最終更新日:2025/08/25
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site

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元となった辞書の項目

site

名詞

【名】(特別な目的を持って使用される)土地,敷地 / (重大な出来事が起こった)場所,跡地 /

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昨日、その有名な場所を訪れた。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: site

品詞: 名詞 (場合によっては動詞としても使われることがあります)

意味(英語)


  • (名詞) A place or location where something is, or where an event takes place.

意味(日本語)


  • (名詞) ある出来事が起こる場所、もしくは何かが存在する場所のことです。特に工事現場や歴史的建造物の跡地、ウェブサイト(web site)など、物理的な場所から仮想の場所まで幅広く指します。「場所」や「用地」という感覚で使われる単語です。

「どこかが何かのために特別に割り当てられた場所」というニュアンスを含み、会話の中で「イベント会場」「工事現場」「建設予定地」「ウェブサイト」として使われることがよくあります。

CEFRレベル目安: B1(中級)

「site」という言葉は、それほど難易度は高くありませんが、抽象的な「場所」を表すのでやや上位レベルの単語として扱われることがあります。


活用形


  • 名詞としては単数形「site」、複数形「sites」です。

  • 動詞として使う場合 (稀に見られる形) は「to site」(適切な場所に設置する、配置する) という形がありますが、一般的ではありません。

他の品詞になった例


  • Website (名詞): 「ウェブサイト」という派生的表現(複合語)。

  • siting (動詞の現在分詞): 「(建物などを) 配置すること」を意味する表現。


2. 語構成と詳細な意味

「site」は短い単語で、はっきりした接頭語や接尾語はありません。


  • 語幹: site

派生語や類縁語


  • website: インターネット上のページや集まり

  • campsite: キャンプをする場所、キャンプ場

  • building site: 建築現場

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. construction site → 建設現場

  2. archaeological site → 遺跡

  3. camping site → キャンプ場

  4. job site → 仕事の現場

  5. web site / website → ウェブサイト

  6. historical site → 史跡

  7. on-site inspection → 現地調査

  8. testing site → 試験/検査会場

  9. site visit → 現地訪問

  10. site plan → 敷地計画図


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の situs(位置、置かれた状態)に由来し、フランス語を経て英語に入りました。

歴史的には「配置場所」「位置」を意味するのが中心となり、現在でも「特定の用途を持つ場所」という意味合いを強く持ちます。

ニュアンス:


  • フォーマル・カジュアルのどちらでも使えますが、「site」を使うときは抽象的に「何か特定の目的を持った場所」という感覚が出ます。

  • 「場所」全般を表す「place」よりも少し専門的・目的性がある印象を与えることがあります。


4. 文法的な特徴と構文

名詞: 可算名詞


  • 「a site」「the site」「many sites」のように数えられます。

主な構文例


  • “The site of 〜” (〜の場所)

  • “This site is located 〜” (この場所は〜に位置している)

  • “to build on a site” (ある敷地に建設する)

イディオム・決まり文句


  • “on site” → 「現地で」「敷地内で」(ビジネスや工事などでよく使われる)


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Did you visit the archaeological site when you went to Greece?”

    (ギリシャに行ったとき、遺跡には行きましたか?)


  2. “I heard there's a great picnic site by the river.”

    (川のそばに素敵なピクニックできる場所があるって聞いたよ。)


  3. “We're looking for a campsite with a nice view of the lake.”

    (湖がきれいに見えるキャンプ場を探しているんです。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our team will visit the construction site tomorrow morning.”

    (私たちのチームは明日の朝、建設現場を訪問します。)


  2. “We should confirm the site layout before finalizing the plans.”

    (計画を確定する前に、敷地のレイアウトを確認するべきです。)


  3. “How many employees can work on site simultaneously?”

    (現場には同時に何人の従業員が働けますか?)


(3) 学術的・専門的な文脈


  1. “This site has provided valuable information about ancient civilizations.”

    (この遺跡は古代文明に関する貴重な情報をもたらしている。)


  2. “The researchers conducted fieldwork on site to gather soil samples.”

    (研究者たちは土壌サンプルを採取するため、現地調査を行った。)


  3. “We need to preserve the historical site for future generations.”

    (後世のためにこの史跡を保護する必要があります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. place (場所)


    • 幅広く「場所」を意味する、一番汎用的な単語。目的性は問わない。


  2. location (位置)


    • 座標や場所を特定するときに使われる。ややフォーマル。


  3. area (区域)


    • もう少し広域なエリアや範囲を表す。


  4. spot (場所、地点)


    • 小さく特定の地点を指す。カジュアル寄り。


反意語 (Antonyms)

「site」の明確な反意語はありませんが、「off-site(現場外で)」の形で対比を表すことがしばしばあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /saɪt/

  • アメリカ英語 / イギリス英語 どちらもおおむね同じ発音です。

  • 一音節の単語で、強勢は「site」の頭(というか全体)に置かれます。

  • 同音異義語に「sight (視界、見ること)」と「cite (引用する)」があり、スペルと意味が違うので注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「sight」(視野)、「cite」(引用する) と同じ発音ですが、スペルも意味も異なります。書き間違いに注意しましょう。

  • 「website」と書くときに「web site」と分けたり、「sight」と混ぜて間違えたりしやすいので注意。

  • TOEICなどの試験では「construction site」や「job site」など、ビジネスシーンの文脈で出題される可能性があります。

  • 英検などの資格試験では「archaeological site」「historical site」という文脈で聞かれることもあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「site」は、何か立てる「さい(才)の場所」をイメージすると覚えやすいかもしれません。

  • 「sight (視界)」や「cite (引用)」との違いは意味の違いをイメージすると区別しやすいです。


    • sight → 目で見るもの

    • cite → 文章などを引用する

    • site → 敷地や場所


「site」は、いつも「何かが“ここにある”場所」を指すと覚えると自然に使いやすくなります。


以上が、名詞「site」に関する詳細解説です。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
site
意味(1)

遺跡;(事件などの)現場

意味(2)

(町・建物などの)場所;敷地,用地

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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