最終更新日:2025/08/31
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worker

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元となった辞書の項目

worker

名詞

仕事をする人,勉強をする人 / (暮らしのために働く)労働者 / 努力家,働き者 / 働きバチ,働きアリ

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仕事人はタスクを効率的にこなした。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: worker

品詞: 名詞 (countable noun)

意味 (英語): A person who works, especially one who does a particular kind of job or is employed to do physical or mental labor.

意味 (日本語): 仕事をする人、一つの職業・作業に従事する人、または肉体労働や頭脳労働に雇用されている人を指します。一般的には「働き手」「労働者」と訳されます。日常会話からビジネスシーンまで幅広い文脈で使われます。

「worker」という単語は、働く人を幅広く指し、人間の立場から「労働者」を意味するときに使われます。カジュアルにもフォーマルにも使われる、頻度の高い単語です。


  • 活用形:


    • 単数形: worker

    • 複数形: workers


  • 他品詞になった例:


    • work (verb) : 働く

    • workable (adjective) : 実行可能な、うまくいく可能性がある

    • work (noun) : 仕事、作業


  • CEFRレベル目安:


    • A2: 初級レベル

    • 「worker」は日常的に「労働者」という意味で使う単語であり、初級レベルでもよく目にします。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 語幹 (root): work (働く、仕事)

    • 接尾語 (suffix): -er (「〜する人・もの」を表す)


  • 派生語や類縁語:


    • workforce (名詞) : 労働人口、従業員総数

    • workshop (名詞) : 作業場、研修会

    • homework (名詞) : 宿題

    • workable (形容詞) : 実行可能な


  • よく使われるコロケーション(共起表現)10個:


    1. skilled worker (熟練工)

    2. unskilled worker (未熟練工)

    3. factory worker (工場労働者)

    4. office worker (会社員、事務職員)

    5. health care worker (医療従事者)

    6. migrant worker (移民労働者)

    7. social worker (ソーシャルワーカー)

    8. construction worker (建設作業員)

    9. part-time worker (パートタイム労働者)

    10. dedicated worker (献身的な働き手)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「work」は古英語の“weorc”から派生し、「働く」「仕事をする」といった意味が広がりました。

    その後、英語における一般的な「〜をする人」を表す接尾語として“-er”がつけられ、「worker」は「働く人」を意味するようになりました。


  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • “worker”は特定の職業に限らず、働く人なら誰にでも使えます。

    • 文章でも口語でも同様に頻繁に使われます。

    • 場合によっては「従業員」としても訳されることがありますが、厳密には“employee”の方が「雇われている人」という意味に特化しています。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算名詞):


    • 可算名詞なので、単数形 worker、複数形 workers を使います。


  • 一般的な構文例:


    1. worker + of + 〜 (例: a worker of the company)

    2. worker + in + 場所/分野 (例: a worker in the construction industry)

    3. 形容詞 + worker (例: a hardworking worker)


  • イディオム的表現は特になし:

    “work”自体はいくつかイディオムがありますが、“worker”を中心とした特有のイディオムはそれほど多くありません。


  • フォーマル/カジュアル:


    • ビジネス文章や公的文書などフォーマルなシーンでも使います。

    • 日常会話でも「I’m a worker at the factory.(工場で働いています。)」というように自然に使用します。



5. 実例と例文

① 日常会話での例文


  1. “My brother is a factory worker. He builds car parts every day.”

    (私の兄は工場労働者です。毎日車の部品を作っています。)


  2. “He’s a hard worker and usually stays late to finish his tasks.”

    (彼はとてもよく働く人で、仕事を終わらせるためにいつも遅くまで残業しています。)


  3. “Many workers here prefer flexible hours.”

    (ここでは多くの労働者がフレックスタイムを好みます。)


② ビジネスシーンでの例文


  1. “We need more skilled workers to handle the new machinery.”

    (新しい機械を取り扱うために、より熟練した従業員が必要です。)


  2. “Dedicated workers are key to the company’s success.”

    (献身的に働く従業員たちが、その会社の成功を支えています。)


  3. “Our company is surveying the job satisfaction of all workers.”

    (当社では、すべての従業員に仕事の満足度に関する調査を行っています。)


③ 学術的・専門的な場面での例文


  1. “The study examines the health risks faced by construction workers.”

    (その研究は建設作業員が直面する健康リスクを調査しています。)


  2. “Migrant workers often face cultural and language barriers.”

    (移民労働者はしばしば文化的・言語的な壁に直面します。)


  3. “Some researchers focus on the psychological well-being of social workers.”

    (一部の研究者はソーシャルワーカーの心理的な健康に焦点を当てています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (synonyms):


    1. employee (従業員) : 雇用されている側を強調するとき

    2. staff member (スタッフの一員) : 組織の一員であることを強調するとき

    3. laborer (肉体労働者) : 肉体労働に主眼を置くとき


例)

“He is a dedicated worker.” / “He is a dedicated employee.”

→ “employee”はやや「雇用されている人」というニュアンスを強調


  • 反意語 (antonyms):


    • “employer” (雇用主) : 働かせる側

    • “unemployed” (失業中の) : 働いていない人



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ˈwɝːkər/

    • イギリス英語: /ˈwɜːkə/


  • アクセント (ストレス):


    • “wor” の部分に強勢がきます (WOR-ker)。

    • アメリカ英語では “ɝː” (rの母音) をはっきり発音し、イギリス英語では “ɜː” とrを発音しない。


  • よくある発音の間違い:


    • “work”部分を “walk” のように誤って発音してしまう

    • “er” のrを落としすぎる(アメリカ英語では特にrの発音まで巻き舌を意識)



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • 「worker」を「workar」「workre」などと書き間違えないよう注意。


  • 同音異義語との混同:


    • “walker” (歩く人) と混同しないように注意。つづりが似ていますが、意味は異なります。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検でも「worker」の派生語(social worker, migrant worker などのコロケーション)として出題されることがあります。熟語やコロケーションとして覚えましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ例:


    • 「work」(仕事) を “する人” というイメージへ“er”をつけると「worker」。

    • 「shop」が「seller」にならない一方、「sell」が「seller」になるのと同様に、動作を表す動詞に「-er」をつけると「その動作をする人」を表す、と覚えておくと便利です。


  • 勉強テクニック:


    • “-er” を「人・モノを表す接尾語」としてまとめて暗記すると、他の単語(teacher, driver, playerなど)と合わせて覚えやすいです。



以上が、名詞「worker」の詳細解説です。働く人全般を指す大変シンプルな単語ですが、コロケーションやフォーマル/カジュアル両方の場面で活躍する、大変便利な単語です。

意味のイメージ
worker
意味(1)

仕事をする人,勉強をする人

意味(2)

(暮らしのために働く)労働者

意味(3)

努力家,働き者

意味(4)

働きバチ,働きアリ

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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