最終更新日:2024/09/26
正解を見る

earth

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

earth

名詞

《the》地球 / 〈U〉(天,空に対して)地,地面 / 〈U〉土(soil) / 《the~》世界;全世界の人々 / 〈C〉土類(金属酸化物) / 〈C〉《英》アース,接地線 / 〈C〉《おもに英》(キツネなどの)穴

このボタンはなに?

地球は太陽から3番目の惑星です。

このボタンはなに?
解説

名詞「earth」の詳細解説

1. 基本情報と概要

意味(英語): “Earth” can mean the planet we live on, the ground/soil, or the land surface.

意味(日本語): 「地球」や「地面」、「土」などを指す単語です。日常会話では「地面に落ちる」とか「地球について考える」といった文脈で使われます。また、「アース」として電気回路を地面に接続する場合にも用いられます。

学習者にとっては「地球」や「地面」を表す最も基本的な単語の一つで、地理・科学・日常生活とさまざまな分野で登場する、とても汎用的な名詞です。


  • 品詞: 名詞 (noun)

  • 難易度目安(CEFRレベル): A2(初級)


    • A2(初級): 基本的な単語や表現が理解できるレベル。


主な用法と活用例


  • 単数形: earth

  • 複数形: earths (ただし複数形で使われることは少ない)

他の品詞形


  • 形容詞形: earthly(世俗の、塵世の)、earthy(質素な、土のような)

  • 動詞形(派生形として): “to earth” はイギリス英語で「(電気機器を)アースする」を意味します。アメリカ英語では “to ground” が一般的。

2. 語構成と詳細な意味

英単語「earth」は、一語全体で「地球・土・地面」を意味するため、はっきりとした接頭語・接尾語はありません。語幹は “earth” です。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. the surface of the Earth(地球の表面)

  2. mother Earth(母なる大地)

  3. planet Earth(惑星である地球)

  4. on Earth(地球上で/いったい全体)

  5. down to earth(現実的な、堅実な)

  6. earthen pot(土器)

  7. fertile earth(肥えた土)

  8. treasure buried in the earth(地中に埋蔵された宝)

  9. connection to earth(アース接続)

  10. salt of the earth(人格の優れた人たち/世の中の良心)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “eorþe” に由来し、「地面」「大地」を指していました。

  • 歴史的使用: 主に宗教・神話・詩などで「大地」の概念を表現するように使われてきました。

  • ニュアンス: 「地面」や「大地」の物理的意味から、「人間生活の舞台」や「ありふれた現実世界」といった比喩的用法まで幅広く使われます。感覚としては、日常的かつ厳密な語義を持ちつつも、詩的に扱われることも多いです。

  • 使用シーン:


    • 口語でも文書でも頻繁に使われます。

    • 「Planet Earth(惑星地球)」のような堅めの表現から、「on Earth?(いったい全体?)」のようなカジュアルな会話表現まで幅広く登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算: 一般的には不可算名詞として扱われることが多いですが、「earths」のように複数形を使って「異なる種類の土や大地」を表すこともあります(非常にまれ)。

  • 定冠詞の使用: 「the Earth(地球)」のように固有名詞的に定冠詞をつけて使われる場合があります。

  • イディオム:


    • “come back down to earth”: 夢見がちな状態から現実に戻る

    • “what on earth”: 「いったい何が?」「いったい全体?」の強調表現


フォーマル/カジュアル例


  • フォーマル: “The Earth’s climate is changing at an unprecedented rate.”

  • カジュアル: “What on earth are you doing?”

5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I dropped my keys on the earth, so they’re probably dirty.”

    (鍵を地面に落としちゃったから、たぶん汚れてるよ。)

  2. “What on earth are you talking about?”

    (いったい何の話をしてるの?)

  3. “He spends a lot of time digging in the earth for his garden.”

    (彼は庭仕事のために土を掘ってばかりいる。)

(2) ビジネスシーン


  1. “Our company is committed to protecting the Earth’s natural resources.”

    (当社は地球の天然資源を保護することに全力を尽くしています。)

  2. “We must consider sustainable strategies for the good of the Earth.”

    (地球のために持続可能な戦略を考えなければなりません。)

  3. “This device must be earthed (grounded) properly to ensure safety.”

    (この装置は安全のために正しくアース接続されなければなりません。)

(3) 学術的な文脈


  1. “The Earth’s magnetic field protects us from solar radiation.”

    (地球の磁場は太陽放射線から私たちを守っている。)

  2. “Geologists study the Earth’s crust to understand plate tectonics.”

    (地質学者はプレートテクトニクスを理解するために地殻を研究する。)

  3. “Early theories suggested the Earth was the center of the universe.”

    (初期の理論では、地球が宇宙の中心だと考えられていた。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. ground(地面)


    • 「地面」を指し、比較的日常的に物理的な表面を強調。

    • 例: “He fell to the ground.”(彼は地面に倒れた)


  2. soil(土・土壌)


    • 地面の素材や土壌の質に焦点を当てる。農業や植物栽培によく使う。

    • 例: “The soil here is very fertile.”(ここの土壌はとても肥沃です)


  3. world(世界)


    • 人々の社会や文明全体を含む概念。

    • 例: “He traveled around the world.”(彼は世界を旅した)


  4. globe(地球儀、地球)


    • 主に「地球儀」や球体としての地球を指す。

    • 例: “We have a globe in the classroom.”(教室に地球儀がある)


反意語


  • 明確な反意語は存在しませんが、対比としては “sky” (空)が挙げられる場合があります。

7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ɜːrθ/ (アメリカ英語・イギリス英語共通に近い)

  • アクセント: この単語は1音節で、全体をやや伸ばして「アース」と発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 両者ともほぼ同じ発音ですが、アメリカ英語では “r” の発音がやや強めです。

  • よくある間違い: “th” を [s] や [t] のように発音してしまうこと。正しくは舌先を歯と歯の間に軽く当てる発音。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “earth” を “eath” や “erth” と書き間違えることがあるので注意。

  • 同音異義語との混同: 厳密な同音異義語はありませんが、発音が似た単語として “worth” などがあり、混在しないように注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などでは、環境問題や地球規模の話題で必ず出てくる重要単語です。地球環境やエネルギー問題に関連する文章中に登場しやすいので、意味の広がりを理解しておくことが大切。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ストーリーで覚える: 「地球儀(globe)の”earth”は、私たちが暮らす大地。」とイメージしながら、『母なる大地 (Mother Earth)』という表現を関連付けて覚えると印象深いです。

  • つづりのポイント: “ear” + “th” と分けて、「耳(ear)の先にthがついている」とイメージすると覚えやすいです。

  • 発音のコツ: /ɜːr/ の部分に注意しながら、舌を挟む [θ] の練習を組み合わせると効果的です。

以上が名詞「earth」の詳細な解説となります。普段から「地球」「大地」「土」という概念を耳にするときに、この単語を思い浮かべて学習に役立ててください。

意味のイメージ
earth
意味(1)

《the~,時に[the]E-》地球

意味(2)

〈U〉(天,空に対して),地面

意味(3)

〈U〉(soil)

意味(4)

〈C〉土(ど)類(金属酸化物)

意味(5)

〈C〉《英》アース,接地[線]

意味(6)

〈C〉《おもに英》(キツネなどの)穴

意味(7)

〈植物〉‘に'土をかぶせる《+op+

意味(8)

《英》…‘に'アース線をつなぐ;…‘を'アースする(《米》ground)

意味(9)

《the~》世界;全世界の人々

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★