最終更新日:2025/11/29

【名/C】(昆虫・鳥など)飛ぶもの / 飛行士 / 快速列車(バス,船) / 《米》ちらし,ビラ

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

flyer

【名/C】(昆虫・鳥など)飛ぶもの / 飛行士 / 快速列車(バス,船) / 《米》ちらし,ビラ

このボタンはなに?

公園でのコンサートのチラシを見ました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: flyer

品詞: 名詞 (まれに「flyer」という動詞形が使われることもありますが、非常に限定的です)

意味(英語): A flyer is a small handbill or leaflet advertising an event, product, or service. It can also mean “one who flies,” such as a pilot or a passenger on an airplane.

意味(日本語): 「フライヤー」は、イベントや商品、サービスなどを宣伝するための小さなチラシを指す単語です。また、「乗客」や「飛行士」など「飛ぶ人」を意味する場合もあります。

「フライヤー」というと、主に広告や宣伝用に配布されるチラシのイメージが強い単語です。英語圏でも、紙のチラシを「flyer」「flier」と表記することが多いです。日常的には「チラシを配る」「フライヤーをデザインする」などの文脈で使われます。

活用形(名詞として):


  • 単数形: flyer

  • 複数形: flyers

※動詞として頻繁に使用されるわけではないため、一般的な活用や変化形は「fly (飛ぶ)」の活用形に準じる、と考えておくとよいでしょう。

他の品詞になった時の例


  • 動詞 “to fly”: “fly – flew – flown” (飛ぶ)

  • 名詞 “a flight”: 飛行、その旅程

CEFRレベルの目安:


  • B1(中級)


    • チラシ配りやキャンペーンのような日常的な内容で使用されることが多いので、中級レベルでも接する機会がある単語です。



2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語・接尾語は特に含まれていません。語幹は “fly” (飛ぶ) + “-er” (〜する人、もしくは道具) と考えることもできますが、“flyer” は複合的に名詞形として定着したものです。

派生語や類縁語


  • flier (flyer の別綴り、同義)

  • flight (名詞: 飛行、旅程)

  • flying (形容詞または動名詞: 飛んでいる、飛行すること)

  • fly (動詞: 飛ぶ / 名詞: ハエ)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. hand out flyers → フライヤーを配る

  2. design a flyer → フライヤーをデザインする

  3. promotional flyer → 宣伝用フライヤー

  4. colorful flyer → カラフルなフライヤー

  5. digital flyer → デジタルフライヤー

  6. eye-catching flyer → 目を引くフライヤー

  7. print flyers → フライヤーを印刷する

  8. distribute flyers → フライヤーを配布する

  9. a frequent flyer → 飛行機をよく利用する人 (「上級会員」などのニュアンスで使われる)

  10. post flyers → フライヤーを掲示する


3. 語源とニュアンス

語源:


  • “fly” (飛ぶ) + “-er”(〜する人/〜するもの)から派生したと考えられます。最初は「飛行機に乗る人」「飛ぶもの」という意味でしたが、「飛ばして回覧される広告」「素早く配られるチラシ」のイメージから広告のチラシを指すようになりました。

ニュアンスと使用上の注意:


  • 現在、「flyer」は広告チラシの意味合いが強いため、日常会話やビジネスでのマーケティング文脈などで頻繁に使われます。

  • 「フライヤー」はカジュアルにもフォーマルにも使用可能ですが、正式な文書では「leaflet」や「brochure」のほうがややフォーマルで厚みがある印象です。

  • 「frequent flyer」は飛行機を頻繁に利用する人を指すため、航空会社のポイントプログラムに関連した文脈でよく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞: flyer は物理的なチラシ1枚を数えられるため、可算名詞です。

    例: “I made two flyers for the event.”


  2. 一般的な構文


    • give out/pass out flyers: 「フライヤーを配る」

    • design/print flyers: 「フライヤーをデザインする/印刷する」

    • frequent flyer program: 航空会社の「フリクエント・フライヤー・プログラム」


  3. 口語 / 文書表現


    • 口語でも文書でもさほど差はありませんが、正式なビジネス文書なら「leaflet」や「handbill」を使う場合も。

    • “flyer” は若干カジュアル寄りの響きがあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I got a flyer for a new restaurant opening downtown.”

    (ダウンタウンでオープンする新しいレストランのフライヤーをもらったよ。)


  2. “Would you mind handing out these flyers for our garage sale?”

    (ガレージセールのフライヤーを配ってくれない?)


  3. “I saw a flyer for a local concert on the bulletin board.”

    (掲示板に地元のコンサートのフライヤーが貼ってあったよ。)


ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “We need to design a professional flyer for our upcoming product launch.”

    (新商品のローンチのために、プロっぽいフライヤーを作る必要があります。)


  2. “Printing color flyers can be expensive, but it’s worth the investment.”

    (カラーのフライヤーを印刷するのは費用がかかりますが、その価値はあります。)


  3. “Let’s distribute flyers at the trade show to attract more customers.”

    (展示会でフライヤーを配って、より多くの顧客を呼び込みましょう。)


学術的・フォーマルな文脈 (3つ)


  1. “According to the marketing research, distributing flyers effectively increases brand awareness.”

    (マーケティング調査によると、フライヤーの配布はブランド認知度を効果的に高めます。)


  2. “The university published a flyer outlining their new scholarship program.”

    (大学は新しい奨学金プログラムの概要を記載したフライヤーを発行した。)


  3. “Researchers used flyers to recruit participants for the psychological study.”

    (研究者たちは心理学調査の参加者募集のためにフライヤーを利用した。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. leaflet (リーフレット) – 小冊子的なチラシ。ややフォーマルな印象。

  2. brochure (パンフレット) – 複数ページや折りたたみのある、より正式な印刷物。

  3. handbill (チラシ、ビラ) – 特に路上で配る簡単な広告用紙を指す古めの言い方。

  4. circular (回覧広告) – 配布される広告チラシ、しばしば雑誌などに挟まれる。

これらはすべて広告や宣伝用の印刷物を指しますが、サイズやページ数、一般的なイメージが少しずつ異なります。

反意語


  • 特定の反意語はありませんが、“digital ad” のような「オンライン広告」と対比することがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記:


  • アメリカ英語: /ˈflaɪ.ər/

  • イギリス英語: /ˈflaɪ.ə/

強勢(アクセント)の位置: “fly” の部分に強勢。


  • アメリカ英語は語尾の “r” を明確に発音し、イギリス英語では語尾が弱くなります。

よくある発音の間違い:


  • [flaɪ’ɚ] になりやすい(アメリカ英語)

  • [flaɪ’ə] になりやすい(イギリス英語)

  • “fly” の部分を “fry” と混同してしまわないように注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “flyer” と “flier” はどちらも使われます。同じ意味ですが、米国では “flyer” が一般的、英国では “flier” を使うこともあります。

  2. 同音異義語との混同: “fly” (ハエ) と区別が必要。ただし文脈でほぼ誤解はありません。

  3. TOEIC・英検などでの出題傾向:


    • ビジネス文脈(広告、マーケティング)でのリスニングやリーディング問題で出やすいです。

    • “frequent flyer” のポイントプログラムに関する記述が出る場合もあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「fly」という単語に「-er」がついた形だと覚えるとわかりやすいです。「飛んで配るもの」「素早く目に飛び込んでくる広告」のイメージを持つと定着しやすいです。

  • チラシを空に“飛ばして”配るイメージを結びつけると、スペルと意味を覚えやすくなります。

  • または、「頻繁に飛行機に乗る人=frequent flyer」というフレーズをまとめて覚えると便利です。


以上が「flyer」の詳細な解説です。ぜひ、日常会話やビジネス、学術的な場面で活用してみてください。

意味のイメージ
flyer
意味(1)

(昆虫・鳥など)飛ぶもの

意味(2)

飛行士(aviator)

意味(3)

快速列車(バス,船)

意味(4)

《米》ちらし,ビラ

意味(5)

= flier

TOEIC英単語(TSL) / 英訳 / 4択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★