最終更新日:2025/06/23
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vegetable

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元となった辞書の項目

vegetable

名詞

〈C〉《複数形で》野菜,青物;野菜の食用になる部分 /〈U〉植物 / 〈C〉植物人間(脳の機能が冒され,呼吸・消化・排出機能などだけが健全に人間) / 植物の,植物性の / 野菜の / 植物のような,単調な,活気のない

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解説

1. 基本情報と概要

単語: vegetable

品詞: 名詞 (countable または不可算の場合あり)

意味(英語): A plant or part of a plant that is used as food, especially in savory dishes.

意味(日本語): 野菜。食用の植物(特に、葉や根、果実など)を指す言葉です。

「vegetable」は、食事に使われる植物全般を指す言葉です。日常的に料理や食材の文脈でよく使われます。サラダを作るときや健康的な食事を話題にするときに「vegetable」という単語が頻出します。


  • 活用形:


    • 単数形: vegetable

    • 複数形: vegetables (例: I eat vegetables every day.)


  • 他の品詞例:


    • 形容詞的用法: vegetable soup(「野菜のスープ」のように名詞を修飾する形で使われる)

    • ただし「vegetable」という単語が単独で正式な形容詞形として使われることは一般的ではなく、「vegetative」(植物状態の、という医学用語)など別の意味を持つ形容詞形が存在します。


  • CEFRレベル: A1(超初心者)~A2(初級)程度


    • 食べ物・料理の基本ボキャブラリーとして、非常に早い段階で学ぶ単語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: 「vegetable」はラテン語の “vegetabilis”(成長する、活動する)に由来しています。厳密な接頭語・接尾語があるわけではなく、語幹 “veget-” が植物(成長するもの)を表します。

  • 派生語や類縁語:


    • vegetarian(菜食主義者)

    • vegetarianism(菜食主義)

    • vegetative(植物性の)


  • よく使われるコロケーション(10例):


  1. fresh vegetables(新鮮な野菜)

  2. leafy vegetables(葉物野菜)

  3. vegetable soup(野菜スープ)

  4. vegetable garden(家庭菜園)

  5. cooked vegetables(加熱調理した野菜)

  6. raw vegetables(生の野菜)

  7. root vegetables(根菜類)

  8. vegetable salad(野菜サラダ)

  9. mixed vegetables(ミックスベジタブル)

  10. vegetable dish(野菜料理)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語 “vegetabilis” → フランス語 “vegetable” → 英語 “vegetable”


    • “vegetabilis” は「活動する」「成長する」という意味で、そこから「植物が成長する」イメージが広がり、食用植物を意味するようになりました。


  • ニュアンスや使用時の注意点:


    • 一般的にはどのような食用植物でも「vegetable」と呼べますが、トマトなど一部のものは植物学的には果物(fruit)でも、料理の文脈では「vegetable」に含まれる場合もあります。

    • カジュアルな会話からフォーマルな場面まで幅広く使われ、特別な感情的ニュアンスは少なく、どちらかというと日常の食事や健康に関する中立的・実用的な印象です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算:


    • 可算名詞として「a vegetable」「two vegetables」のように個々の野菜を数えるときに使います。

    • 不可算名詞として使う場合もあり、その際は「some vegetable(野菜類)」「a serving of vegetable(野菜1人前)」のように、野菜をひとまとめに扱います。


  • 一般的な構文/イディオム:


    • eat vegetables(野菜を食べる)

    • grow vegetables(野菜を育てる)

    • “turn into a vegetable” は「植物状態になる」という医学的、比喩的表現ですが、ややネガティブな意味合いがあるため注意が必要です。


  • 使用シーン: 日常会話・レシピ使用・健康関連の話題など幅広いです。フォーマル・カジュアル問わず頻繁に使われます。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I usually have vegetables with every meal.”

    (私は普段、毎食野菜を食べるようにしています。)


  2. “Do you prefer fresh vegetables or frozen ones?”

    (生野菜と冷凍野菜、どちらが好きですか?)


  3. “My kids don’t like to eat green vegetables.”

    (私の子どもたちは緑の野菜を食べたがりません。)


(2) ビジネスでの例文


  1. “Our company cafeteria offers a wide selection of vegetables daily.”

    (当社のカフェテリアでは、毎日多様な野菜メニューを提供しています。)


  2. “Market research shows an increased demand for organic vegetables.”

    (市場調査によると、有機野菜の需要が増加しています。)


  3. “We plan to expand our vegetable supply chain to meet the growing customer base.”

    (顧客層の拡大に対応するため、野菜の供給網を拡充する予定です。)


(3) 学術的・専門的な文脈での例文


  1. “Recent studies indicate that a diet rich in green vegetables may reduce the risk of certain diseases.”

    (最近の研究では、緑の野菜を多く含む食事が特定の疾患のリスクを減らす可能性があることが示唆されています。)


  2. “The classification of vegetables depends on their edible parts, such as roots, stems, leaves, and flowers.”

    (野菜の分類は、根、茎、葉、花など、食べられる部位に基づいて行われます。)


  3. “In horticultural research, we examine vegetable growth under controlled environmental conditions.”

    (園芸学の研究では、管理された環境条件下で野菜の生育を調査します。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • produce(生鮮食品全般; 果物や野菜をまとめて指すことが多い)

    • greens(特に葉物野菜を指す口語的表現)

    • plants(植物全般; 食用とは限らない)


  • 反意語:


    • fruit(果物; 植物学的には様々な果物が「果実」ですが、料理上“vegetable”と区別されることが多い)


ニュアンスの違い


  • “produce” はスーパーなどで野菜と果物のコーナーを指す総称としてもよく使われ、「野菜」というより「青果物」のイメージです。

  • “greens” は口語的に、特に葉物野菜(ホウレンソウ、レタスなど)を指す場合が多いです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈvɛdʒ.ə.tə.bəl/


    1. 最初の音: “ve” [vɛ] で、唇と歯で “v” の音を正しく発音

    2. アクセント(ストレス): 第1音節 “ve” に強勢


  • アメリカ英語とイギリス英語: 発音の差はほとんどありませんが、アメリカ英語では [ˈvɛdʒ.ɪ.t̬ə.bəl] のように “t” の発音がやや弱化することがあります。

  • よくある発音の間違い: /vəˈdʒeɪt/ のように伸ばしてしまう、あるいは “ve-ge-ta-ble” を4音節で発音する人もいますが、実際は “veg-e-ta-ble” で3~4音節くらいのイメージです(中間の母音が弱くなるので、3音節と数えられることが多い)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「vegetable」を「vegitable」と書いてしまうミスが多いです。

  • 同音異義語との混同: 特にありませんが、「vegetative(植物性の/植物状態の)」との意味の違いに注意。

  • 試験での出題傾向:


    • TOEICなどでは、ビジネスシーンでのメニューやカフェテリア案内に登場する場合あり。

    • 英検では、初級レベルの単語として日常会話や健康に関する話題で出題されることが多いです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペリングの覚え方として、「vege + table」で「野菜(vege)がテーブル(table)にある」とイメージすると良いでしょう。

  • 「ve-juh-ta-bul」のリズムで区切りながら口に出して練習すると、発音やスペルが定着しやすくなります。

  • 食事や料理が好きな人は、日常生活でこまめに「hot vegetable dish」「fresh vegetable juice」など、フレーズ単位でインプット&アウトプットをすると自然に身につきます。


以上が名詞「vegetable」の詳細な解説です。日常のさまざまなシーンで頻繁に登場する必須単語なので、意味や用法をぜひ押さえておきましょう。

意味のイメージ
vegetable
意味(1)

〈C〉《複数形で》野菜,青物;野菜の食用になる部分

意味(2)

〈U〉植物

意味(3)

〈C〉植物人間(脳の機能が冒され,呼吸・消化・排出機能などだけが健全に人間)

意味(4)

植物の,植物性の

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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