最終更新日:2025/02/25
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additionally

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元となった辞書の項目

additionally

副詞

その上,さらに

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解説

1. 基本情報と概要

単語: additionally

品詞: 副詞(adverb)

意味(英語): in addition, furthermore

意味(日本語): さらに、加えて

「additionally」は、何かを付け加えるときに使う副詞です。たとえば、「さらに情報を付け足す」ような場面で使われます。文全体に新しい要素・追加情報を加えるニュアンスを持ち、論理的に話を発展させたいときに便利な単語です。


  • 活用形: 副詞なので、形としては「additionally」一形態のみです。

  • 他の品詞の例:


    • 「additional」(形容詞) : 追加の

    • 「addition」(名詞) : 追加、加算


CEFRレベルの目安: B2 (中上級)

B2レベルは、ある程度複雑な文章や議論においても自分の意見をスムーズに伝えられる段階です。「additionally」は、文章やプレゼンで情報を強調・補足したいときに使われるため、B2 くらいで積極的に使いこなせると便利です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹 (根幹): 「add」(加える)

  • 接尾語: 「-tion」→「-al」→「-ly」


    • 「add」から「addition (追加)」→「additional (追加の)」→「additionally (さらに、付け加えて)」という形に発展しています。


「additionally」は「加えて」「さらに」といったニュアンスを持つため、話や文章を進めるときに追加の要素を挙げる際によく用いられます。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. additionally provide …

    (さらに…を提供する)

  2. additionally state …

    (さらに…を述べる)

  3. additionally mention …

    (さらに…に言及する)

  4. additionally, we should consider …

    (さらに、…を考慮すべきだ)

  5. we can additionally see that …

    (私たちはさらに…を確認できる)

  6. to be considered additionally

    (追加で考慮されるべき)

  7. additionally, it is important to note …

    (さらに、…を注記することが重要だ)

  8. additionally factor in …

    (さらに…を考慮に入れる)

  9. something to add additionally

    (追加で付け加えること)

  10. not only that, but additionally …

    (それだけでなく、さらに…)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「additionally」は「add (加える)」に由来する「addition」→「additional」→「additionally」という変化を経ています。

  • 歴史的用法: もともと「add」はラテン語の “addere(加える)” に由来し、英語に入ってから「addition」「additional」へと派生し、副詞として「additionally」が使われるようになりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 文書・会話のいずれにも使える: ただし、やや文章向け・フォーマルな響きが強い。

  • 「also」「furthermore」「moreover」などと似た意味だが、「additionally」は論理展開で新情報を付加することを少し強調する傾向がある。

  • プレゼンテーション、レポート、論文には特に好まれ、カジュアル会話でも違和感はないものの、やや改まった印象を与えがち。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 文全体を修飾する副詞として使われ、文頭や文中で用いられます。

    例:


    • Additionally, we need to check the data. (文頭)

    • We need to check the data additionally. (文末、やや不自然ではあるが可能)


  2. カジュアル/フォーマル: 「additionally」は比較的フォーマルより。会話でも使えるが「also」のほうがカジュアルな場合が多い。


  3. 「also」「furthermore」「in addition」など同様の意味の副詞や副詞句との組み合わせで文章を繋げるときは、段落や文をスムーズに進められる



5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I’ll grab some snacks. Additionally, do you want anything to drink?”

    (おやつを買ってくるよ。ついでに何か飲み物いる?)

  2. “I love hiking. Additionally, I often go cycling on weekends.”

    (ハイキングが大好き。さらに週末にはよくサイクリングにも行くよ。)

  3. “We need more chairs for the party. Additionally, can someone bring extra plates?”

    (パーティー用にもう少し椅子が必要だね。ついでに誰か皿を追加で持ってこれる?)

(2) ビジネス


  1. “Additionally, we have allocated a new budget to improve marketing strategies.”

    (さらに、マーケティング戦略を強化するための新たな予算を割り当てました。)

  2. “The survey results were positive. Additionally, consumer feedback suggests strong brand loyalty.”

    (アンケート結果は好意的でした。加えて、消費者のフィードバックから強いブランドロイヤルティーが示唆されています。)

  3. “We will extend our deadline. Additionally, we encourage everyone to review the project scope once more.”

    (締め切りを延長します。併せて、皆さまにプロジェクト範囲を再度見直していただきたいと考えています。)

(3) 学術的/論文


  1. “Additionally, recent studies indicate a significant correlation between sleep quality and cognitive performance.”

    (さらに、最近の研究では睡眠の質と認知機能との間に顕著な関連性が示されています。)

  2. “Additionally, the authors propose a new hypothesis regarding climate change adaptation.”

    (さらに、著者らは気候変動への適応に関する新たな仮説を提唱しています。)

  3. “Additionally, it is vital to address the limitations of this experimental design.”

    (加えて、この実験デザインの制約について言及することが不可欠です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. also


    • 日本語: 「また、さらに」

    • ニュアンス: シンプルに「〜もまた」。カジュアルで幅広く使用。


  2. furthermore


    • 日本語: 「さらに、加えて」

    • ニュアンス: 文章がややフォーマル。論理をさらに先に進める感じ。


  3. moreover


    • 日本語: 「その上、さらに」

    • ニュアンス: 文章でよく使われる。いっそうフォーマルな印象。


  4. in addition


    • 日本語: 「加えて」

    • ニュアンス: フレーズ(副詞句)として使われる。文頭で特に使われやすい。


  5. besides


    • 日本語: 「その上、さらに」

    • ニュアンス: 口語・文語ともに使えるが、理由や追加要素を並べる際に用いられる。


「additionally」はこれらの中でも比較的フォーマルかつ論理展開に強いイメージがあります。

反意語 (Antonym)


  • 単純な反意語というより「それに対して」のように対比を表す場合は “however”“nevertheless” などを使います。

  • “additionally” の「加える」という性質と反対に削除や否定を表す言葉はないため、正確な反意語は存在しませんが、対立や対比の文脈では “on the other hand” などが機能的に対比を示します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /əˈdɪʃənəli/

  • アクセント: 「di」にアクセントを置く → a-DI-tion-al-ly

  • アメリカ英語イギリス英語で大きな差はありませんが、イギリス英語では /ə/ (シュワー) をややはっきり発音する傾向がある場合があります。

  • よくある間違い: 「アディショナリィ」と最後を上げすぎず、/əli/ の部分はあまり強く読まないように注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: × “aditionaly” や “additonaly” など。「additionally」は“d”が重なり、最後に「-ly」がつくことをしっかり意識します。

  • 同音・類似表記との混同: 「addition」や「edition」などと混同しないように区別が必要。

  • 試験対策: TOEICや英検などで、文章を論理的に展開する問題(ReadingやWriting)で役立ちます。つなぎ言葉としてスムーズに使うと、まとまりのある文章として評価されやすいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 接尾語 “-ally” が「副詞の形」を作る繰り返しで覚えやすい: 「additional + ly = additionally」。

  • 「add」から派生していることを常に意識すると、「加えて」「付け足して」というイメージで覚えやすくなります。

  • 「さらに」を言いたいときに A→D→D とつづりを強調してみるとスペルを覚えやすいでしょう。


以上が、副詞「additionally」の詳細な解説です。文章やプレゼンテーションで論理を深めるときに、とても役立つ単語なのでぜひ活用してください。

意味のイメージ
additionally
意味(1)

その上,さらに

TOEIC英単語(TSL) / 発音問題

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