最終更新日:2025/08/28
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result

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元となった辞書の項目

result

名詞

〈U〉〈C〉結果 / 《複数形で》(試験・競技などの) 成績

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解説

1. 基本情報と概要

単語: result

品詞: 名詞 (可算名詞・不可算名詞のいずれもあり得る)

意味(英語): an outcome, consequence, or effect of something.

意味(日本語): (何かの)結果、成果、結末

「result」は、何かを行った後に得られる「結果」「成果」を指す単語です。「テストの結果」や「協議の結果」のように、あらゆる状況の「結果」を示すときに使います。

CEFRレベル目安:


  • B1(中級)レベル:一般的な会話で頻出し、学習者にとっても把握しやすい単語です。

活用形・派生形など


  • 「result」の動詞形:to result (自動詞)

    例) “The traffic jam resulted from an accident.”

  • 形容詞形/副詞形は直接持ちませんが、派生語として“resulting (形容詞的な意味:結果として生じる)”などがあります。

2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: 「re-」という接頭辞がついているように見えますが、ラテン語由来の “resultare”(「弾き返す、はね返る」)が語源です。現代では「re-」が明確な接頭辞として働いているわけではありません。

  • 詳細な意味: 「ある行動や出来事から導かれる結論や成り行き」というニュアンスを持ち、ポジティブな結果、ネガティブな結果ともに幅広く使えます。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. final result — 最終結果

  2. test result — テストの結果

  3. election results — 選挙結果

  4. positive/negative result — 陽性/陰性の結果

  5. result in failure — 失敗という結果をもたらす

  6. result in success — 成功という結果になる

  7. as a result — その結果

  8. direct/indirect result — 直接的な/間接的な結果

  9. track results — 結果を追跡する

  10. produce a result — 結果を生み出す

3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「resultare」(=はね返る)が起源とされます。元々は「物理的にはね返る」という意味が転じて、「ある原因に対してはね返ってくるもの=結果」という解釈になったようです。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • ポジティブな印象・ネガティブな印象のどちらにも使えます。

    • 一般に「カジュアル」「フォーマル」どちらの場面でも柔軟に使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算か不可算か


    • 「可算名詞」として具体的な結果を指すとき (“the results of the test”) に使います。

    • 研究や一連の行為によって得られる「結果全体」を指すときには「不可算名詞」として使われることもあります。


  • 動詞としての用法 (to result)


    • 自動詞: “to happen as a consequence” の意味で、「~の結果として起こる」を表します。

      例) “His carelessness resulted in an accident.” (彼の不注意によって事故が起きた)


一般的な構文例


  • as a result(その結果)

    例) “He missed the bus. As a result, he was late for work.”

  • result from …(…から結果として生じる)

    例) “The confusion resulted from the lack of information.”

  • result in …(…という結果になる)

    例) “The discussion resulted in a new plan.”

5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m really nervous about my test results. I hope I did well.”

    (テストの結果がとても心配なんだ。うまくいってるといいんだけど。)

  2. “What was the end result of your baking experiment?”

    (お菓子作りの実験、最終的な結果はどうだった?)

  3. “We tried a new recipe, and the result was surprisingly good!”

    (新しいレシピを試してみたら、結果は驚くほど良かったよ!)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We need to analyze the sales results from last quarter.”

    (前四半期の売上結果を分析する必要があります。)

  2. “The survey results indicate strong customer satisfaction.”

    (調査の結果によれば、顧客満足度は高いことがわかります。)

  3. “As a result of our collaboration, we’ve expanded our market reach.”

    (共同作業の結果、市場範囲を拡大することができました。)

学術・専門領域での例文(3つ)


  1. “The experimental results suggest a significant correlation between the two variables.”

    (実験結果は、2つの変数の間に有意な相関があることを示唆しています。)

  2. “Our findings result from months of research and data analysis.”

    (私たちの研究結果は、数か月にわたる調査とデータ分析の成果です。)

  3. “The study’s results were published in a peer-reviewed journal.”

    (その研究結果は、査読付きジャーナルで発表されました。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語(synonyms)


  1. outcome(結果)


    • 「結末・最終的な状態」を指すことが多い。


  2. consequence(結果、影響)


    • ややネガティブなニュアンスを含むことが多い。


  3. effect(効果、影響)


    • 何かの影響や作用の側面が強調される。


反意語(antonyms)


  • cause(原因)


    • 「原因」に対して「結果」という対比的な概念。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /rɪˈzʌlt/

  • アクセント: 「ri-ZULT」のように第2音節に強勢を置く。

  • アメリカ英語とイギリス英語:


    • おおむね同じ発音だが、アメリカ英語では「ʌ」の音がやや強めなことがある。


  • よくある発音の間違い: 「re-zult」と「e」の音を強く読みすぎてしまうこと。強勢は第2音節です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “result” のスペルミスに注意(×resault, ×reslutなど)。

  • 自動詞として“result in ...”を使うときには、前置詞 “in” を忘れないようにする。

  • 「as a result」を使う際はコンマの位置にも注意し、文頭に置く場合は “As a result,” のようにコンマをつけると読みやすい。

  • 試験対策:TOEIC・英検などでは、因果関係を示す表現としてよく出題される。特に“result in ~”や“result from ~”の区別は要チェック。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 関連ストーリー: 「弾み返って自分に返ってくるイメージ」→行動や原因から飛び返ってくるものが“result(結果)”というイメージ。

  • 覚え方のコツ:


    • 「re(再び)」+「sult(跳ねる)」とイメージして、「行動が跳ね返って結果となる」と覚えると定着しやすい。

    • スペリングは「re + sult」を分けて意識すると綴りミスを減らせる。



「result」は日常生活・ビジネス・学術的文脈など幅広く使える便利な単語です。原因と結果を結びつける表現で、ぜひ積極的に活用してみてください。

意味のイメージ
result
意味(1)

〈C〉〈U〉結果,結末;成果,効果

意味(2)

《複数形で》(試験・競技などの)成績

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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