最終更新日:2025/12/04
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computer

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元となった辞書の項目

computer

名詞

コンピューター / 計算機 / 電子計算機 / PC(personal computer)

このボタンはなに?

私は新しいコンピューターを買った。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: computer

品詞: 名詞 (noun)

活用形:


  • 単数形: computer

  • 複数形: computers

意味 (英語 → 日本語)


  • computer: コンピュータ(計算や情報処理を行う機械)

「コンピュータ」は計算やデータ処理をするための電子機器を指す言葉です。私たちが使うスマートフォンやラップトップ、デスクトップなども広い意味ではすべて「computer」なのですが、日常会話では通常「パソコン(PC)」などと呼ばれることもあります。どちらかというとややテクニカルな感じがする単語ですが、最近では誰でも身近に使うものとなっています。

CEFRレベル目安: A2(初級)

→ 日常的に使う単語ですが、基本レベルとして習得しておきたい語です。

他の品詞に変化する例:


  • 動詞: compute (計算する)

  • 形容詞: computational (計算に関する)

2. 語構成と詳細な意味


  • “com-” (強調や共に、などを表す接頭語としてのニュアンスがありますが、ここでは直接的な意味よりも語源として「together」や「with」などが根底にあります)

  • “putare” (ラテン語で「計算する、考える」という意味から派生)

  • “-er” (~するもの、~する人や道具を表す接尾語)

古くは「計算する人」を指す言葉でしたが、後に機械のコンピュータを指すようになりました。

よく使われるコロケーション10選


  1. personal computer(パーソナルコンピュータ)

  2. computer science(計算機科学)

  3. computer program(コンピュータプログラム)

  4. computer software(コンピュータソフトウェア)

  5. computer hardware(コンピュータハードウェア)

  6. computer network(コンピュータネットワーク)

  7. computer system(コンピュータシステム)

  8. computer literacy(コンピュータに関するリテラシー)

  9. computer lab(コンピュータ実習室)

  10. computer graphics(コンピュータグラフィックス)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の com-(共に)+ putare(計算する)から来ており、もともとは「計算する人」という意味で使われていました。

  • 歴史的な使われ方: 20世紀初頭までは、人間の計算手(計算を専門とする人)を指して「computer」と呼ぶこともありましたが、機械が計算をするようになってからは「電子計算機」としての意味に移っていきました。

  • ニュアンス・注意点: 「computer」というと少し幅広いニュアンスがあり、デスクトップやノートパソコンなどの物理的な機器に限らず、さまざまなシステムまで含む場合があります。文章で使う際はいわゆるPCだけを指すのか、サーバーやスーパーコンピュータも含むのかなど、コンテクストで変わります。

一般的には比較的カジュアルな場面からフォーマルな文章まで幅広く使われる語です。

4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun):


    • a computer / two computers / many computers


  • 文章で「the computer」と特定の機種を指す場合もあるため、冠詞の使い方に注意が必要です。

一般的な構文やイディオム


  • “use a computer” (コンピュータを使う)

  • “work on the computer” (コンピュータ上で作業する)

  • “computerize (something)” (何かをコンピュータ化する) — こちらは動詞です。

フォーマル/カジュアルのどちらでも使用される単語ですが、研究報告やビジネス文書では「コンピュータシステム」「コンピュータプログラム」など、より正確な名称とともに用いられることが多いです。

5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I need to buy a new computer because my old one is too slow.”

    (古いコンピュータが遅すぎるから、新しいのを買わなきゃ。)

  2. “Can I borrow your computer for a moment? I need to check my email.”

    (ちょっとだけコンピュータを借りてもいい?メールをチェックしたいの。)

  3. “My computer crashed again. I should probably get it fixed.”

    (またコンピュータがフリーズしちゃった。修理に出したほうがいいかも。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company has invested in advanced computer systems to improve data management.”

    (当社ではデータ管理を改善するため、最新のコンピュータシステムに投資しました。)

  2. “Please make sure the computer in the conference room is set up before the meeting.”

    (会議の前に、会議室のコンピュータの設定をしておいてください。)

  3. “Computer maintenance is crucial for preventing downtime in our operations.”

    (業務の停止を防ぐために、コンピュータメンテナンスは不可欠です。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Computer simulations have become essential in modern physics research.”

    (現代の物理研究では、コンピュータシミュレーションが不可欠となっています。)

  2. “Many universities now offer specialized courses in computer science.”

    (多くの大学が、コンピュータサイエンスの専門コースを提供しています。)

  3. “Computer experiments allow us to test complex theories that are difficult to verify in the lab.”

    (コンピュータ実験によって、実験室で検証しにくい複雑な理論をテストできます。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “PC” (ピーシー) → パーソナルコンピュータ。より個人向けの機器にフォーカスした言い方です。

  2. “laptop” (ノートパソコン) → デバイスとしては持ち運びやすいコンピュータ。

  3. “workstation” (ワークステーション) → 高性能コンピュータを指す場合が多い。

  4. “terminal” (端末) → ネットワークにつながっている入力・出力用の装置を指すこともあります。

反意語


  • (明確な反意語はありません。)

    ただし “manual calculation” (手計算) は機械を使わない計算という意味で対比的に捉えられます。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /kəmˈpjuːtər/ (米), /kəmˈpjuːtə/ (英)

  • アクセント: 「com*pu*ter」の第二音節「pu」に強勢が置かれます。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • アメリカ英語: /kəmˈpjuːtər/ 「ター」の音がやや「tər」と明確に発音される。

    • イギリス英語: /kəmˈpjuːtə/ 「ター」の部分が「tə」に近くなる。


  • よくある発音の間違い: 「コンピューター」と日本語的に伸ばし過ぎると英語らしく聞こえにくいので、「カムピュータ」に近いイメージを持つと良いです。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “computer” の“m”を入れ忘れて “couter” などとなりやすい。

  • 同音異義語との混同: 直接的な同音異義語はありませんが、“compute” (計算する) との混同に注意。

  • 試験対策として: TOEICや英検などでは「computer system」「computer-based test」など、どのように形容詞的に使われるかなども含めて出題されることがあります。冠詞 (a/the) の使い分けや、複数形(computers)の使い方にも気をつけるとよいでしょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「count(数える) + er(モノ) → 人の代わりに数えるモノ」から始まった、というストーリーで覚えると面白いでしょう。

  • スペリングのポイント: “com”と“put”の2つの塊+ “er”とイメージすると覚えやすいかもしれません。

  • 勉強テクニック: 身の回りにあるパソコンを見るたび「computer」と頭の中で言う習慣をつけると自然に覚えられます。


以上が名詞「computer」の詳細解説です。コンピュータは今や日常生活やビジネス、学術の場面などあらゆる分野で目にする、非常に重要な単語です。ぜひ、文脈に合わせた使い方をしっかりマスターしてみてください。

意味のイメージ
computer
意味(1)

計算機;電子計算機

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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