最終更新日:2025/11/01

She was given a hand-me-down dress from her older sister.

正解を見る

彼女は姉からお下がりのドレスをもらった.

編集履歴(0)
元となった文法の項目
234
B2.1

間接目的語 is given/passed/sent/showed/taught/told 直接目的語

第四文型の書き換え(間接目的語が主語の場合)

彼女は姉からお下がりのドレスをもらった.

このボタンはなに?
説明

以下では、第四文型(S+V+IO+DO)の基本的な仕組みや、その受動態への書き換え方法をより詳しく解説します。


第四文型(S+V+IO+DO)とは

英語の文型には、主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)などを組み合わせたパターンがいくつかあります。第四文型と呼ばれるパターンは、動詞が「間接目的語(IO)」と「直接目的語(DO)」の2つの目的語をとる文型です。例えば次のような文です。


She showed him the photo.

(彼女は彼にその写真を見せた。)


このとき、


  • 主語(S):She

  • 動詞(V):showed

  • 間接目的語(IO):him(「誰に?」にあたる部分)

  • 直接目的語(DO):the photo(「何を?」にあたる部分)

動詞の例

第四文型をとる動詞には、次のようなものがあります。


  • give: 「与える」

  • pass: 「渡す」

  • send: 「送る」

  • show: 「見せる」

  • teach: 「教える」

  • tell: 「伝える、言う」

これらの動詞は、一般的に「誰かに何かをしてあげる」という意味を含む場合が多いため、自然と“人”と“物”の2つの目的語を取ることになります。


前置詞を使った第三文型への書き換え

第四文型の文は、間接目的語を前置詞(多くはtoやforなど)を用いることで第三文型(S+V+O+前置詞句)に書き換えることができます。

先ほどの例文も、次のように書き換えられます。


She showed the photo to him.

(彼女はその写真を彼に見せた。)


意味は同じですが、文型が第四文型から第三文型になっている点に注意しましょう。


受動態への書き換え

第四文型の文を受動態にする場合、次の2つの形がよく使われます。


  1. 間接目的語を主語にした形

  2. 直接目的語を主語にした形

1. 間接目的語(IO)を主語にする形

先ほどの例文を使うと、次のようになります。


He was shown the photo (by her).

(彼は(彼女によって)その写真を見せられた。)



  • 「He」は、もともとの間接目的語 (IO) だった「him」を主語にしています。

  • 直接目的語(DO) だった「the photo」はそのまま目的語として残ります。

  • 行為者(She)は、by + 代名詞(by her)の形で示せます。ただし、省略することも多いです。

2. 直接目的語(DO)を主語にする形

同じ第四文型の文でも、今度は直接目的語を主語にして受動態を作ることも可能です。


The photo was shown to him (by her).

(その写真は(彼女によって)彼に見せられた。)



  • 「The photo」が主語になります。

  • 「to him」で、もともとの間接目的語が前置詞句になっています。

  • こちらも行為者「She」は省略可能です。


まとめ


  • 第四文型(S+V+IO+DO)とは、動詞が「誰に(IO)」「何を(DO)」という2つの目的語をとる文型です。

  • 代表的な第四文型をとる動詞には、“give, pass, send, show, teach, tell”などがあります。

  • 第四文型の文は、(S+V+IO+DO) → (S+V+DO+to/for + IO) のように第三文型に書き換え可能です。

  • 受動態にする際には、IO(人)を主語にする書き換えと、DO(物)を主語にする書き換えがあります。

このように、第四文型では「人」と「物」のどちらを主語にするかによって、受動態の形が変わる点が重要です。基本的なしくみをしっかり理解し、実際に使う場面で正しく書き換えられるようにすると、より自然で正確な英語表現が身につきます。

準上級英文法問題(B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★