workbook
「workbook」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語: workbook
日本語: ワークブック(練習問題や演習問題が掲載されている学習用の本)
意味の説明
- 英語: A workbook is a type of book containing practice exercises and problems to help learners practice and reinforce what they have studied.
- 日本語: ワークブックは、勉強した内容を練習・確認するための問題が掲載された学習用の本です。学校や学習塾での使用や、独学で問題演習をしたいときにも用いられる、実践的な教材というニュアンスがあります。
品詞と活用
- 品詞: 名詞 (noun)
- ワークブックの活用形: 数えられる名詞のため、単数形 “workbook”、複数形 “workbooks” があります。
- 単数: a workbook / the workbook
- 複数: workbooks
- 単数: a workbook / the workbook
他品詞など
「workbook」は一般的に複合名詞として使います。動詞形や形容詞形はありませんが、関連する語としては “work” や “book” の様々な形(動詞形 “to work”、名詞形 “work”、名詞 “book” など)を派生させることができます。
CEFRレベルの目安
- B1(中級)
学校で使う教材としては頻出し、日常英語圏でも学習教材として頻繁に使われるため、内容としては中級程度で理解できる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- work + book
- work: 「作業・勉強・仕事をする」という意味
- book: 「本」という意味
- work: 「作業・勉強・仕事をする」という意味
この2つを組み合わせて、「勉強用/演習用の本」という意になる複合語です。
関連語やコロケーション
- elementary math workbook(初等数学のワークブック)
- grammar workbook(文法のワークブック)
- fill in the workbook(ワークブックに書き込む)
- workbook exercises(ワークブックの練習問題)
- digital workbook(デジタル版のワークブック)
- workbook answer key(ワークブックの解答集)
- language workbook(語学学習用ワークブック)
- interactive workbook(インタラクティブ型ワークブック)
- workbook assignment(ワークブックの課題)
- self-study workbook(独習用ワークブック)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「work(作業)」+「book(本)」という、英語における一般的な複合語です。19世紀頃から教育現場で使われるようになったとされ、練習や演習を繰り返すことで理解を深めるために編纂されてきました。
ニュアンス・使用時の注意点
- どちらかというとカジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、教育現場や学習教材としての文脈が強い単語です。
- 口語でも「I need a new workbook.」のように自然に使われ、ビジネスシーンや学生生活で頻出します。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun) なので、a workbook / two workbooks / many workbooks のように扱います。
- 文法上のポイントとしては、単なる名詞として「ワークブックそのもの」を指す以外に、
- 「I’m working on my workbook (ワークブックに取り組んでいる)」
- 「Please complete these exercises in the workbook (ワークブックの練習問題をやってください)」
といった構文がよく用いられます。
- 「I’m working on my workbook (ワークブックに取り組んでいる)」
イディオムや定型表現
- 固有のイディオムは特にありませんが、教育や学習関連の文脈で「workbook」が使われるフレーズは多く見られます。
5. 実例と例文
ここでは、それぞれ日常会話・ビジネス・学術的な文脈ごとに3例ずつ挙げます。
日常会話での例文
英語: “Do you have your math workbook with you today?”
日本語訳: 「今日、数学のワークブックを持ってきていますか?」英語: “I forgot to do the exercises in my workbook last night.”
日本語訳: 「昨夜、ワークブックの練習問題をやり忘れちゃったよ。」英語: “Could I borrow your Spanish workbook to review some exercises?”
日本語訳: 「スペイン語のワークブックを少し復習するために借りてもいいかな?」
ビジネスシーンでの例文
英語: “Please complete the training workbook before attending the workshop.”
日本語訳: 「ワークショップに参加する前に、このトレーニング用ワークブックを仕上げてください。」英語: “We’ve updated the sales workbook with the latest market data.”
日本語訳: 「最新の市場データを使って、販売用のワークブックを更新しました。」英語: “Our new employees are required to go through the orientation workbook.”
日本語訳: 「新入社員は、オリエンテーション用のワークブックを全て行う必要があります。」
学術的/教育的な文脈での例文
英語: “This workbook provides supplementary exercises to reinforce the textbook content.”
日本語訳: 「このワークブックは、教科書の内容を補強するための演習問題を提供しています。」英語: “Professors recommend using a workbook to practice statistical analysis.”
日本語訳: 「教授は、統計分析の演習にはワークブックの使用を推奨しています。」英語: “Each chapter of the workbook includes a section for reflection and self-assessment.”
日本語訳: 「ワークブックの各章には、振り返りと自己評価のセクションが含まれています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- exercise book(演習帳)
- 一般に書き込むスペースがあり、学生用に使われる点で「workbook」に近いです。
- 一般に書き込むスペースがあり、学生用に使われる点で「workbook」に近いです。
- practice book(練習用の本)
- 「practice」を強調している点が違いですが、実質的には似た意味となります。
- 「practice」を強調している点が違いですが、実質的には似た意味となります。
- activity book(アクティビティ集の本)
- 子ども向けの塗り絵やパズルアクティビティがあるなど、もう少し気軽な練習が多い場合にも使われます。
これらはいずれも「演習問題が載っている本」を指しますが、「workbook」はより体系的・学習的色合いが強いというニュアンスがあります。
反意語 (Antonyms)
厳密な反意語は存在しませんが、「workbook」が問題演習書としての役割を担うのに対し、
- textbook(教科書)
- reference book(参考書)
などは本来の学習内容を解説する「読むための本」という点で、利用目的が異なります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ˈwɝːk.bʊk/
- イギリス英語: /ˈwɜːk.bʊk/
アクセントの位置
- 「work」の部分 (語頭) にアクセントがあります: WORKbook
よくある発音の間違い
- 「work」の母音を /o/ のように短くしてしまったり、「book」の /ʊ/ を /uː/ と伸ばしすぎてしまうケースが見られます。
- 特に、日本語話者は「ウォークブック」「ワークブック」など母音の違いに注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “workbook” は一続きで書きます。“work book” と分けてしまったり、音を頼りに “workbok” のようにしてしまわないよう注意。
- 同音や似た単語との混同: “workplace” や “workstation” など、同じ “work” で始まる単語が多数あるので文脈をしっかり押さえる。
- 試験対策: TOEIC や英検などでは、ビジネスや学習場面の文章中に自然に出てくる単語として出題されることがあります。意味を把握しておくと長文読解で役立ちます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「work + book」=「作業用の本」 というシンプルなイメージで覚えるとわかりやすいです。
- スペリングは「work」「book」をつなげるだけと覚えておくとスペルミスが減ります。
- 「文字通り、やる(work)×本(book)」と思えば、練習問題を解くための本というイメージが強く残ります。
以上が「workbook」の詳細解説です。問題演習や実践に特化した「学習用の本」という意味が土台にあり、教育現場や個人学習でも広く用いられる単語です。ぜひ、勉強や受験、資格学習などに積極的に活用してみてください。
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