最終更新日:2025/12/01
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language

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元となった辞書の項目

language

名詞

〈U〉言語,言葉 / 〈C〉(一国家・一民族の持つ)国語,…語 / 〈U〉(文字・話し言葉為外の)伝達記号,人工言語;(動物の)伝達手段(鳴き声・身ぶりなど) / 〈U〉(個人・特定のグループなどの)言葉遣い,語法,(専門の)用語,術語 / 〈U〉語学,言語学(linguistics)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: language

品詞: 名詞(noun)

意味(英語): A system of communication consisting of sounds, words, and grammar.

意味(日本語): 音や単語、文法によって構成される「言語」や「言葉」のことです。広い意味では、コミュニケーションに使われる手段全般を指します。「言語」というと英語や日本語などの国や地域、または特定の分野(プログラミング言語など)で使われる話し言葉や書き言葉のシステムのことを指します。

「言語」は日常生活でも学術的にも幅広く使われる単語で、「意思疎通を可能にするシステム」というニュアンスを持ちます。


  • 活用形: 名詞のため、主に単数形(language)と複数形(languages)で使われます。

  • 語が他の品詞になった時の例:


    • “linguistic” (形容詞: 言語の、言語学的な)

    • “linguistics” (名詞: 言語学)


CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • A1(超初心者)よりは少し進んだレベルですが、「language」は比較的よく使われる基本単語のため、英語学習初期から目に触れる機会が多いでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源: ラテン語の「lingua(舌、言語)」に由来すると言われています。

  • 接頭語: 特になし

  • 語幹: “lang(u)”

  • 接尾語: “-age”:名詞化する役割を持ち、状態・行為・集合体などを表すことが多い

関連語(派生語・類縁語など)


  • linguistic : 形容詞「言語の、言語学的な」

  • linguist : 名詞「言語学者」

  • multilingual : 形容詞「多言語の、多言語を話す」

  • bilingual : 形容詞「二言語を話す」

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. foreign language(外国語)

  2. native language(母国語)

  3. language barrier(言語の壁)

  4. body language(ボディランゲージ)

  5. language skills(言語能力)

  6. official language(公用語)

  7. programming language(プログラミング言語)

  8. spoken language(話し言葉)

  9. written language(書き言葉)

  10. language exchange(言語交換/言語をお互いに教え合うこと)


3. 語源とニュアンス

語源

前述のとおり、ラテン語の “lingua” (舌、言葉)から鉛筆をたどることができます。古フランス語の “langage” を経由して、“language” となりました。

ニュアンスと使用時の注意点


  • カジュアル〜フォーマルまで幅広く使われる: 日常会話でも書き言葉でも頻出します。

  • 意味の広がり: 単に「話される言語」だけではなく、「コンピュータのプログラミング言語」や「体の動きによる言語(ボディランゲージ)」など、幅広い意味を持ちます。

  • 使用時の感情的ニュアンス: 基本的に感情の起伏を含まない中立的な言葉です。ただし「foul language(汚い言葉)」のようにネガティブな意味で使われることもあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞と不可算名詞


    • 可算: “two languages” のように個別の言語を数える場合。

    • 不可算: “Language is a key to communication.” のようにコミュニケーションシステム一般を指す場合。


  2. 構文上のポイント


    • 「the English language」「a foreign language」:冠詞を付けて特定の言語を指す。

    • 「Language can be expressed in many forms.」:不可算的な用法。


  3. イディオム


    • “speak the same language”: お互いの考え方や好みが合う、という比喩表現。

    • “lost in translation”: 言語間の翻訳で意味が失われる、もしくはうまく伝わらない。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “What language do you speak at home?”


    • 「家では何語を話しているの?」


  2. “I want to learn a new language to travel abroad.”


    • 「海外旅行のために新しい言語を学びたいんだ。」


  3. “Body language can tell you a lot about a person’s feelings.”


    • 「ボディランゲージからその人の気持ちがよく分かるよ。」


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Our company values employees who can speak multiple languages.”


    • 「我が社では複数の言語を話せる社員を高く評価しています。」


  2. “Language barriers often slow down international negotiations.”


    • 「言語の壁はしばしば国際的な交渉を遅らせます。」


  3. “We offer language training sessions to help our staff communicate better.”


    • 「スタッフのコミュニケーション向上のため、言語研修を提供しています。」


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The study of language development is crucial in understanding human cognition.”


    • 「言語発達の研究は、人間の認知を理解する上でとても重要です。」


  2. “Linguistics explores how language is structured and interpreted.”


    • 「言語学は、言語がどのように構造化され、理解されるかを探求します。」


  3. “Language evolution can shed light on cultural transitions throughout history.”


    • 「言語の進化は、歴史を通じた文化の変遷を解明する手がかりとなります。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • tongue(舌/言語)


    • 「tongue」は口語表現で「母国語」「言語」を表すことがあります。ただしやや文芸的・古風か、比喩的に使われやすい言葉です。


  • speech(スピーチ/話すこと)


    • 「language」よりも「話す行為や口頭での言葉」に重点があります。


  • dialect(方言)


    • ある地域や集団内で使われる独自の言葉の体系。汎用的な「language」とは少しニュアンスが異なります。


反意語


  • silence(沈黙)


    • 厳密には対義語というより「音声コミュニケーションが行われない状態」を示します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号): /ˈlæŋ.ɡwɪdʒ/

  • 音節: lan・guage

  • 強勢: 最初の音節 “lan” にアクセントがあります。

  • アメリカ英語/イギリス英語の違い:


    • 大きな違いはありませんが、母音の発音がやや異なる場合があります。アメリカ英語では [læŋgwɪdʒ]、イギリス英語でもほぼ同じ発音になります。


  • よくある発音ミス:


    • “lang-gwee-ge” のように余計に母音を入れたり、 /dʒ/(「ヂュ」)の音を /g/(「グ」)と混同してしまうケースに注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “languge” や “langage” と誤って書いてしまうことが多いので注意。

  2. 同音異義語との混同: 同音異義語としてははっきりしたものはないですが、“luggage” などの発音が似た単語とは混同しないようにしましょう。

  3. 試験対策での出題傾向:


    • TOEICや英検などでは、「母国語」や「コミュニケーションの構築」、「企業の国際化」などの文脈で頻出します。対策として「言語の壁」「言語スキル」などのビジネスシーンに合わせた表現も学んでおきましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “lingua” (舌) から派生して“language”になったと覚えると、「舌を使って話すもの=language」というイメージで頭に入れやすいでしょう。

  • スペルの最後に “-age” が付く英単語(“village”, “package” など)をまとめて覚えるのも一つの方法です。

  • 学習テクニック: 世界のいろいろな“languages”に親しむとき、「言語の違い」を意識すると自然と覚えが進みます。新聞の“language”やYouTubeの自動字幕設定など、身近なところで頻出の単語です。


以上が language の詳細解説です。コミュニケーションを学ぶ上で中心となる単語なので、しっかり意識して使いこなしましょう。

意味のイメージ
language
意味(1)

〈U〉言語,言葉

意味(2)

〈C〉(一国家・一民族の持つ)国語,…語

意味(3)

〈U〉(文字・話し言葉為外の)伝達記号,人工言語;(動物の)伝達手段(鳴き声・身ぶりなど)

意味(4)

〈U〉(個人・特定のグループなどの)言葉遣い,語法,(専門の)用語,術語

意味(5)

〈U〉語学,言語学(linguistics)

基礎英単語(NGSL) / 発音問題

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