最終更新日:2025/10/19

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元となった文法の項目
165
B1.1

副詞節: so that ...

so thatを隣どうしに置くso that 構文

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説明

以下では「目的を表す副詞節 so that ...」について、より詳しく、わかりやすい形で解説します。


1. 用法と意味

so that ...」の節は「目的」を表すために用いられます。すなわち、“~するために...”や“~できるように...”という意味になります。たとえば、


I will leave early so that I can catch the first train.

(始発電車に乗るために、私は早く出発するつもりです。)


このように、主節で行われる行動の「目的・理由」を後ろの so that 節で説明しています。


2. 基本構文

目的を表す副詞節では、以下のように「so + that」を隣り合わせで置きます。

主節 + so that + 主語 + 助動詞 + 動詞の原形 + ...

ポイント: that はしばしば省略可能ですが、文中で省略するかどうかは文体や好みによります。


3. 中に入る「助動詞」と時制

so that ... 節の中では、次のような助動詞が用いられます。


  • can / may / will / could / might / would など

選ぶ助動詞は「主節の時制」にあわせて形を変化させます。


  1. 現在形や未来形の場合:


    • 主節が現在形・未来形の場合、so that 節では「can / may / will」などを用いるのが一般的です。

      例) I study hard so that I can pass the exam.

      (私は試験に合格するために一生懸命勉強しています。)


  2. 過去形の場合:


    • 主節が過去形の場合、so that 節では「could / might / would」などを用いて過去時制を表します。

      例) I studied hard so that I could pass the exam.

      (私は試験に合格するために一生懸命勉強しました。)



4. 「that」の省略

so that」の構文では、

so that + 主語 + 助動詞 + 動詞の原形

という形で使われますが、口語やカジュアルな文体では「that」が省略されることがよくあります。


  • 省略あり: I left home early so that I wouldn’t miss the bus.

  • 省略なし: I left home early so I wouldn’t miss the bus.

省略して「so + 主語 + 助動詞...」と書く形も広く用いられる、と覚えておきましょう。


5. 例文まとめ


  1. 現在形・未来形の例


    • I’m saving money so that I can travel around the world.

      (世界中を旅できるように、お金を貯めています。)

    • I’ll write down the address so that I won’t forget it.

      (忘れないように、住所を書き留めます。)


  2. 過去形の例


    • He woke up early so that he could finish his homework.

      (宿題を終わらせるために、彼は早く起きました。)

    • I practiced many times so that I would not make mistakes on stage.

      (ステージで間違えないように、私は何度も練習しました。)



6. 注意点


  • so ... that ...」の構文は「結果」を表す場合にも使われますが(例: The box was so heavy that I couldn't lift it.)、ここで扱うのは「目的」を表す構文とは別物です。区別して覚えましょう。

  • 口語では「so that」を「to 不定詞」と置き換えられる場合もあります。ただし、「to 不定詞」も「目的」を表しますが、so that よりは形式的でない印象になる場合もあります。

  • 助動詞を入れずに「so that + 主語 + 動詞原形」を書いてしまうと誤用となります。必ず助動詞を入れるか、それが省略できる文脈かどうかを確認しましょう。


まとめ


  • so that ...」は目的を表す副詞節であり、「~できるように」「~するために」と訳す。

  • so + that」を隣り合わせで置き、必ず助動詞(can / may / will / could / might / would など)を用いる。

  • 主節の時制にあわせて助動詞が変化する。

  • 「that」は省略可能で、口語などでは「so」のみになることが多い。

このポイントを押さえておくと、英文を組み立てる際に「目的」をはっきり示すことができます。ぜひ例文を参考に、使いこなしてみてください。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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