最終更新日:2025/08/25
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in

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元となった辞書の項目

in

前後置詞

《具体的な場所,位置》...の中に(で) / ...において / 《移動を表す動詞と共に》…の中へ / (乗り物)に乗って / ...の状態に / ...に従事して / ...を身につけて / 《~ doing》…するときに / 《時間》...して, ...が経過したあと / ...の間に / ...については /《方法・手段・材料》…で

このボタンはなに?

私は車の中に鍵を置き忘れました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語

in

品詞


  • 主に前置詞 (preposition)

  • 場合によっては副詞 (adverb) としても使用されます。

意味(英語・日本語)


  • 【英語】“in” generally indicates being inside or within something.

  • 【日本語】「〜の中に」「〜の内部に」という意味を表す言葉です。

「in」は位置や場所を示すときに「〜の中に」というニュアンスを持ちます。非常に基本的な前置詞で、身の回りでよく使われる表現です。

活用形

前置詞として活用はありませんが、副詞としての用法(“Come in!” のように)では形が変わりません。

派生形としては、within, incoming, inward, indoor など、他の語と組み合わせて使われる形も多くあります。

CEFRレベル

A1:超初心者

「in」は非常に基本的で、初級レベルから学習します。日常的な文脈でよく登場します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

「in」はラテン語や古英語由来で、さまざまな派生語にも取り込まれています。接頭辞として「in-」が使われる場合は「中へ・内側へ」といった意味を持つことが多いです(例:inbound, insert など)。

派生語の例


  • within:内部に、以内に

  • incoming:到着する、やってくる

  • inward:内向きの、内側に

よく使われるコロケーション(共起表現)


  1. in the morning(朝に)

  2. in the afternoon(午後に)

  3. in the car(車の中で)

  4. in a box(箱の中に)

  5. in the fridge(冷蔵庫の中に)

  6. in time(間に合って)

  7. in charge of(〜を担当して)

  8. in place(所定の場所に)

  9. in detail(詳しく)

  10. in progress(進行中で)


3. 語源とニュアンス

語源

「in」は古英語やゲルマン祖語からきており、常に「内側」という意味を指してきました。ラテン語系の「inter-」などとも関連があり、歴史的に「内部」「内側」を表す基本的な単語です。

ニュアンスや注意点


  • 空間的な強調:物理的に“中”にあることをはっきり示したいときに使われます。

  • 抽象的な意味:時期や状態、状況においても「〜の間に」「〜の時期に」という意味でよく使います。

  • 口語 / 文章:くだけた日常会話から、ビジネス文書でも幅広く使われる汎用的な単語です。フォーマル・カジュアル問わず使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞を伴う構文


    • “in + 名詞” → 「〜の中にいる/ある」という意味。

    • 可算名詞・不可算名詞どちらも自由に取れます。


  2. 副詞的用法


    • “Come in.” → 「入って」

    • “Check in.” → (ホテルや空港などで)「チェックインする」


  3. イディオムの例


    • “in a nutshell” → 「手短に言うと」

    • “in no time” → 「あっという間に」

    • “in the long run” → 「長い目で見れば」


フォーマル / カジュアル


  • どちらの文脈でもよく用いられますが、ビジネスなどのフォーマルな文章では、熟語や表現に注意して使うと良いでしょう。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I left my keys in the car.”

    (車の中に鍵を置き忘れちゃった。)


  2. “She’s in her room.”

    (彼女は部屋にいるよ。)


  3. “Come in! It’s raining outside.”

    (入って!外は雨が降ってるよ。)


ビジネスでの例文


  1. “We need to discuss this in the meeting.”

    (この件は会議で話し合う必要があります。)


  2. “Please submit the report in PDF format.”

    (報告書はPDF形式で提出してください。)


  3. “He’s in charge of the new project.”

    (彼は新プロジェクトを担当しています。)


学術的な文脈での例文


  1. “In this paper, we will analyze the data from multiple perspectives.”

    (この論文では、複数の視点からデータを分析します。)


  2. “The concept of gravity was revolutionized in Newton’s work.”

    (重力の概念はニュートンの研究によって一変しました。)


  3. “In modern linguistics, the focus is often on usage rather than rules.”

    (現代言語学では、しばしば規則より使用実態に焦点が当てられます。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • inside(〜の内側に)

    場所や位置を示すときの意味は似ています。ただし “inside” は副詞的にも名詞的にも使われ、より物理的な「内部」を強調します。

  • within(〜の内部に、〜の範囲内に)

    時間的・空間的制限を示す際に「in」よりフォーマル・抽象的な響きがあります。

反意語


  • out(外に、外で)

    “in” が「中に」を表すのに対し、“out” が「外に」を表す。

使い方の違い


  • 「in」は非常に幅広く使われる基本前置詞です。

  • 「inside」は「in the inside of ◯◯」のように物理的空間をより強調する場合に使われます。

  • 「within」は 「〜以内に」「〜の範囲内で」など抽象的・フォーマルな響きがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ɪn/

  • アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはありません。

  • 強勢の位置は基本的に単音節なので特に変化はありません。

  • よくある間違いとして、/iːn/ のように長く発音してしまう人がいますが、短い /ɪn/ です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “in” は簡単だからこそ見落としは少ないですが、タイピングの際のミスなどに注意。


  2. 他の前置詞との混同


    • “at” / “on” / “into” / “inside” といった前置詞と混同しやすいです。

    • “in the morning” と “on Monday morning” のように、時の表現で前置詞が変わる点に気をつける。


  3. 試験対策


    • TOIECや英検などでも前置詞の使い分け問題が頻出です。特に “in time” / “on time” の違いなどよく問われます。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「in」と聞いたらまず「中にいるイメージ」を思い浮かべましょう。身体の中に入っていくような映像を頭に浮かべると覚えやすいです。

  • “in” は非常に短い単語なので、覚えやすいですが、その分使い分けが難しい前置詞です。

  • 「in箱(ばこ)の中」で覚える、など日本語とセットで関連づけるとよいかもしれません。


上記の内容が「in」の使い方やニュアンスを総合的に理解するためのポイントです。短い単語ですが、例文や実際の使用シーンを通じてしっかり身につけていきましょう。

意味のイメージ
in
意味(1)

《具体的な場所,位置》

意味(2)

の中に()

意味(3)

において,…で

意味(4)

《移動を表す動詞と共に》…の中へ

意味(5)

(乗り物)に乗って

意味(6)

の状態に()

意味(7)

に従事して,に属して

意味(8)

を身につけて,に覆われて

意味(9)

indo*ingの形で》…するときに*,する際に(when)

意味(10)

《時間》

意味(11)

して,…が経過したあと

意味(12)

の間に

意味(13)

については,…の点では

意味(14)

《方法・手段・材料》…

意味(15)

《人を目的語にして,性質・能力があることを示して》…の中に

意味(16)

…の目的で,のつもりで,として

意味(17)

《比率割合》…のうちで,につき

意味(18)

《過去分詞に伴って》…に[…されて]

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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