最終更新日:2025/11/01

There's nothing to be done about it.

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元となった文法の項目
237
B2.1

to be+過去分詞

不定詞の受動態は「~されること」を表す

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説明

不定詞の受動態(to be + 過去分詞)の解説

不定詞(to + 動詞の原形)と受動態(be + 過去分詞)が組み合わさると、to be + 過去分詞の形になります。これを受動態の不定詞(passive infinitive)と呼び、以下のような意味や使い方を持ちます。


1. 形の説明


  • to + be + 過去分詞(動詞の過去分詞形)


    • 例)to be loved, to be invited, to be done など



2. 意味・用法


  1. 「~されること」を表す名詞的用法


    • 「~される」という受け身の動作を“こと”として扱います。

    • 例)I want to be invited to the party.


      • (私はパーティーに招待されることを望んでいる。)



  2. 「~されるべき」「~される必要がある」などの意味


    • 文脈によっては、義務や必要性を表す場合もあります。

    • 例)There is work to be done.


      • (やるべき仕事がある → “やられるべき仕事がある”と考えることもできる。)



  3. 動詞や形容詞の目的語(補語)として使われる


    • want, expect, hope などの動詞の目的語になる場合が多いです。

    • 例)He expects to be chosen for the team.


      • (彼はチームに選ばれると期待している。)




3. よくある例文


  1. I hope to be forgiven for my mistake.


    • (私は自分のミスを許されることを望んでいる。)


  2. She wants to be treated fairly.


    • (彼女は公正に扱われることを望んでいる。)


  3. The documents need to be signed by tomorrow.


    • (その書類は明日までに署名される必要がある。)


  4. This tower is to be completed next year.


    • (このタワーは来年完成する予定だ。)



4. 注意点


  • 時制

    「to be + 過去分詞」は基本的に現在・未来における「~されること」を表します。過去の出来事を強調する場合は文の主要動詞や文脈で時制を示します。


  • 動詞との相性

    want, expect, hope など、自分の希望や期待を表す動詞とともに使われることが多いです。受け身の状態を望むときには、この形が便利です。


  • 意味の取り方

    「されること」「されるべき」「される必要がある」など、訳し方は文脈に依存します。一語一語対応させるよりも、どのようなニュアンスで受動が表されているかを考えて読み取ることが大切です。



以上が、to be + 過去分詞(受動態の不定詞)のより詳しい解説です。文脈に応じた具体的な意味を意識しながら使いこなしましょう。

準上級英文法問題(B2)

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