最終更新日:2024/06/12
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revision

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元となった辞書の項目

revision

名詞

〈C〉(…の)改正(改訂)校閲《+of+名》 / 〈C〉改訂版 / 〈U〉《英》復習《米》review)

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エッセイを提出する前に、改訂をしなければなりません。

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解説

以下では、名詞「revision」(リヴィジョン)について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)


  • 英語: revision

  • 日本語: 「修正」「改訂」「見直し」「復習」など

「revision」は、何かの内容を見直して修正・変更を加える行為や、学習範囲を復習するときにも使われる単語です。文書や計画の「改訂・修正の過程」、あるいはテスト前の「復習」など、幅広い場面で使われます。

品詞


  • 名詞 (noun)

英語での活用

「revision」は名詞ですので、可算・不可算両方の文脈で使われます。


  • 単数形: revision

  • 複数形: revisions

関連する他の品詞と例


  • 動詞: revise (例: I will revise my report.「レポートを修正します」)

  • 形容詞: (あまり一般的ではありませんが) revisional (例: revisional surgery「修正手術」)

CEFRレベルの目安


  • B2 (中上級)

    学術的な文脈や仕事での会議資料修正、または試験前の「復習」などでよく使われる語です。高校生・大学生レベルの英語学習者が頻繁に目にする単語といえます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語「re-」: 「再び」「もう一度」

  • 語幹「vis」: 「見る」 (ラテン語の “videre” に由来)

  • 接尾語「-ion」: 「~という行為や状態」を表す名詞化の要素

これらが組み合わさって「(もう一度)見ること → 手直しすること → 修正・改訂・復習」という意味になったと考えられます。

詳細な意味


  1. 文書・情報などの修正や改訂


    • 文書や計画を見直して修正・変更を加えること。


  2. 学習範囲を「復習」する行為(主にイギリス英語圏でよく使われる)


    • テスト前に勉強内容を振り返ること。


よく使われるコロケーションと関連フレーズ(計10個)


  1. make a revision(修正を加える)

  2. final revision(最終修正/改訂)

  3. draft revision(草稿の修正)

  4. policy revision(方針の改訂)

  5. revision process(修正・改訂プロセス)

  6. revision notes(復習ノート)

  7. schedule revision(スケジュールの見直し)

  8. proposal under revision(修正中の提案)

  9. slight revision(わずかな修正)

  10. major revision(大幅な改訂)


3. 語源とニュアンス

語源

ラテン語の「revidēre」(re- 「再び」+ vidēre 「見る」)がもとの形です。その後、フランス語や中英語を経て「revision」という形になりました。

ニュアンス・使用時の注意


  1. 修正・改訂のニュアンス


    • ドキュメントやレポートの内容や計画を再検討し、「書き直す」ニュアンスが強いです。


  2. 復習のニュアンス


    • 特にイギリス英語では、「revision」というと試験に向けた学習の復習を指すことが多いため、文脈を見る必要があります。


フォーマル寄りではありますが、学習シーンではカジュアルにも使われます。ビジネスや学術的文書では比較的フォーマルに、日常会話で一部の地域(特にイギリス)では「復習」の意味としてもカジュアルに使われます。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文


  • 名詞として「~を行う」「~をする」という形にしやすいです。

    例: I need to do some revision.(復習しなきゃ)

    例: The document needs a thorough revision.(文書には徹底した改訂が必要だ)

イディオムや慣用句

特定のイディオムは少ないですが、下記のように動詞との組み合わせが多いです。


  • to make a revision

  • to do revision (≒ to revise for an exam, 主にイギリス英語)

可算・不可算の区別


  • 「a revision / the revision」と個別の修正作業や改訂版を指す場合 → 可算名詞

  • 「revision」に学習(復習)としての行為を広く指す場合 → 不可算名詞として扱うこともある


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. I have an important test tomorrow, so I’m going to do some revision tonight.

    (明日大事なテストがあるから、今夜は復習する予定なんだ。)

  2. My essay needs a quick revision before I submit it.

    (提出前にちょっとだけエッセイを手直ししないと。)

  3. Could you check my draft for any revisions?

    (下書きに修正点がないか見てもらえない?)

ビジネスシーンでの例文


  1. We need a major revision of our marketing strategy to increase sales.

    (売上を伸ばすには、マーケティング戦略の大幅な改訂が必要だ。)

  2. The document is under revision, so please wait for the final version.

    (書類は現在修正中ですので、最終版をお待ちください。)

  3. Let’s finalize the plan after one more revision next week.

    (来週、もう一度修正を加えてから計画を最終決定しましょう。)

学術的な文脈での例文


  1. The journal asked me to submit a revision based on the reviewers’ comments.

    (ジャーナルから査読者のコメントに基づいた修正版の提出を求められた。)

  2. Her thesis underwent multiple revisions before it was finally published.

    (彼女の論文は、最終的に出版されるまでに何度も改訂が行われた。)

  3. Students often need thorough revision sessions before final exams.

    (学生たちは期末試験前に入念な復習の時間が必要となる。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. modification(修正)


    • 「素早い調整」や「変更」に焦点。

    • 例: We made a minor modification to the design.


  2. amendment(修正・改正)


    • 文書や法案に対して正式に修正を加える場合に使われることが多い。


  3. edit(編集)


    • テキストや映像などを編集する場合に多用される表現。


  4. review(見直し)


    • 「レビューする、再検討する」という幅広い意味。日常的にもビジネスでもよく用いられる。


  5. overhaul(抜本的な見直し)


    • 「徹底的な点検・修理」に近い大規模な修正を表す。


反意語 (Antonyms)


  1. original (オリジナルの)


    • 「改訂前の」というニュアンスを強調。


  2. unchanged (変わらない)


    • 「手を加えていない」という状態を表す。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語 (AmE): /rɪˈvɪʒən/

  • イギリス英語 (BrE): /rɪˈvɪʒ(ə)n/

強勢(アクセント)の位置


  • 「vi」にストレスが置かれます: re-VI-sion

発音時の注意


  • 「re-」の母音は短く、弱く発音される傾向があります。

  • 「vi」の部分は「ヴィ」のようにはっきりと発音し、/ˈvɪ/ のあたりにアクセントがきます。

  • -sionが「ʒən」(ジャン)のように発音される点もポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • revition などと書いてしまうミスが多い。

    • 「visi」の部分を確実に「visi」と覚えるのが大切です。


  2. 「review」との混同


    • 「review」は「見直す」「再検討」「評論する」など幅が広いが、「revision」は「修正/復習」の行為に焦点がある。


  3. イギリス英語とアメリカ英語での使い方


    • イギリス英語では「(テスト前の)復習」全般に使われやすいが、アメリカ英語では「修正・改訂」の意味で使われることが多い。


  4. 資格試験での出題傾向


    • TOEICや英検でも文書の修正やビジネス文脈での「revision」に関する問題が出る場合がある。

    • 論説文などで「revision of the treaty(条約の改訂)」などのフレーズが出てくることもある。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「re- (再び) + vis (見る) + ion (名詞)」→ 再度見ること → 「修正」「改訂」「復習」と覚えると理解しやすいです。

  • 「revise」「revision」がセットになっているとイメージしやすいです。動詞「revise」(修正する/復習する)から名詞形「revision」を連想しましょう。

  • 学校の「リビジョンタイム」(revision time)を「復習の時間」としてイメージすると記憶しやすいです。


以上が名詞「revision」の詳細な解説です。文書や計画を見直して修正をする場面やテスト勉強の復習を指す場面など、さまざまに応用できる便利な単語です。ぜひ覚えて活用してみてください。

意味のイメージ
revision
意味(1)

〈C〉(…の)改正(改訂)校閲《+of+

意味(2)

〈C〉改訂版

意味(3)

〈U〉《英》復習《米》review)

TOEIC英単語(TSL) / リスニング問題

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