最終更新日:2025/12/04

【形】建築術(学)の;建築の

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元となった辞書の項目

architectural

【形】建築術(学)の;建築の

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解説

以下では、architectural という英単語について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: architectural

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): relating to or concerning architecture

意味(日本語): 建築の、建築学の

「建築に関わる事柄に用いられる形容詞です。例えば、建築のデザインや構造、様式などについて説明をするときに使われます。建物や空間について話すときに役立つ単語です。」

活用形


  • 原形: architectural

  • 副詞形: architecturally (建築上、建築的に)

  • 関連名詞形: architecture (建築学、建築物)

  • 関連動詞形: なし (”architectural”は形容詞のため、動詞形はありませんが、to designなどで代用します。)

他の品詞への派生


  • architect (名詞): 建築家

  • architecture (名詞): 建築学、建築物

  • architectonic (形容詞): 構造上の、建築学的な(やや専門的)

CEFRレベルの目安


  • B2 (中上級)

    専門分野(建築など)に関わる単語としては、やや専門性が高いため、通常の日常会話レベルよりも高めに設定できます。


2. 語構成と詳細な意味


  • architect + -ure + -al


    • architect: 「建築家」という意味の名詞

    • -ure: 「状態・行為」を表す名詞化語尾(ラテン系由来)

    • -al: 「~の、~に関する」という意味を持つ形容詞化語尾


このように、architecture(建築・建築学)に形容詞化の語尾-alが付いて、“建築に関する”という意味になっています。

関連するコロケーションやフレーズ(10個)


  1. architectural design(建築デザイン)

  2. architectural style(建築様式)

  3. architectural plan(建築計画)

  4. architectural structure(建築構造)

  5. architectural firm(建築事務所)

  6. architectural heritage(建築遺産)

  7. architectural masterpiece(建築の傑作)

  8. architectural element(建築要素)

  9. architectural drafting(建築図面作成)

  10. architectural innovation(建築の革新)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    architect はギリシャ語の「archi-(首位の、リーダー的な)」と「tekton(大工、工匠)」に由来します。これに「-ure」が付いて「architecture(建築学、建築)」を表し、そこから「-al」によって形容詞化されました。


  • ニュアンス:

    学術的な語感や少しフォーマルな響きを持ちます。建物や空間デザインについて、専門的に説明するときに使われることが多いですが、一般会話でも「建築上の」「デザインに関する」というニュアンスを伝える場合に有用です。


  • 使用時の注意点:

    カジュアルな場面で単に「デザインがいいね」と言いたい場合は cool design などで済ませる事が多いです。一方、フォーマル・専門的な文脈で「建築について詳しく述べる」際には architectural を使用します。



4. 文法的な特徴と構文


  • architectural形容詞なので、名詞の前に置く使い方が最も一般的です (例: an architectural plan)。

  • 官公庁文書や建築専門書などではフォーマルに用いられますが、日常会話でも「建築的な要素」という意味を強調したいときにカジュアルに使われることはあります。

使用例構文


  • (adjective + noun)

    • This is an architectural marvel.

  • (subject + be + architectural) のパターンはあまり日常的ではなく、何かを延々と専門的に述べるような文脈で使われることがあります。

    • The building is architectural in its design.(やや不自然、フォーマルすぎる表現)


5. 実例と例文

以下の例文は口語・ビジネス・学術など、さまざまな文脈で示しています。

日常会話 (3例)


  1. “I love the architectural details of this old house; the carved doors are stunning.”

    (この古い家の建築的なディテールが大好き。彫刻された扉がとても魅力的だね。)


  2. “Did you see the new café downtown? It has a really unique architectural style.”

    (街の中心部にできた新しいカフェ見た?すごくユニークな建築様式だよ。)


  3. “I’m not an expert, but I appreciate good architectural design when I see it.”

    (専門家じゃないけど、素敵な建築デザインを見たらやっぱり感動するよ。)


ビジネスシーン (3例)


  1. “We have invited an architectural consultant to give us feedback on our office renovation plan.”

    (オフィスの改装計画に関して、建築コンサルタントに意見をもらうため招待しました。)


  2. “Our firm specializes in architectural solutions for sustainable urban development.”

    (当社は持続可能な都市開発のための建築的ソリューションを専門としています。)


  3. “We need to finalize the architectural blueprint by the end of the month.”

    (今月末までに建築の設計図を確定させる必要があります。)


学術・専門文脈 (3例)


  1. “This paper explores the architectural evolution of Gothic cathedrals in medieval Europe.”

    (この論文は中世ヨーロッパにおけるゴシック大聖堂の建築的な進化を探究します。)


  2. “His lecture covered the architectural principles that underpin modern skyscraper construction.”

    (彼の講義では、現代の超高層ビル建設を支える建築的原理が扱われました。)


  3. “The study analyzes the architectural impact of green roofs on energy consumption.”

    (その研究は、グリーンルーフがエネルギー消費に与える建築上の影響を分析しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. structural (構造上の)


    • 主に「構造」に注目するときに使います。architectural は「建築」に注目した形容詞です。


  2. architectonic (構造上の、建築学的な - 専門用語)


    • やや文語的・学術的な響きが強い単語です。


反意語 (Antonyms)


  • 直接的な反意語はありませんが、文脈によっては “non-architectural” や “non-structural” として “建築上の要素ではない” ことを示す場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(米国英語): /ˌɑːrkɪˈtɛktʃərəl/

    ・主な強勢は tec の部分にあります (ar-chi-TEC-tu-ral)。

  • IPA(英国英語): /ˌɑːkɪˈtɛktʃərəl/

    ・米国英語とほぼ同じですが、 /ɑː/ (長いアー音) の違いが少し強調されます。

よくある発音ミス


  • “archie” のように「アルキー」と発音してしまうミスや、/tʃ/ の音をうまく出せないミスなどが起こりやすいです。アクセントは tec の部分に置くのがポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:
    “archtectural” や “architechtural” といったスペルミスがよく起こります。語幹 architect + ur + al の順番を確認しましょう。

  • 同音異義語との混同:

    特にはありませんが、“architecture”(建築学)と混同しないように注意が必要です。

  • 試験対策での注意:

    TOEICや英検などで専門用語として登場することは少ないですが、技術系の読解問題またはニュース記事などで出題される可能性があり、形容詞としての用法をしっかり認識しておくとよいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「architect + (ure) + al → 建築の」という流れをイメージすると覚えやすいです。

  • 「アーキテクチャ」(architecture)+「アル」(al) なので、「建築+・・・の」という意味だと理解できます。

  • スペルの確認ポイント: “architect*ural” の "ur*" を抜かないように気をつけるとミスが防げます。


以上が architectural の詳細な解説です。建物やデザイン、都市計画など建築にまつわる話をする時に、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
architectural
意味(1)

建築術(学)の;建築の

TOEIC英単語(TSL) / 英訳 / 4択問題

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