンスを含む場合があります。直接「外の人」という意味があるので、特定のシチュエーションではデリケートな言葉に感じる人もいます。

    • カジュアルな場面でも使われますが、特に丁寧に言いたい場合は「someone from abroad」などを使うこともあります。


  • 使用されるシーン:


    • 口語: 「He’s a foreigner, but he speaks our language very well!」

    • 文章: 堅い文脈では「a person from another country」のように書き換えることもあります。

    • カジュアルかフォーマルか: 比較的カジュアルに使われることが多いですが、場合によっては相手に失礼に聞こえることがあるため、注意が必要です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “foreigner(s)” と複数形にでき、「a foreigner」と冠詞をつけて単数形でも使われます。

  • 「外国人」であっても一般論を述べたいときは不定冠詞や無冠詞ではなく、“Foreigners often find it difficult to …” のように複数形で用いることが多いです。

よくある構文例


  1. “[主語] + is/are a foreigner.”


    • She is a foreigner in this country.

    • 「彼女はこの国では外国人だ。」


  2. “[主語] + consider A (to be) a foreigner.”


    • People considered him a foreigner because of his accent.

    • 「彼の訛りのせいで、人々は彼を外国人とみなした。」


  3. “Many foreigners + [動詞] …”


    • Many foreigners find the local customs confusing.

    • 「多くの外国人はその土地の習慣を戸惑うものと感じる。」



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I met a foreigner who speaks Japanese like a native!”


    • 「母国語のように日本語を話す外国人に会ったよ!」


  2. “Why do you think he’s a foreigner? Maybe he just has a different accent.”


    • 「どうして彼を外国人だと思ったの? ただ訛りが違うだけかも。」


  3. “As a foreigner, I often need help understanding local traditions.”


    • 「外国人としては、現地の習慣を理解するのに助けがいることが多いよ。」


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We have many foreigner clients, so we offer multilingual support.”


    • 「私たちには外国人の顧客が多いので、多言語対応をしています。」


  2. “The company is looking for someone who can guide foreigner investors.”


    • 「その会社は、外国人投資家を案内できる人を探しています。」


  3. “Our goal is to create a friendly environment for foreigner employees.”


    • 「私たちの目標は、外国人従業員にとって働きやすい環境を作ることです。」


(3) 学術的・論文調での例文


  1. “The survey indicated that foreigners often experience cultural adjustment challenges.”


    • 「調査によると、外国人はしばしば文化面の適応に関する困難を経験することが示された。」


  2. “Foreigners contribute to the diversity and growth of the local economy.”


    • 「外国人は地域経済の多様性と成長に貢献している。」


  3. “Policies regarding foreigners should be carefully evaluated to ensure social integration.”


    • 「社会的統合を確実にするため、外国人に関する政策は慎重に評価されるべきだ。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. alien (名詞: 「外国人」; ただし法的文書などではやや硬い・差別的に響く場合あり)

  2. outsider (名詞: 「部外者」「よそ者」; 必ずしも国籍だけを指すとは限らない)

  3. non-native (形容詞/名詞: 「その国の出身ではない(人)」)


  • “foreigner” は一般的に「国が違う人」を指すが、“outsider” は集団やコミュニティの内部メンバーではないという広い意味合いで使われます。

  • “alien” は法的文脈では中立的ですが、日常対話では相手を疎外するニュアンスが強いことがあります。

反意語 (Antonyms)


  1. native (名詞: 「その国の人」; 形容詞: 「母国の、現地の」)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (アメリカ英語): /ˈfɔːr.ə.nɚ/ または /ˈfɔr.ɪ.nɚ/

  • IPA (イギリス英語): /ˈfɒr.ɪ.nər/

強勢は、単語の最初の部分 “for” に置かれます。「ファー」や「フォー」のようにはっきり発音し、その後の “eigner” が弱まります。


  • アメリカ英語: フォー(r)-リ-n(r)

  • イギリス英語: フォ(ァ)-リ-nə(音の末尾が「ナー」ではなく曖昧母音 “ə”)

よくある間違い:


  • “foreigner” の “g” を入れないように注意 (ng のイメージがあるとつづりを誤りやすい)。

  • “for” と “four” の混同。スペリングが違うので混同しないように。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “foreigner” の真ん中には “g” が入らず、「foreigner」となるのに注意してください。

  • 同音異義語との混同: 特に目立った同音異義語はありませんが、“four” (数字の4) と混同したりすることは発音上で注意が必要です。

  • TOEICや英検などでの出題傾向: 日常会話や社会問題などで「外国人観光客」「外国人労働者」などのテーマが出題されることが多々あります。意味の正確な把握や文脈上の使い方に注意してください。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “foreign” に -er がつくので「フォーリン(外国) + 人を表す -er」。

  • “foreign + er = foreigner” とスペルを明確に意識すると、綴りを覚えやすいです。

  • 世界地図を思い浮かべながら「自分の国以外」を「foreign」と把握すると、すんなりイメージしやすくなります。


以上が、名詞「foreigner」の詳細な解説です。日常生活だけでなく、ビジネスや学術的な場面でもよく使われる重要な単語ですので、正しいスペルや用法に注意しながら覚えてみてください。

意味のイメージ
foreigner
意味(1)

外国人

意味(2)

外国から来た物

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

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