最終更新日:2024/06/12
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separately

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元となった辞書の項目

separately

副詞

分かれて;別々に,単独で

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彼らはパーティーに分かれて行くことに決めました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: separately

品詞: 副詞 (adverb)

意味(英語): in a way that is not together; individually or apart

意味(日本語): 「別々に」「離して」「個々に」

「一緒ではなく、互いに独立した状態や方法で行う」ことを表す単語です。日常会話からビジネス文書まで幅広い場面で使われ、「同時にではない」「まとめてではない」というニュアンスを強調します。


  • 活用形: 副詞のため、時制や人称による変化はありません。

  • 形容詞形: separate (形容詞: 分離した、別個の)

  • 名詞形: separation (名詞: 分離、隔離) などがあります。

CEFRレベル: B2(中上級)

「日常会話ではよく使うが、読み書きでやや高度な使い方をするため中上級レベル」と考えられます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • separate(分ける、離す) + -ly(副詞化する接尾語)


  • 派生語・類縁語:


    • (形容詞) separate: 「分離した、個別の」

    • (名詞) separation: 「分離、隔離」

    • (動詞) separate: 「分ける、分離する」


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. act separately (別々に行動する)

  2. arrive separately (別々に到着する)

  3. handle separately (個別に処理する)

  4. store separately (別々に保管する)

  5. pack separately (分けて梱包する)

  6. consider separately (個々に検討する)

  7. treat separately (別々に扱う)

  8. be counted separately (個別に数えられる)

  9. viewed separately (個別に見られる/見なされる)

  10. purchased separately (別々に購入される)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「separate」はラテン語の「separare(分ける、離す)」に由来し、その後英語に取り入れられ、副詞形として「-ly」が付け加えられました。

  • 歴史: 古くから「分ける」という意味を持ち、中世英語以降、文書や日常表現に定着した語です。

  • ニュアンス: 「一括で行わず、一つひとつ個別に行う」という意味を強調するため、仕事や手続きの場面で丁寧さや注意深さを感じさせます。カジュアルにも使えますが、ビジネスや公的な文章などフォーマルでもよく使用されます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 副詞としての使い方: 主に動詞を修飾し、「別々に行う」「個別にする」様子を表します。

  • 使用シーン: フォーマル/カジュアルともに使用可能。書き言葉・話し言葉の両方で見られます。

  • 注意点: 語順に注意。たとえば「We handled each case separately.」のように、動詞や目的語に対して後ろに置くことが多いです。

イディオム的表現:


  • 「deal with something separately」: 「~を個々に対応処理する」


5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “Let’s pay separately for the movie tickets.”

    (映画のチケットは別々に支払おう。)

  2. “We’ll arrive separately because I have an errand first.”

    (先に用事があるから、別々に到着する予定なんだ。)

  3. “Could you please bag these items separately?”

    (これらの商品を別々に袋に入れてもらえますか?)

(2) ビジネス


  1. “Each department should submit its budget separately.”

    (各部署は自分たちの予算を個別に提出してください。)

  2. “We reviewed the contract details separately to avoid confusion.”

    (混乱を避けるため、契約の詳細は個々に確認しました。)

  3. “Please handle the customer complaints separately based on priority.”

    (顧客のクレームは優先度に基づいて別々に処理してください。)

(3) 学術的・フォーマル


  1. “Each sample was tested separately under controlled conditions.”

    (各サンプルは管理された条件下で個別にテストされた。)

  2. “The researcher analyzed the data separately to minimize bias.”

    (研究者はバイアスを最小化するため、データを別々に分析した。)

  3. “All subjects underwent evaluation separately before the group study.”

    (被験者は全員、グループ研究の前に個別評価を受けた。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. individually(個別に)


    • 「より個人単位で分けて」というニュアンス。


  2. apart(離れて)


    • 空間的な分離を強調。


  3. distinctly(はっきりと区別して)


    • はっきりと分けて扱う言い方。


反意語


  1. together(一緒に)

  2. collectively(集団で)

「together」は物理的に一緒、「collectively」はチームや集団でまとまる感覚を示し、「separately」とは対照的です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈsɛp·ər·ət·li/

  • アクセントの位置: 最初の音節「sep」に強勢があります。

  • アメリカ英語 / イギリス英語: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では /ˈsɛp·ə·rət·li/、イギリス英語では /ˈse.pər.ət.li/ のように母音の発音が若干違うことがあります。

  • よくある発音の間違い:


    • 「separately」の途中で separate を「セパレイト」と読んでしまい、最後が「-ly」であることを曖昧にしてしまう誤り。

    • 「-ly」をしっかり「リー」と発音するように意識すると自然になります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “seperately” と書いてしまう誤りが多いです。正しくは “separately” で、「a」の位置に要注意。

  2. 動詞の“separate”と混同: 「separate」は「分ける」という動詞・形容詞として使われる一方、「separately」は副詞。文中の役割を確認しましょう。

  3. 試験対策: TOEICや英検でも「別々にする」状況を説明する文章中などで登場。スペルや文中で副詞を正しく選ぶ力が求められます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • つづりの覚え方: “sepa-rate-ly” と3つに区切って覚えるとスペルミスを防ぎやすいです。

  • イメージ: 「“別々にラテを(separate-ly)注文する”」などとユーモアを交えて覚えると頭に残りやすいでしょう。

  • 勉強テクニック: 短い文章を何度も音読すると、自然と “-ly” の副詞形を使いこなしやすくなります。「We’ll do it separately.(別々にやりましょう)」といったシンプルな文を繰り返すのも有効です。


以上が「separately」の詳細な解説です。ぜひ会話や文章作成の際に役立ててください。

意味のイメージ
separately
意味(1)

分かれて;別々に,単独で

TOEIC英単語(TSL) / 発音問題

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