最終更新日:2025/12/03

を望む, を期待する / 《I ~ that節》〈私は〉…だと思う / 《...を》望む, 期待する《for ...》

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元となった辞書の項目

hope

動詞

を望む, を期待する / 《I ~ that節》〈私は〉…だと思う / 《...を》望む, 期待する《for ...》

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彼は勝てると思っており、私もそう願っている。

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解説

以下では、動詞 “hope” について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

英単語: hope

品詞: 動詞 (動詞以外に名詞としても使われる)

意味(英語): to want something to happen or to be true, and usually have a good reason to think that it might

意味(日本語): 何かが起こってほしい、または本当であってほしいと願う、そしてそれが実現しそうだという期待も込めて望む

「どこかに行きたい、何かが叶ってほしい、というような状況で『望む・願う』というニュアンスの単語です。」

動詞の活用形


  • 原形: hope

  • 三人称単数現在形: hopes

  • 過去形: hoped

  • 過去分詞形: hoped

  • 現在分詞形 / 動名詞形: hoping

他の品詞としての例


  • 名詞: “hope” (例: “There is still hope.” 「まだ望みはある。」)

CEFR レベルの目安


  • B1(中級): 日常的に使われる基本的な動詞です。日常会話にもよく登場するので、B1レベル前後から意識的に覚えたい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

“hope” は、はっきりした接頭語や接尾語を含まない、短い単語です。

語構成としてはシンプルですが、以下の派生形が存在します。


  • hopeful (形容詞: 希望にあふれた)

  • hopeless (形容詞: 絶望的な)

  • hopefully (副詞: うまくいけば/願わくは)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. hope for the best


    • うまくいくことを願う


  2. hope against hope


    • 可能性が低くてもあくまで望み続ける


  3. sincerely hope


    • 心から願う


  4. hope to see you again


    • また会えることを願う


  5. hope it works out


    • うまくいくといいね


  6. hope you’re doing well


    • 元気にしていることを願う


  7. cling to hope


    • 希望にしがみつく


  8. lose hope


    • 望みを失う


  9. hold out hope


    • (まだ望みを)捨てない、期待を持ち続ける


  10. high hopes


    • 高い期待、強い願い



3. 語源とニュアンス

“hope” は古英語 (hōp) に由来し、さらにゲルマン系の言語にさかのぼると考えられています。歴史的に「希望」や「願い」を表す語として使われてきました。

使用時のニュアンス・注意点


  • 「期待」「望み」を表すために、とてもポジティブで前向きな印象を与える単語です。

  • 文体: 日常会話からビジネスシーンまで広く使われます。カジュアルにもフォーマルにも使える汎用性の高い動詞です。

  • 極端にかしこまった表現ではありませんが、ビジネスメールなどでも “I hope this email finds you well.” といった丁寧なフレーズによく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞: “hope something” と目的語をとる構文はあまり無く、“hope that SV” / “hope to do” / “hope for something” の形で使います。


    • “hope that SV” → “I hope that you enjoy the party.”

    • “hope to do” → “I hope to visit Canada next year.”

    • “hope for something” → “We hope for a better future.”


  • 名詞としての用法: “There is still hope.” のように、不可算名詞として使われます。


  • イディオム: “hope against hope” (ほとんど望みがないような状況でも、まだ期待を抱き続ける)


フォーマル / カジュアルな使用例


  • フォーマルでもカジュアルでも使うことができますが、フォーマルな場面では “I hope you find this helpful.” など、丁寧に伝える傾向が強いです。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I hope you have a great weekend!”

    (すてきな週末になりますように!)

  2. “I’m hoping to meet my friends at the park later.”

    (あとで公園で友達に会えたらいいなと思っています。)

  3. “I hope we can watch that movie together.”

    (一緒にあの映画を観られるといいな。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “I hope this email finds you well.”

    (お元気でいらっしゃることを願っています。)

  2. “We hope to finalize the contract by the end of next week.”

    (来週末までに契約を最終決定できればと望んでいます。)

  3. “I hope to discuss the proposal in more detail during our meeting.”

    (ミーティングで、提案内容をより詳しく話し合えればと思います。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Researchers hope to discover a more efficient method for data analysis.”

    (研究者たちは、より効率的なデータ分析手法を発見できることを望んでいます。)

  2. “We hope that our findings will contribute to future studies.”

    (私たちの研究結果が今後の研究に貢献することを願っています。)

  3. “Scientists hope for a breakthrough in renewable energy technologies.”

    (科学者たちは再生可能エネルギー技術における画期的な発見を望んでいます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. wish(願う)


    • 意味としては似ていますが、“wish” は少し実現しにくいことにも使います。 “hope” は実現の可能性がある場合に使う傾向が強いです。


  2. desire(強く望む)


    • “desire” はより強い願望や欲求を表すので、フォーマルや感情的な文脈で使われます。


  3. expect(予期する)


    • “expect” は起こるだろうと推測しつつ待っているニュアンスで、“hope” よりも確信が強めです。


反意語 (Antonym)


  • despair(絶望する)


    • “hope” が「望みを抱く」のに対し、“despair” は完全に望みを失うことを表します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /hoʊp/

    • イギリス英語: /həʊp/


  • アクセント: 短い語なので強勢は単語全体にかかります。


  • よくある誤り: “hoop” (/huːp/) と発音を混同して “フープ” のようにならないように注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “hope” を “hopee” や “hopea” のように書いてしまうミス。シンプルですが、語尾が “ope” であることをしっかり覚えましょう。

  • 同音異義語との混同: とくに “hoop” (輪) や “hop” (ぴょんと跳ぶ) など、似たスペリングの単語との区別が必要です。

  • 資格試験での出題: TOEIC などではメール文やメッセージ文で “I hope you can…” のように出題されることが多く、丁寧な表現として覚えておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 形や音から連想する場合は、「O(円)が上に向かって開いたイメージで、希望が湧いてくる」とイメージしてみるのも一案です。

  • “hope” と “hop” はスペルが似ていますが、「希望 (hope) は『e』が付いて少し伸びるイメージ」と関連付けると覚えやすくなります。


以上が動詞 “hope” の詳細解説です。

「希望を抱く」「望む」というポジティブなニュアンスがあるため、日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使用できます。ぜひさまざまなフレーズに応用して使ってみてください。

意味のイメージ
hope
意味(1)

…‘を'望む,期待する

意味(2)

I hope+that節》〈私は〉…だと思う

意味(3)

希望を抱く;(…を)望む,期待する《+for+

基礎英単語(NGSL) / 英訳 / 記述問題

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