助動詞+be 動詞ing
助動詞と進行形の組み合わせ
以下では、「助動詞 + be + 動詞の -ing 形(現在進行形)」の文法について、より詳しく、わかりやすく解説します。
解説
英語では、助動詞(can, could, may, might, must, should, will など)の後ろに be を置き、その後に動詞の -ing 形(現在分詞)をつなげることで、進行中の動作や状態を推測したり、未来・継続を表したりすることができます。ポイントは「助動詞の直後の be は原形(be)のまま」という点です。たとえば以下のような構造を持ちます:
主語 + 助動詞 + be + 動詞の -ing 形
例文1
- He might be waiting at the entrance.
(訳)「彼は玄関で待っているかもしれない。」
この文では、might
という助動詞が「推量(〜かもしれない)」を示し、be waiting
が「待っている最中である」という進行形を示します。つまり「今まさに待っているかもしれない」という推測を表現しています。
よくある助動詞の例
can / could
例: He can be waiting there.(彼はそこで待つことができる/待っている可能性がある)
※「可能性」や「能力」を示す使い方may / might
例: She might be studying in her room.(彼女は部屋で勉強しているかもしれない)
※「推量」を示す使い方must
例: They must be working right now.(彼らは今働いているに違いない)
※「強い確信」を示す使い方should
例: You should be preparing for the exam.(あなたは試験準備をしているはずだ/すべきだ)
※「義務」や「当然そうであるはず」というニュアンスを示す使い方
ポイントまとめ
- 助動詞のあとは原形動詞が続く
- 進行形にする場合は be (原形) + 動詞の -ing を置く。
- 「進行中の動作」や「未来の出来事」、あるいは「推量」を表す際に非常に便利な構文。
- 助動詞の種類によって、「〜できる」「〜かもしれない」「〜に違いない」など、発話者の判断や推測の強さが変化する。
まとめ
「助動詞 + be + 動詞の -ing 形」を使うことで、「〜しているところかもしれない」「〜しているに違いない」など、進行中の動作や状態をさまざまなニュアンスで表現できます。重要なのは、助動詞の後の be を常に原形にしておくことと、動詞の -ing 形をつなげることで進行形が成り立つ、という点です。この構文を覚えておくと、英語で状況を推測したり、未来を見通したりするときにより自然な表現が可能になります。