最終更新日:2025/12/06
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〈C〉ブラウザ / 拾い読みをする人

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元となった辞書の項目

browser

名詞

〈C〉ブラウザ / 拾い読みをする人

このボタンはなに?

私はインターネットを閲覧するためにウェブブラウザを使用します。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: browser

品詞: 名詞 (countable noun)

英語での意味:

A browser is a software application used to access and view websites or other content on the Internet.

日本語での意味:

「ブラウザ」は、インターネット上のウェブサイトやコンテンツを閲覧するためのソフトウェアのことです。普段ウェブページを見るときに使うアプリケーションで、Internet Explorer、Google Chrome、Safari、Firefoxなどが代表的です。パソコンやスマートフォンでウェブサイトにアクセスするときに必ず使用するものなので、日常的に使われる名詞です。


  • 活用形: 通常 “browser” (単数形)、 “browsers” (複数形) の形で使われます。

  • 他の品詞形: 動詞で “browse” (ざっと読む、閲覧する) という形があります。たとえば “I like to browse online shops.”(オンラインショップをざっと見て回るのが好きです)のように使います。

CEFRレベル: B1(中級)

・日常生活や仕事で使われる単語であり、コンピュータやインターネット環境で生活する人にはよく馴染みがありますが、IT用語のため初級よりは少し上のレベルと考えられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • browse + -er

    “browse” は「ざっと見る」「閲覧する」を意味する動詞で、その動詞に「~する人(もの)」を表す接尾語 “-er” がついて「閲覧するもの」という意味になったと考えられます。

派生語や類縁語:


  • browse (動詞): ざっと見る、閲覧する

  • browsing (動名詞): (ウェブなどを) 閲覧すること

よく使われるコロケーション(10個)


  1. web browser(ウェブブラウザ)

  2. internet browser(インターネットブラウザ)

  3. default browser(デフォルトのブラウザ)

  4. mobile browser(モバイルブラウザ)

  5. browser tab(ブラウザのタブ)

  6. browser window(ブラウザのウィンドウ)

  7. open your browser(ブラウザを開く)

  8. browser extension(ブラウザ拡張機能)

  9. browser history(ブラウザの履歴)

  10. browser settings(ブラウザの設定)


3. 語源とニュアンス

語源:

“browse” はもともと中英語(Middle English)で「草などを食む」という意味から派生し、「ざっと読む」「様子を見る」という意味合いを持つようになりました。その後、インターネット黎明期に「ウェブページを見て回る」という感覚に対応する言葉として “browse” が使われ、ソフトウェア名として “browser” が定着しました。

ニュアンス・使用時の注意:


  • 主にコンピューターやインターネット関連の文脈で使用される技術用語ですが、日常的にもよく使われます。

  • カジュアル/フォーマルどちらでも自然に使われますが、会話の中では「開いてみる」「チェックする」のような話題と一緒に出てくることが多いです。

  • 「文書閲覧ソフト」として、Web以外の文書閲覧用の “browser” という場合もありますが、概ね「ウェブブラウザ」を指すのが一般的です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (countable) なので、ふつう a browser / the browser / browsers などの形で使われます。

  • IT関連の文脈では「ブラウザというもの」の一般論を表すときに “browsers” と複数形がよく使われます。

  • フォーマル/カジュアルどちらでも使われますが、文脈としてはテクニカルな要素を含むことが多いです。

例文でよく見る構文


  • Open your browser + [動作表現]: 「ブラウザを開いて、~する」

  • Set your default browser to ~: 「デフォルトブラウザを~に設定する」

特有のイディオムは少ないですが、IT用語として他のソフトウェアや設定などと一緒に用いられます。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. Could you open your browser and check the weather forecast?

    (ブラウザを開いて天気予報を調べてくれる?)

  2. I need to update my browser to the latest version.

    (最新バージョンにブラウザをアップデートしないといけない。)

  3. Which browser do you usually use on your phone?

    (普段スマホではどのブラウザを使ってるの?)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. Our new web application is compatible with all major browsers.

    (私たちの新しいウェブアプリケーションは主要なすべてのブラウザに対応しています。)

  2. Please clear your browser cache before accessing the client dashboard.

    (クライアント用ダッシュボードにアクセスする前に、ブラウザのキャッシュをクリアしてください。)

  3. Ensure you test the website on different browsers to check compatibility.

    (互換性を確認するために、さまざまなブラウザでウェブサイトをテストしてください。)

学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. This study investigates user behavior when interacting with multiple browsers simultaneously.

    (この研究は、複数のブラウザを同時に使用する際のユーザーの行動を調査しています。)

  2. Browser-based applications are increasingly popular due to their cross-platform functionality.

    (クロスプラットフォームで動作する利点から、ブラウザベースのアプリケーションはますます人気になっています。)

  3. Network security measures must consider vulnerabilities in outdated browsers.

    (ネットワークセキュリティ施策では、古いブラウザに存在する脆弱性を考慮しなければなりません。)


6. 類義語・反意語と比較


  • Synonyms (類義語)


    1. web browser(ウェブブラウザ)


      • より具体的に「ウェブサイトを見るためのブラウザ」を指します。


    2. internet browser(インターネットブラウザ)


      • “web browser” とほぼ同義ですが、こちらも「インターネットで使うブラウザ」を指します。


    3. client (in the context of network client)(クライアント)


      • ネットワークやサーバーにアクセスするソフトウェアの総称。ただし「ブラウザ」に限定されない広い意味です。



  • Antonyms (反意語)


    • 明確な反意語はありませんが、「ウェブを見るためのソフト」に対して、たとえば「オフラインエディタ」などを見ると「閲覧用」ではなく「作成用」のソフトウェアという対比はあります。ただし一般的に使われる反意語はないと考えてよいでしょう。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号): /ˈbraʊz.ər/ (アメリカ英語), /ˈbraʊz.ə(r)/ (イギリス英語)

  • 最初の “brow” の部分が「ブラウ」に近く、そこに強勢があります。

  • アメリカ英語では語尾の「-er」をはっきり「アー」/ər/ と発音し、イギリス英語では「ア」/ə/ と曖昧になる傾向があります。

  • browse と混同して“ブラウズ”のままで発音しがちですが、語尾の “-er” の音を意識すると良いです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “browser” のスペルを “brouser” や “bowser” と書いてしまうミスがあります。

  • “browse” との混同: “browser” は名詞、“browse” は動詞(または動名詞 “browsing”)です。

  • 類似語混同: 「ブラウザ」と「検索エンジン (search engine)」を混同しないように注意しましょう。

  • 試験での出題: TOEICや英検などのIT関連の問題文で出ることがありますが、頻度は高くありません。しかし読解問題で『ブラウザを使って~』のような文脈で登場する可能性は十分あります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「browse(閲覧する)」に「~するもの」を意味する “-er” が付いただけ、と考えると覚えやすいです。

  • 「ざっと見るブラウザ」とイメージすると “browse” との関連性がはっきりします。

  • スペリングのコツは “b-r-o-w-s-e-r” と “browse” に “r” を追加する感覚で、アニメの “Bowser” (クッパの英名) とは綴りが違うと認識しておくと間違いを防ぎやすいです。


以上が “browser” の詳細解説です。インターネットを使う際には欠かせない単語なので、ぜひ使い方やスペルをしっかりマスターしておきましょう。

意味のイメージ
browser
意味(1)

《インターネット》ブラウザ,閲覧ソフト

意味(2)

拾い読みをする人,ひやかしで見て回る人

ビジネス英単語(BSL) / 和訳 / 単語カード問題

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