最終更新日:2025/11/01

I would like to have my hair cut.

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散髪して下さい。

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元となった文法の項目
217
B1.2-B2.2

have/get + 目的語 + 過去分詞

「~してもらう」と表現する使役動詞

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説明

以下では、英文法「have/get + 目的語 + 過去分詞」の文型について、より詳しく、わかりやすく解説します。


1. 基本の意味

「have/get + 目的語 + 過去分詞」は、

「(自分ではなく他の人に)目的語を~してもらう」

という意味を表します。

例)


  • I had my hair cut.

    →「髪の毛を切ってもらった」

    (cut は過去分詞)


  • I got my car washed.

    →「車を洗ってもらった」

    (washed は過去分詞)


このように「have」と「get」はどちらも意味としてはほぼ同じですが、

「get」のほうが「手配する・手続きを踏む」など、若干カジュアルなニュアンスを帯びることがあります。


2. 目的語には「モノ」が来やすい

この構文では、「誰かに~してもらうもの」として、以下のように「モノ」が目的語に入るパターンがよく見られます。


  • have/get my phone fixed

    →「スマートフォンを修理してもらう」

  • have/get my watch repaired

    →「時計を修理してもらう」

もちろん、「人」を目的語にする例もありますが、日常会話では「モノ」を目的語にして使うほうが一般的です。


3. 使われ方のバリエーション

(1) 時制

「have/get + 目的語 + 過去分詞」は、さまざまな時制で使えます。


  • 過去形: I had my smartphone fixed.

    →「スマートフォンを修理してもらった」

  • 現在形: I usually get my hair cut once a month.

    →「月に一度は髪を切ってもらう」

  • 未来形: I will have my house painted next year.

    →「来年、家を塗り替えてもらうつもりだ」

(2) 疑問文・否定文


  • 疑問文: Did you get your bike repaired?

    →「自転車、修理してもらったの?」

  • 否定文: I didn’t have my hair cut last month.

    →「先月は髪を切ってもらわなかった」


4. 「受け身」のような使い方との違い

「I had my hair cut」のように過去分詞を使っているため、一見「I cut my hair(私は髪を切った)」と混同しそうですが、この文型では「私が切った」のではなく「誰か他の人に切ってもらった」という意味に強調点があります。


  • “I cut my hair” →「私が自分で髪を切った」

  • “I had my hair cut” →「他人に髪を切ってもらった」


5. 「嫌な出来事」にも使われる

「have/get + 目的語 + 過去分詞」は、自分が望まないアクションを受けた場合にも用いられます。


  • I had my wallet stolen.

    →「財布を盗まれた」

    (“誰かに~された”という受け身的な出来事も表せる)


6. まとめ


  1. 「have/get + 目的語 + 過去分詞」は「目的語を~してもらう」という意味。

  2. 目的語には人よりモノが来ることが多い。

  3. 現在・過去・未来など、さまざまな時制で使える。

  4. “I had my hair cut” は「髪を切られた」ではなく「髪を切ってもらった」という意味。

  5. 「望まない出来事」を苦情や報告の形で伝えるときにも使える。

この文型を理解しておくと、日常生活のさまざまな場面で「誰かに~してもらう」状況を表現するのに役立ちます。ぜひ積極的に使ってみてください。

準上級英文法問題(B2)

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