最終更新日:2025/11/18
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《仕事・人》を監督する, を統括する

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元となった辞書の項目

oversee

動詞

《仕事・人》を監督する, を統括する

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チームリーダーとして、プロジェクトを統括し、すべてが軌道に乗るようにするのが私の仕事です。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: oversee

品詞: 動詞 (Verb)

意味(英語): to watch over, supervise, or manage someone or something

意味(日本語): 監督する、管理する、見守る

日本語で言うと、人や仕事の進捗を「上から見て管理・監督する」というようなイメージの単語です。特に仕事やプロジェクトの現場で「全体を見渡して統括する」といったニュアンスで使われます。


  • 活用形:


    • 現在形: oversee

    • 過去形: oversaw

    • 過去分詞形: overseen

    • 現在分詞形: overseeing


  • 他の品詞例:


    • overseer (名詞): 監督者

    • oversight (名詞): 監視、監督(※ただし「見落とし」という意味もあり要注意)


  • CEFRレベル: B2(中上級)

    「日常会話はある程度できるが、ビジネスや専門分野の会話でさらに深く表現したい人向け」のレベル。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • over + see

    • 「over」は「上から」「超えて」という意味を持つ接頭語的な要素で、「see」は「見る」という意味。

    • 組み合わさることで「上から俯瞰して見る→監督する、監視する」といった意味を形成。


  • 関連語や派生語:


    • oversee → overseer (監督者)

    • oversee → oversight (監督、監视、または見落とし)


  • よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個):


    1. oversee operations(業務を監督する)

    2. oversee a project(プロジェクトを監督する)

    3. oversee the process(プロセスを見守る)

    4. oversee finances(財務を管理する)

    5. oversee staff(スタッフを統括する)

    6. oversee day-to-day activities(日常業務を監督する)

    7. oversee production(生産を監督する)

    8. oversee implementation(導入・実施を監督する)

    9. oversee a campaign(キャンペーンを管理する)

    10. oversee the entire operation(全体の業務を監督する)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    古英語の “ofer” (over) + “sēon” (see) に由来します。もともとは「上から見る」という文字通りの意味を持ち、転じて「管理・監督する」ニュアンスになりました。


  • ニュアンスや使用時の注意点:


    • ビジネス文書や公式文書にもよく使われ、ややフォーマルな響きがあります。

    • “oversee” と “overlook” は似ているようで異なり、特に “overlook” には「見落とす」という逆の意味もあるため要注意。

    • 全体を統括する管理者的な立場で用いられることが多いです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法ポイント:


    • 他動詞 (transitive verb) として「何かを監督する」と目的語を伴う形が基本です。

    • 目的語には「プロジェクト」「業務」「チーム」などが来やすいです。


  • 一般的な構文例:


    • oversee + 名詞

    • 例: “She oversees the entire department.”(彼女は部署全体を監督している。)


  • イディオムや言い回し:

    特に決まったイディオムは少ないですが、「to oversee something from start to finish」などの言い方で「初めから終わりまで監督する」というニュアンスを出すことが多いです。


  • フォーマル/カジュアル:


    • ビジネスや公的な場面でよく用いられる(フォーマル寄り)。

    • カジュアルな会話では “manage” や “watch over” などを使う場合も多いです。



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I have to oversee my little sister’s homework tonight.”

    (今夜は妹の宿題を見てあげないといけないんだ。)

  2. “Can you oversee the kids while I’m out?”

    (私が出かけている間、子どもたちを見ていてくれる?)

  3. “My mom used to oversee all our activities until we were in high school.”

    (高校生になるまでは、母が私たちのやること全部を監督していたんです。)

ビジネス (フォーマル)


  1. “He oversees multiple departments in the company.”

    (彼は会社の複数の部署を監督している。)

  2. “We hired a project manager to oversee the new software launch.”

    (新しいソフトウェアのローンチを監督するために、プロジェクトマネージャーを雇いました。)

  3. “She is responsible for overseeing the budget and ensuring cost efficiency.”

    (彼女は予算を監督し、費用効率を確保する責任があります。)

学術的・専門的な文脈


  1. “A committee was formed to oversee the ethics of clinical trials.”

    (臨床試験の倫理面を監視するために委員会が設立された。)

  2. “The head researcher oversees all aspects of data collection and analysis.”

    (主任研究者はデータ収集と分析のあらゆる面を監督している。)

  3. “Government agencies oversee regulations to maintain public safety.”

    (政府機関は公共の安全を維持するために規制を監督している。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. supervise(監督する)


      • oversee よりやや直接的な「監督・監視」のニュアンス。

      • 例: “She supervises the new interns.”


    2. manage(管理する)


      • 人やリソースなどを組織化して運用する意味が強い。

      • 例: “He manages a team of five engineers.”


    3. monitor(モニターする)


      • 監視や観察を継続的に行うニュアンス。

      • 例: “We need to monitor the system performance.”



  • 反意語 (使われ方により):


    • neglect(無視する、怠る)

    • ignore(無視する)

    • overlook(見落とす)

    • ※oversee と見た目が似ているが、意味が逆方向になる場合があるので注意。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˌoʊvərˈsiː/ (米), /ˌəʊvəˈsiː/ (英)

  • アクセントの位置: “o-ver-SEE” の最後の “see” の部分に強勢が置かれる。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • アメリカ英語: [oʊ](オウ) のような音。

    • イギリス英語: [əʊ](オウ) のような音。


  • よくある発音の間違い:


    • “over-SEE” の “see” の母音が「シー」ではなく「スィー」となり、微妙に濁ってしまう場合があるので注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: oversee / oversea / overseas と混同しやすい。


    • “oversea(s)” は「海外(の)」を表す形容詞・副詞(overseas)

    • “oversee” は「監督する」


  • 同音異義語との混同:


    • “oversee” と “overseas” (発音も若干違うが似ているため要注意)。


  • 資格試験での出題傾向:


    • ビジネスシーンや管理職の職務描写を問う問題で出題されることがある(TOEIC など)。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のヒント:


    • 「over + see」で「上から見る」というイメージを持つと、「監督する」が定着しやすい。

    • 「overlook(見落とす)」と対比させると、一方は「監督する」、もう一方は「見落とす」と覚えられて効率的。


  • スペリングのポイント:


    • “sea” (海) や “overseas” と混ざらないように、“see(見る)”のスペルをしっかり確認。


  • 勉強テクニック:


    • ビジネス記事や管理職のジョブディスクリプション(職務記述書)で多用されるため、そうした文章を読む習慣をつけると自然に定着しやすい。


以上が「oversee」の詳細解説になります。ぜひビジネスや管理業務などで使ってみてください。監督・管理というニュアンスを念頭に置きつつ、スペリングや文脈での使い方を注意すれば、誤用を防げます。

意味のイメージ
oversee
意味(1)

《仕事・人》を監督する, を統括する

プロジェクトマネージャーとして、プロジェクトの最初から最後までを統括するのが私の役目です。

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