最終更新日:2024/06/17
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rotation

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元となった辞書の項目

rotation

〈U〉〈C〉回転 / 〈U〉〈C〉(地球・天体の)自転 / 〈U〉循環;交替;(作物の)輪作

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地球は24時間ごとに軸の周りを1回転します。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: rotation

品詞: 名詞 (noun)

活用形:


  • 単数形: rotation

  • 複数形: rotations

意味 (英語): the action or process of turning around a center or an axis

意味 (日本語): 中心や軸を中心に回転すること、または回転のプロセス

「物体が軸を中心にくるくる回る」というような場面でよく使われる名詞です。たとえば地球の自転を表すときや、スポーツにおけるポジションの入れ替え(ローテーション)などでも使います。

CEFRレベルの目安:


  • B2(中上級): 科学的文脈やビジネス文脈においても使われることが多いため、中上級レベルの語彙に相当します。

他の品詞形:


  • 動詞: rotate (回転する/回転させる)

  • 形容詞: rotational (回転の)

例:


  • 「rotate the object」(その物体を回転させる)

  • 「rotational motion」(回転運動)


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “rotat” (ラテン語の “rotare”「回す」から)

  • 接尾辞: “-ion” (~の状態・行為を示す名詞化接尾辞)

派生語や類縁語:


  • rotate (動詞)

  • rotational (形容詞)

  • rotator (名詞: 回転させるもの・回転器)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選


  1. rotation axis(回転軸)

  2. axis of rotation(回転の軸)

  3. Earth’s rotation(地球の自転)

  4. job rotation(職務ローテーション)

  5. rotation schedule(ローテーションのスケジュール)

  6. rotation speed(回転速度)

  7. rotation angle(回転角度)

  8. rotation period(回転周期)

  9. crop rotation(輪作)

  10. gear rotation(歯車の回転)


3. 語源とニュアンス

“rotation”はラテン語の“rotare” (「回転する」) を語源としています。もともとは「車輪を回す」イメージから派生し、現代では物理的な回転だけでなく、人員交替(職業やポジションのローテーション)など、幅広い文脈で使われます。


  • ニュアンス:


    • カジュアルからフォーマルな文脈まで幅広く使用される。

    • 科学・技術・スポーツなど、具体的な動きに関する文脈で自然に用いられる。

    • ビジネスシーンで、人事異動や役職交替などの“ジョブローテーション”としても用いられる。



4. 文法的な特徴と構文


  • 数えられる名詞 (countable noun): 「a rotation」「the rotation」「two rotations」のように扱えます。

  • 一般的な構文:


    • “(Something) undergoes rotation” (何かが回転する)

    • “(Someone) observes the rotation of (something)” (誰かが何かの回転を観察する)


イディオムや表現:


  • “put (something) into rotation” : (何かを回転させる/稼働させ始める)


    • フォーマルからアカデミックな文脈まで幅広く使用可能。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Did you notice the slow rotation of that fan?”

    (あの扇風機がゆっくり回転しているのに気がついた?)

  2. “I like to rotate my houseplants so they get sunlight evenly.”

    (観葉植物をまわして日光が偏らないようにするのが好きなんだ。)

  3. “Can you see the rotation of the clouds before a storm?”

    (嵐の前に雲が回転しているのが見える?)

ビジネスでの例文


  1. “Our company is implementing a job rotation system among departments.”

    (当社は部門間でジョブローテーション制度を導入しています。)

  2. “A regular rotation of tasks prevents boredom.”

    (定期的な仕事のローテーションはマンネリを防ぎます。)

  3. “We need to finalize the rotation schedule for the next project.”

    (次のプロジェクト向けのローテーションスケジュールを確定させる必要があります。)

学術的な文脈での例文


  1. “Earth’s rotation causes day and night.”

    (地球の自転が昼と夜をもたらします。)

  2. “The angular velocity of rotation is measured in radians per second.”

    (回転の角速度は毎秒ラジアンで測られます。)

  3. “We analyzed the rotation of the object using advanced simulation software.”

    (私たちは高度なシミュレーションソフトを用いて、その物体の回転を分析しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  • “revolution” (公転や一回転、または革命という意味もあり、回転の一周に焦点が当たる)


    • 例: “the Earth’s revolution around the Sun” (地球の太陽の周りの公転)


  • “spin” (素早く回転するイメージを強調)


    • 例: “The top started to spin quickly.” (コマが素早く回り始めた。)


  • “circulation” (回るというより循環しているイメージ)


    • 例: “blood circulation” (血液循環)


反意語(Antonyms)


  • “stillness” (静止)


    • 回転と対照的に、一切動かない状態を表す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /roʊˈteɪʃən/

    • イギリス英語: /rəʊˈteɪʃ(ə)n/


  • アクセント(強勢): 第2音節 “-ta-”の部分に強勢が置かれます。


  • よくある発音の間違い: “ro-” の部分を「ラ」と誤読したり、“-tion” を「スィオン」と曖昧に発音しないように注意する。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “rotation” と書くところを “rouation” などと誤ることがある。

  • 形の混同: 「回転させる」は“rotate”という動詞で、名詞の“rotation”と混同しないよう注意。

  • TOEIC・英検などでの出題傾向:


    • 科学やビジネス文脈の長文読解で、“rotation of shifts” (交代勤務) や “Earth’s rotation” などで登場する場合がある。

    • リスニングでビジネスシーンやテクニカルな説明に出ることも多い。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “rotation”は “ro + tation” と分解できそうだとイメージすると、「roで始まる回転のイメージ」と結びつけやすいかもしれません。

  • “rotate”とのセットで覚えると、名詞と動詞の関係が明確に理解しやすいです。

  • 「地球の自転」など身近な例をイメージすると記憶に残しやすくなります。


以上が “rotation” の詳細解説です。回転や交替作業など、多くの状況で使われる便利な単語なので、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
rotation
意味(1)

〈U〉〈C〉回転

意味(2)

〈U〉〈C〉(地球・天体の)自転

意味(3)

〈U〉循環;交替;(作物の)輪作

学術英単語(NAWL) / リスニング問題

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