最終更新日:2025/09/14
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welcome

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元となった辞書の項目

welcome

動詞

〈人〉を出迎える,〈人〉に出迎えのあいさつをする / 《...へ》〈人〉を歓迎する,喜んで迎える《to ...》 / 〈提案など〉を受け入れる

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解説

動詞 welcome の詳細解説


1. 基本情報と概要

意味(英語):

「welcome」は「誰かを温かく迎える」「到着した人物を親しみをもって出迎える」という意味の動詞です。

意味(日本語):

「歓迎する」「出迎える」。たとえば、訪ねてきた友人やお客さんに対して「ようこそ」と迎えるような場面で使われる言葉です。

温かく迎えているニュアンスがあり、相手を快く受け入れる、あるいは何かを歓迎する気持ちを表します。

品詞: 動詞 (Verb)

活用形:


  • 三人称単数現在形: welcomes

  • 過去形: welcomed

  • 過去分詞: welcomed

  • 現在分詞・動名詞: welcoming

他の品詞形への派生例:


  • “welcome” は形容詞としても使われ、「ありがたい」「歓迎される」という意味(例: “You are always welcome here.”)

  • 感嘆詞として「Welcome!(ようこそ!)」と使われることもあります。

  • 名詞として「出迎え」「歓迎会」などを指す用法もあります(例: “He received a warm welcome.”)。

CEFRレベル: A2〜B1(初級~中級)


  • A2:初級レベルの学習者で、日常的な挨拶表現の一環としてよく学ぶ単語。

  • B1:中級レベルの会話でより自然に使いこなせるようになる単語。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源(簡略): 「welcome」は古英語の“wilcuma”や中英語の“welcume”に由来すると言われ、「大切に迎えたい客」や「快く来る客」が原義。後に動詞として「(人を)歓迎する」の意味をもつようになりました。

  • 現代では接頭語・接尾語といった明確なパーツには分解しにくいですが、直訳なら「well(よく)」+「come(来る)」に由来しているとも考えられています。

関連語や派生語


  • welcoming (形容詞): 「温かく迎えるような」

  • welcomer (名詞): 「歓迎する人」

  • welcome mat: 玄関先で使う「ウェルカムマット」

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. feel welcome(歓迎されていると感じる)

  2. welcome change(歓迎すべき変化)

  3. welcome news(嬉しい知らせ)

  4. warmly welcome someone(誰かを温かく歓迎する)

  5. give someone a big welcome(大歓迎する)

  6. be welcome to do something(自由に〜して構わない)

  7. welcome addition(歓迎すべき新しい要素・人)

  8. cordially welcome(心から歓迎する)

  9. make someone feel welcome(相手が居心地良く感じるようにする)

  10. offer a warm welcome(温かい歓迎を差し上げる)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語「wilcuma」には「意志+来る」という構造が含まれ、「進んで来てほしい人」といったニュアンスをもっていました。

ニュアンスと使用時の注意


  • 「welcome」は相手にポジティブな印象を与え、心地よさを示す言葉です。文章ではもちろん、口語表現でも日常的に使われます。

  • カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で通用する便利な動詞ですが、ビジネス文脈などでは「We would like to welcome you to...」のようにやや丁寧な言い方をすることも多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 / 自動詞の使い分け: 「welcome」は主に他動詞として使われ、直接の目的語を取ります。


    • 例: “We welcome new members.”(新しいメンバーを歓迎する)


  • 感嘆詞としての構文: “Welcome!”

  • 形容詞としての構文: “You are always welcome.”(いつでも歓迎だよ)

一般的な構文


  • “(主語) + welcome + (目的語)”


    • 例: “They welcomed us at the entrance.”


イディオム的な使い方


  • “Welcome (someone) with open arms” : (人を)大歓迎する

  • “Overstay one’s welcome” : 歓迎される時期を過ぎてしまう、長居しすぎる


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “We always welcome our neighbors with a smile.”


    • 「私たちはいつも隣人を笑顔で迎えます。」


  2. “Feel free to drop by anytime; you’re welcome here.”


    • 「いつでも気軽に寄って。ここはいつでも大歓迎だよ。」


  3. “They welcomed me into their home after the long trip.”


    • 「長旅のあと、彼らは家に温かく招いてくれたよ。」


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We would like to welcome Mr. Johnson as our new CEO.”


    • 「新しいCEOとしてジョンソン氏をお迎えいたします。」


  2. “I’d like to welcome you all to today’s seminar.”


    • 「本日のセミナーへようこそお越しくださいました。」


  3. “We welcome feedback from our clients to improve our services.”


    • 「サービス向上のために、お客様のご意見を歓迎いたします。」


(3) 学術的/フォーマルな文脈での例文


  1. “The university welcomed prominent scholars to the conference.”


    • 「大学は著名な研究者たちを会議へ招き入れた。」


  2. “We welcome any further research that explores this topic.”


    • 「このトピックを探求するさらなる研究を歓迎します。」


  3. “The committee welcomed new perspectives on policy reform.”


    • 「委員会は政策改革に関する新しい見方を歓迎しました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. greet(挨拶する)


    • 「welcome」はもう少し「温かい歓迎」や「受け入れ」を強調する。一方で「greet」は単に「挨拶をする」という意味合いが強いです。


  2. receive(受け入れる)


    • 「receive」はよりフォーマルで、モノや人を受け取るというニュアンスが強い。温かみは「welcome」のほうが上。


  3. embrace(包み込む、受け入れる)


    • 「embrace」は「抱きしめる」「積極的に受け入れる」というニュアンスを含む。使い方によっては抽象的な概念(アイデアを受け入れるなど)にもよく用いられる。


反意語 (Antonyms)


  1. reject(拒絶する)

  2. turn away(追い払う)

  3. exclude(締め出す)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˈwɛl.kʌm/

    • イギリス英語: /ˈwel.kəm/


  • アクセント: 第一音節 “wel” に強勢があります。

  • よくある間違い: “wellcome” と綴ってしまう誤りなど。 また、“wel”の母音を曖昧にして “wilcome” のように発音してしまうこともあるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「wellcome」と “l” を2つ書いてしまう誤り。

  • 混同例: 「well come」や「we’ll come」と混同するケース。

  • 試験での出題傾向: TOEICや英検などのリスニング・リーディングで、ビジネス上の「歓迎」やお知らせ文で見かけやすい語。意味を知っておけば文脈を読み取りやすいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「welcome」は「well + come」とイメージすると「よく来てくれた!」という雰囲気がつかみやすいです。

  • ドアマットに書いてある “Welcome” を思い浮かべると、相手を快く迎えるポジティブな気持ちをイメージできます。

  • 覚えるときは「ウェルカム(well + come)」と音節を意識し、つづりを間違えないようにしましょう。

以上が動詞 “welcome” の詳細解説です。ぜひ日常会話からビジネスまで、幅広いシーンで使ってみてください。

意味のイメージ
welcome
意味(1)

(…へ)ようこそ;いらっしゃい《+to+名》

意味(2)

〈人〉‘を'出迎える,〈人〉‘に'出迎えのあいさつをする

意味(3)

〈人〉‘を'歓迎する,喜んで迎える

意味(4)

〈提案など〉‘を'受け入れる

意味(5)

(出迎えの)あいさつ

意味(6)

歓迎

意味(7)

もてなし[方]

意味(8)

歓迎される,喜んで受け入れられる

意味(9)

うれしい,ありがたい

意味(10)

《補語にのみ用いて》自由に使ってよい,自由にしてよい

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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