最終更新日:2025/11/16
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praise

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元となった辞書の項目

praise

IPA(発音記号)
名詞

〈U〉《...を》ほめること, 《...の》称賛した《of ...》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: praise

品詞: 名詞 (動詞としても使用される)


  • 英語での意味: expression of approval or admiration

  • 日本語での意味: 賞賛、称賛、ほめること

「praise」は、誰かの行動や成果を認めて高く評価するときに使われる言葉です。「素晴らしい!」「よくやった!」というように、人をほめる際に使うニュアンスを持っています。


  • 活用形:


    • 名詞: praise (不可算名詞として使われることが多いが、文脈によって複数扱いされることもまれにある)

    • 動詞: to praise (praises, praised, praising)


  • 他の品詞に変化する例:


    • 形容詞: praiseworthy (ほめるに値する)


  • CEFRレベルの目安: B2(中上級)

    学習経験がある程度進んだレベルで、抽象的な事柄を取り扱う際にも使われやすい単語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: praise は、目立った接頭語や接尾語を含まず、語幹のみの形です。

  • 派生語・類縁語:


    • praiseworthy (形容詞)

    • praiser (名詞・あまり一般的ではない)

    • praising (動名詞や形容詞的に使われる場合)


  • よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個):


    1. high praise → 大いに称賛すること

    2. lavish praise → 惜しみない称賛

    3. worthy of praise → 称賛に値する

    4. a word of praise → ほめ言葉

    5. shower (someone) with praise → (人)に称賛の言葉を浴びせる

    6. genuine praise → 心からの称賛

    7. praise to the skies → 大げさにほめる

    8. faint praise → 弱々しい、気のないほめ言葉

    9. praise and criticism → 賞賛と批判

    10. praise for (someone’s) efforts → (人の)努力を称える



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「praise」は中英語(Middle English)を経て、古フランス語(Old French)の“preis” または “preiser”(価値を高くする、評価する)に由来し、さらにラテン語の “pretium” (値段、価値)とつながります。もともとは「価値を高く評価する」という意味合いがあり、そこから「ほめる」という意味になりました。


  • ニュアンスと使用時の注意:


    • 「praise」は、肯定的な感情や感謝を表す前向きな言葉です。

    • 公式・非公式の両方の場面で使われ、幅広い状況で使えますが、ビジネス文書などでは「commendation」など、よりフォーマル寄りの表現も合わせて使用されることがあります。

    • 大勢の人を代弁するようなほめ言葉の場合にも使われますが、あまり過剰にほめる表現が必要ない場合は “compliment” や “admire” を使うこともあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての使い方:

    基本的に不可算名詞 (uncountable) として扱われます。例: “He received a lot of praise.”

    ただし、特定の「ほめ言葉」を数えたいときなどには可算名詞的に使われる場合もあります。例: “He received many praises for his work.”(やや文語的)


  • 動詞としての使い方: “to praise (someone)” は他動詞 (transitive verb) です。

    例: “I praised him for his honesty.”


  • 一般的な構文・イディオム:


    • “sing someone’s praises” → あたかも歌うように盛大にほめる

    • “full of praise for…” → …をべた褒めする


  • フォーマル/カジュアル:


    • 口語でも文章でも幅広く使われます。フォーマル:文書やスピーチで「praise」を使うときは、やや硬めに響く場合もあります。カジュアル:日常会話で気軽に使えます。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I got a lot of praise from my friends for my homemade cookies.”

    (手作りクッキーのことで友達からいっぱいほめてもらったよ。)


  2. “Her painting received high praise at the local art show.”

    (彼女の絵は地元のアートショーで高い評価を受けた。)


  3. “My mom’s words of praise always cheer me up.”

    (母のほめ言葉はいつも私を元気にしてくれる。)


ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “The manager offered praise for our team’s recent sales achievements.”

    (マネージャーはチームの最近の売上成果を称賛した。)


  2. “Her report earned her praise from the board of directors.”

    (彼女のレポートは、取締役会から賞賛を得た。)


  3. “Receiving praise in the company newsletter boosted his confidence.”

    (会社のニュースレターでほめられたことが、彼の自信を高めた。)


学術的な場面での例文 (3つ)


  1. “The professor’s praise for her thesis was a major highlight of the conference.”

    (教授が彼女の論文を高く評価したことは、学会で大きな注目を集めた。)


  2. “His research on climate change has garnered international praise.”

    (彼の気候変動に関する研究は、国際的な称賛を集めている。)


  3. “The committee’s praise of her methodology underscored the quality of her work.”

    (委員会が彼女の研究手法を称賛したことで、彼女の研究の質の高さが裏付けられた。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. compliment(誉め言葉)


      • “praise” と比べると、より個人レベルの日常的な「ほめ言葉」に近い。


    2. acclaim(絶賛)


      • より大勢からの高い評価を表す、誇張度が強い。


    3. commendation(表彰、推奨)


      • 公式的、フォーマルな賞賛の響き。


    4. approval(承認)


      • 称賛というより「認める、一応オッケーする」ニュアンス。



  • 反意語:


    • criticism(批判)

    • 評価ではあるが、目下の点を否定的に論じる。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /preɪz/

  • アクセント: 単音節語なので特にアクセントの位置は一か所 “praise” のみ。

  • アメリカ英語とイギリス英語:

    基本的に同じ発音で、どちらも /preɪz/ と発音されます。

  • よくある発音の間違い:


    • “prize” (/praɪz/) と混同しやすい

    • “price” (/praɪs/) とも混同に注意



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “prais” や “praize” と誤って書いてしまうことがある。

  • 同音異義語との混同: “prays” (祈る) や “preys” (捕食する) は発音が同じ /preɪz/ ではないので注意 (厳密には少し違いがあるが、混同されやすい)。

  • TOEICや英検など試験での出題傾向:


    • リスニングで “praise” と “phrase” を聞き間違える問題がよくある。

    • 読解問題で “praise” が出てきた場合、文章のトーンがプラス評価であることを見抜く鍵になる。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「praise」と「価値(value)」をつなげると覚えやすい:ラテン語の “pretium” (値段、価値) が由来。

  • “praise” は “raise” に “p” がついたイメージ。ほめ言葉が相手の気持ちを“引き上げる(raise)” と考えると覚えやすいかもしれません。

  • “prize (賞)” との区別がポジティブイメージを強調するよいヒントになり、スペリングと発音を改めて意識できます。

以上が、名詞「praise」の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われる非常に便利な単語ですので、ぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
praise
意味(1)

〈U〉(…を)ほめること,(…の)称賛《+of+

意味(2)

《複数形で》ほめ言葉

意味(3)

《複数形で》《文》神をたたえる言葉(歌)

意味(4)

〈U〉《文》(詩・歌などで)(神への)賛美

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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