最終更新日:2024/06/11
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microscope

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元となった辞書の項目

microscope

名詞

顕微鏡

このボタンはなに?

私は顕微鏡を使って細胞を観察しました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: microscope

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): An instrument used to see objects that are too small to be seen by the naked eye.

意味(日本語): 肉眼では見えないほど小さい物体を拡大して観察するための装置、つまり「顕微鏡」のことです。

こういう場面で使われます:

– 学校や研究所で、細胞や微生物などの微小な対象を観察するときに使われます。

– 「microscope」は一般的に学術的・理科系の文脈でよく登場し、科学の分野で活躍する単語です。

活用形:


  • 名詞なので、基本的には複数形が “microscopes” です。

  • 単数形: microscope (a microscope)

  • 複数形: microscopes (many microscopes)

他の品詞例:


  • 形容詞: microscopic (微視的な、非常に小さい)

  • 副詞: microscopically (顕微鏡的に、きわめて小さく)

  • 名詞: microscopy (顕微鏡検査、顕微鏡学)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

→ 一般教養や大学レベルの科学用語として扱われることが多いので、やや専門的です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • micro- (接頭語) : “非常に小さい” という意味

  • -scope (語幹) : “見る” (to look or observe) という意味

「microscope」は、“micro” + “scope” = “小さいものを見る装置” という直感的な構成になっています。

関連語・派生語:


  • microscopic (形容詞): 顕微鏡でしか見えないほど小さい

  • microscopically (副詞): 顕微鏡レベルで、微細に

  • microscopy (名詞): 顕微鏡を使った観察・研究、顕微鏡学

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個):


  1. use a microscope (顕微鏡を使う)

  2. under the microscope (顕微鏡下で、綿密に調べられている)

  3. compound microscope (複式顕微鏡)

  4. electron microscope (電子顕微鏡)

  5. light microscope (光学顕微鏡)

  6. calibrate the microscope (顕微鏡を調整する)

  7. microscope slide (顕微鏡スライド)

  8. microscope lens (顕微鏡レンズ)

  9. binocular microscope (双眼顕微鏡)

  10. scanning microscope (走査型顕微鏡)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ギリシャ語の “mikros” (小さい) と “skopein” (見る) が語源です。

  • 17世紀頃にラテン語を経由し、科学機器名として定着しました。

ニュアンス:


  • 「microscope」は科学的・専門的な用語としてのイメージが強いです。

  • 研究室や学校の理科の授業、医学分野などで頻繁に登場します。一般会話でも、「详しく調べる・精査する」という比喩として “under the microscope” (綿密に調べる) が使われたりします。

使用時の注意点:


  • 主に文書(学術論文、研究報告)やスピーチで用いられる傾向がありますが、日常会話でも理科関連の話で出てきます。

  • カジュアルな口語表現では比喩的に “put someone under the microscope” (誰かを詳細に調べる) のように使われることもあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算名詞): a microscope / microscopes

  • 数える際は “one microscope” “two microscopes” のように扱います。

一般的な構文例:


  • “to look at something under a microscope” → 「~を顕微鏡で観察する」

  • “to place a sample on the microscope slide” → 「サンプルを顕微鏡スライドに載せる」

イディオム:


  • “under the microscope”: (比喩的に)徹底的に調べられている、細かく批査されている

フォーマル/カジュアル:


  • 科学的・学術的文脈ではフォーマルな場面が多いですが、口語的にも比喩表現として登場します。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I saw some interesting bacteria under the microscope today in class.”

    (今日の授業で顕微鏡を使って面白いバクテリアを見たよ。)


  2. “Have you ever used a microscope to look at pond water?”

    (池の水を顕微鏡で観察したことある?)


  3. “We need a microscope to figure out what's causing this mold on the bread.”

    (このパンに生えているカビの原因を調べるには、顕微鏡が必要だね。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our laboratory has invested in a new electron microscope for more detailed analyses.”

    (弊社の研究所は、より詳細な分析のために新しい電子顕微鏡を導入しました。)


  2. “We are currently under the microscope of regulatory agencies investigating our product.”

    (我々の製品は、現在当局によって徹底的に精査されています。)


  3. “Before finalizing any conclusion, we should place the data under the microscope.”

    (結論を出す前に、データを細かく精査すべきです。)


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The cell structure was observed under a high-powered microscope.”

    (高倍率の顕微鏡で細胞構造が観察されました。)


  2. “Microscopy techniques have revolutionized our understanding of nanomaterials.”

    (顕微鏡技術はナノ材料の理解を飛躍的に進歩させました。)


  3. “In this study, we employed a scanning electron microscope to examine the surface morphology.”

    (本研究では、走査型電子顕微鏡を用いて表面形態を調べました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • magnifying glass (拡大鏡) : 日常的に使う簡易的な拡大レンズ。顕微鏡ほど高倍率ではない。

  • telescope (望遠鏡) : 遠くを見る器具。反対の方向(遠方を観察)に使う道具という意味では対照的な位置づけ。

使い方の違い:


  • microscope は極小の対象を見るため、理科や研究分野で用いられる。

  • magnifying glass は虫眼鏡程度で、手軽に使うイメージ。

  • telescope は遠距離の星や風景の観察に使う装置。

反意語:


  • 「顕微鏡」に対する直接的な反意語は特にありませんが、用途の反対としては “telescope” と比較されることが多いです。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA:


  • アメリカ英語: /ˈmaɪkrəˌskoʊp/

  • イギリス英語: /ˈmaɪkrəskəʊp/

アクセントの位置:


  • 最初の音節 “mi-” に弱めのアクセントがあり、強く聞こえるのは “cro” に近い部分です。「マイ・クロ・スコープ」のように発音されることが多いです。

  • アメリカ英語は語尾が “-skoʊp”、イギリス英語は “-skəʊp” と変化する点に注意。

よくある発音の間違い:


  • “micro-” を “maɪ-cru-” ではなく “maɪ-kro-” としっかり k 音で発音しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “microscope” のつづりを “microscop” として最後の “e” を落としてしまう。

  2. 類似語との混同: “telescope” と意味を混同しないよう注意。観察対象が「遠く」か「小さいもの」かで使い分ける。

  3. TOEICや英検などの試験対策: 科学や医療分野のリーディング問題で登場する場合があり、特に専門用語として出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「micro=小さい」+「scope=見る」 というイメージで “小さいものを見る道具” と覚えるとわかりやすいです。

  • “マイ・クロス・コープ” とリズムよく発音を練習しながら覚えると、印象に残りやすいでしょう。

  • 理科の授業や研究室のイメージと結びつけて、バクテリアや細胞を覗いている風景を思い浮かべるとさらに記憶に定着します。

これで「microscope」の解説は以上です。学習にぜひお役立てください!

意味のイメージ
microscope
意味(1)

顕微鏡

TOEIC英単語(TSL) / リスニング問題

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