最終更新日:2025/12/05

(軍人やアメリカンフットボール,ホッケーなどの運動選手,消防夫,坑夫などが頭を保護するためにかぶる)ヘルメット,鉄かぶと / (中世の武士が用いた)かぶと / (フェンシングの)面

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元となった辞書の項目

helmet

名詞

(軍人やアメリカンフットボール,ホッケーなどの運動選手,消防夫,坑夫などが頭を保護するためにかぶる)ヘルメット,鉄かぶと / (中世の武士が用いた)かぶと / (フェンシングの)面

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彼は戦闘に向かう前にヘルメットをかぶりました。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: helmet

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語)

A hard protective covering worn on the head, typically to prevent injuries.

意味(日本語)

頭を守るために装着する硬い保護用のかぶと、ヘルメットのことです。

例えば、自転車やバイクに乗るとき、工事現場など危険な場所で作業するときに頭を保護するために使われます。「何かから頭を守るためにかぶるもの」というニュアンスがある、非常に実用的な単語です。

CEFRレベル目安: B1(中級)

→ 「helmet」は比較的日常的な単語ですが、工事現場や乗り物など、特定の場面で頻繁に使われるため、中級程度で学ぶと便利です。

活用形


  • 名詞のため、動詞のような時制変化はありません。

  • 複数形: helmets

他の品詞形


  • 「helm」という動詞・名詞が存在しますが、「helmet」とは少し意味が異なり、船の舵を取ることなどを指す場合があります。


2. 語構成と詳細な意味

「helmet」は、歴史的には「helm」に由来しており、-et という接尾辞が小さいもの・縮小形を示す名残があります。ただし、現代英語では「helm」と「helmet」には直接的な活用関係はありません。

関連語・派生語


  • 「helm」(名詞/動詞):舵やかじ取りをする、(名詞として)かじ取り装置

  • 「helmeted」(形容詞):ヘルメットをかぶった状態を表す

よく使われるコロケーション(10個)


  1. motorcycle helmet(オートバイ用ヘルメット)

  2. bicycle helmet(自転車用ヘルメット)

  3. safety helmet(安全ヘルメット)

  4. protective helmet(防護ヘルメット)

  5. helmet strap(ヘルメットのストラップ)

  6. put on a helmet(ヘルメットをかぶる)

  7. wear a helmet(ヘルメットを着用する)

  8. remove your helmet(ヘルメットを脱ぐ)

  9. helmet law(ヘルメット着用義務に関する法律)

  10. crash helmet(衝撃吸収型のヘルメット)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 中英語の “helm” に、フランス語由来の接尾語 “-et” (小さいものを表す) が付いた形とされています。もともとは金属製の頭防具全般を指して用いられてきました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 現在はスポーツや工事現場、軍用など幅広い文脈で使われますが、すべて「頭部を守る」という共通点があります。

  • 口語・文章どちらでもカジュアルからフォーマルまで幅広く使用され、特にフォーマル・カジュアルの意識はあまりありません。安全規則や規定などについて話し合うビジネス文書でもよく登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「helmet」は可算名詞なので、「a helmet」「the helmet」「many helmets」のような形で使います。

  • 「wear a helmet」「put on a helmet」などの動詞と組み合わせやすい単語です。

一般的な構文


  1. (主語) + wear + (形容詞) + helmet


    • 例: He wears a shiny motorcycle helmet. (彼はピカピカのバイク用ヘルメットをかぶっている)


  2. (主語) + put on / take off + helmet


    • 例: She put on her helmet before riding her bike. (彼女は自転車に乗る前にヘルメットをかぶった)



  • イディオム的に特別扱いされる構文は少ないですが、安全や保護に関わる文脈でよく登場します。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Don’t forget to wear your helmet when you ride your bike.”

    「自転車に乗るときはヘルメットを忘れずにつけてね。」

  2. “I just bought a new helmet for my scooter.”

    「スクーター用に新しいヘルメットを買ったんだ。」

  3. “That helmet really suits you!”

    「そのヘルメット、すごく似合うよ!」

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “All personnel are required to wear safety helmets on the construction site.”

    「工事現場では全ての作業員が安全ヘルメットを着用する必要があります。」

  2. “Please ensure that our company’s logo is visible on each employee’s helmet.”

    「従業員のヘルメットには、会社のロゴが見えるようにしてください。」

  3. “We need to revise our helmet policy to meet the new safety standards.”

    「新しい安全基準に合わせるために、ヘルメットの規定を改訂する必要があります。」

学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “The study examined the effectiveness of different helmet materials in reducing impact forces.”

    「この研究は異なるヘルメット素材が衝撃力を減らす効果を検証しました。」

  2. “Helmet compliance is a critical factor in preventing sports-related head injuries.”

    「スポーツ関連の頭部外傷を防ぐには、ヘルメットの着用遵守が重大な要因となります。」

  3. “Recent technological advancements have led to helmets with improved ventilation and structural integrity.”

    「最近の技術の進歩により、換気性や構造強度が向上したヘルメットが開発されています。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. headgear (頭を覆うもの全般)


    • “headgear” は頭にかぶるすべてのものを指すため、「helmet」よりも広い意味合いを持ちます。


  2. protective headwear (保護用頭部装着具)


    • 一般的に、安全用具としての頭部カバーを広く指す表現です。


  3. hard hat (工事現場などで使われるヘルメット)


    • 特に建設現場や工業用の安全ヘルメットを強調する際に使われます。


反意語

「helmet」の直接的な反意語はあまりありませんが、「unprotected head(無防備な頭部)」のように対比的に使われる場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /ˈhɛl.mɪt/

  • イギリス英語: /ˈhelmət/

強勢(アクセント)


  • 最初の音節「hel-」にストレスがあります。

よくある発音間違い


  • 最後の “-met” を “-mit” や “-mate” などと発音してしまう場合があるので注意が必要です。英語では「ヘルミット」とは言わず、「ヘルメット」または「ヘルミト」に近い音になります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:helm・et のスペルを “helmat” や “helmut” と書いてしまうことがあるので注意しましょう。

  • 同音異義語との混同はあまりありませんが、発音が近い “helmet” と “helmut”(名前) を混同しないように気をつけてください。

  • TOEICや英検などでは、工事現場や安全管理に関する文章や、乗り物に関連する設問で登場する可能性があります。単語だけではなく「helmet requirement」、「wearing a helmet is mandatory」などの表現の把握も大切です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「helm(かじを取る)+ et(小さいもの)」というイメージで覚えると、「頭を守りコントロールする(helm)」という意味につながっていると連想しやすいかもしれません。

  • 「Help me(ヘルプミー)」と「helmet(ヘルメット)」の響きが似ているので、「頭を助けるもの=ヘルメット」と関連づけて覚えるのも手です。

以上が「helmet」の詳細な解説です。自転車やバイク、工事現場など、安全を確保するために欠かせないアイテムとして覚えておくと、英会話やビジネス文書でも役立つでしょう。

意味のイメージ
helmet
意味(1)

(軍人やアメリカンフットボール,ホッケーなどの運動選手,消防夫,坑夫などが頭を保護するためにかぶる)ヘルメット,鉄かぶと

意味(2)

(中世の武士が用いた)かぶと

意味(3)

(フェンシングの)面

TOEIC英単語(TSL) / 英訳 / 4択問題

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