最終更新日:2025/11/15

赤ん坊,赤ちゃん / (家族・グループの中で)いちばん年少の人,最年少者 / 赤ん坊みたいな人 / (またbabe)《米俗》《特に若い女の子への呼びかけた用いて》かわいこちゃん / 赤ん坊の[ような],赤ちゃん用の / 《話》…'を'赤ちゃんのように扱う,甘やかす

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元となった辞書の項目

baby

名詞

赤ん坊,赤ちゃん / (家族・グループの中で)いちばん年少の人,最年少者 / 赤ん坊みたいな人 / (またbabe)《米俗》《特に若い女の子への呼びかけた用いて》かわいこちゃん / 赤ん坊の[ような],赤ちゃん用の / 《話》…'を'赤ちゃんのように扱う,甘やかす

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解説

1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)


  • 英語: “baby”

  • 日本語: 「赤ちゃん」「幼児」、または「かわいい人」「恋人」など、親しみを込めた呼びかけにも使われます。

    「赤ちゃん」の意味で使うときは、生まれたばかりの小さい子どもを指す、いわゆる「乳児」「新生児」をイメージする単語です。恋人や大切な人に親しく呼びかけるときにも、「Hey, baby!」のように砕けた場面で使われます。

「赤ちゃん」の意味はとてもやさしく温かなニュアンスを持つ単語です。子どもをあやすときや、誰かを大事に扱うときのイメージが強いです。

品詞と活用形


  • 品詞: 名詞 (noun)

  • 可算・不可算: 可算名詞(可算なので複数形は “babies”)

  • 複数形: “babies”(b-a-b-i-e-s)

  • 他の品詞例:


    • 動詞: “to baby someone” (〜を甘やかす、ちやほやする、過保護に扱う)

    • 形容詞: “baby”はそのまま形容詞的に使う場合もあります(例: baby car seat - 赤ちゃん用のカーシート)


難易度(CEFR レベル)


  • A1(超初心者): 日常で頻出し、特に幼児や家族の話題でよく出るとても基本的な語彙です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語・接尾語: 特になし

  • 語幹: “baby”

  • 大きな接頭語・接尾語はなく、一語でまとまった単語です。

詳細な意味


  1. 幼児、赤ちゃん: まだ話せなかったり、自力で歩けなかったりする時期の子ども。

  2. 呼びかけ: 親しい人への愛称。「ダーリン」「ベイビー」のようなニュアンス。

  3. 自分の手がけている大事なもの: プロジェクトや作品を「my baby」と表現することがあります。

例:よく使われるコロケーション(10個)


  1. newborn baby(新生児)

  2. baby shower(出産前に行うお祝いパーティー)

  3. baby formula(粉ミルク)

  4. baby steps(小さな一歩/一歩ずつ進むこと)

  5. baby food(離乳食)

  6. baby carriage / baby stroller(ベビーカー)

  7. crying baby(泣いている赤ちゃん)

  8. have a baby(赤ちゃんを授かる/産む)

  9. baby-sit (verb form: to baby-sit)(ベビーシッターをする)

  10. baby talk(あやすときの赤ちゃん言葉/幼児言葉)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “baby”は古英語の“babe”や“baban”などから派生したと考えられています。

  • 赤ちゃんを呼ぶときの「バブバブ」という、赤ちゃんを連想させる擬音的な部分が語源に近いとも言われています。

ニュアンス・使用時の注意


  • 動物の幼体にも「baby」を用いることがあり、たとえば「baby bird」「baby dog」といった表現も可能です。

  • 呼びかけとして使う場合は、基本的には恋人や家族など親しい間柄でカジュアルに使います。ビジネスやフォーマルな場での使用は不適切です。

  • 「子ども扱いをする」という意味合いでも “Don’t baby me.”(私を子ども扱いしないで)と使います。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞として単数・複数がある


    • 単数: a baby

    • 複数: babies


  2. 他動詞/自動詞


    • 名詞が基本ですが、動詞 “to baby (someone)” は他動詞的に「〜を甘やかす」「〜を子ども扱いする」の意味を持ちます。


  3. イディオム・構文例


    • throw the baby out with the bathwater: 大事なものまで一緒に捨ててしまう

    • baby steps: 少しずつ進む・小さな第一歩


  4. フォーマル/カジュアル


    • 「赤ちゃん」の意味で使う分にはフォーマルでも成り立つが、呼称としての “Hey, baby!” はカジュアルな場面に限る。



5. 実例と例文

日常会話


  1. “My sister just had a baby, and he’s adorable!”

    (姉が赤ちゃんを産んだんだけど、すごくかわいいよ!)


  2. “Could you hold the baby for a moment while I grab a diaper?”

    (おむつを取ってくる間、赤ちゃんをちょっと抱いててくれる?)


  3. “Aww, look at that baby giggling! She’s so cute!”

    (わあ、あの赤ちゃん、笑ってるよ!ほんとかわいいね!)


ビジネスシーン


  1. “We need to treat this project like our baby and nurture it carefully.”

    (このプロジェクトはまるで自分たちの赤ちゃんのように大切に育てていかないとね。)


  2. “His startup was his baby; he worked day and night to make it succeed.”

    (彼のスタートアップは彼にとって赤ちゃんのような存在で、成功させるため昼夜を問わず働いていました。)


  3. “Let’s not throw the baby out with the bathwater; we should keep the core idea.”

    (本質的なアイデアを捨てずに残そう。大事な部分まで捨てるのは避けよう。)


学術的な文脈


  1. “Research on baby cognition suggests they develop recognition skills early on.”

    (赤ちゃんの認知に関する研究によれば、早い段階で認識力を発達させるそうだ。)


  2. “The baby’s brain undergoes rapid development during the first year.”

    (赤ちゃんの脳は生後1年の間に急速に発達する。)


  3. “Factors such as nutrition, environment, and genetics all influence baby growth.”

    (栄養、環境、遺伝などの要因が、赤ちゃんの成長に影響を与える。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. infant(インファント)


    • 「乳児」「生後1年未満の子」を意味し、やや専門的・フォーマルな響きがある。


  2. newborn(ニューボーン)


    • 「生まれて間もない新生児」の意味。さらに生まれたばかりというニュアンス。


  3. toddler(トドラー)


    • 1〜3歳くらいの、よちよち歩きをはじめた幼児。


  4. child(チャイルド)


    • 幅広く子ども全般を指す。


  5. babe(ベイブ)


    • “baby” のくだけたバージョン(特に呼びかけやカジュアルな表現)。恋人などへの呼称として使われる場合が多い。


反意語


  • adult(成人、大人)

  • grown-up(同上、口語的)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈbeɪ.bi/

  • アクセント: 第1音節 “BAY” に強勢

  • アメリカ英語イギリス英語で大きな違いはありませんが、母音の響きに微妙な差がある場合があります(アメリカ英語なら[ベイビー]、イギリス英語でもほぼ同じ[ベイビー])。

  • よくある発音ミス: “bobby”や“biby”など、母音をあいまいに発音してしまうこと。しっかり “ベイ-ビー” と区切る意識を持つと良いでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “babby”や“bayby”といった綴り違い。

  • 複数形: “baby”の複数形は “babies” (y → i + es)。

  • 同音異義語: “babe”とは発音が似ていますが、スペルが違います。呼びかけとしてのニュアンスも異なります。

  • TOEIC・英検など: 日常会話や家族構成の話題でも頻出。「自己紹介」や「家族についてのスピーチ」などにもよく出ます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「赤ちゃんがおしゃべりしている “バブバブ”」という擬音からイメージすると覚えやすいでしょう。

  • 複数形のときは “y”が “i”に変わる単語のひとつなので、「bab*y* → bab*i*es」の変化を反射で覚えておくとミスが減ります。

  • 友だちや恋人に対して “Hey, baby!” と言っている映画やドラマのシーンを思い出すと、自然なニュアンスがつかめるでしょう。

以上が「baby」の詳しい解説です。赤ちゃんを表すだけでなく、呼びかけや比喩表現としても使える、とても便利で愛らしい単語です。

意味のイメージ
baby
意味(1)

赤ん坊,赤ちゃん

意味(2)

(家族・グループの中で)いちばん年少の人,最年少者

意味(3)

赤ん坊みたいな人

意味(4)

(またbabe)《米俗》《特に若い女の子への呼びかけた用いて》かわいこちゃん

意味(5)

赤ん坊の[ような],赤ちゃん用の

意味(6)

《話》…'を'赤ちゃんのように扱う,甘やかす

基礎英単語(NGSL) / 英訳 / 記述問題

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