最終更新日:2025/10/19

You need to prod the cattle to get them moving.

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牛を動かすためには、牛を突かなければならない。

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元となった文法の項目
202
B1.2

get + 目的語 + 現在分詞

「~させる」と表現するget

牛を動かすためには、牛を突かなければならない。

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説明

以下の解説は、マークダウン形式で「get + 目的語 + 現在分詞」の用法について、より詳しく、わかりやすくしたものです。


「get + 目的語 + 現在分詞」の意味と用法

「get + 目的語 + 現在分詞」は英語で「目的語を~させる・~するようにする」という意味を表す表現です。

この構文では「get」が「(何かを)ある状態に持っていく、させる」というニュアンスを持ち、

続く「目的語」に対して「現在分詞 (~ing) の動作をさせる」「~ing の状態になるようにする」

という意味合いを示します。

例文


  • Can you get the music player working again?

    「その音楽プレーヤーをまた動く状態にさせることができますか?」

    → つまり「音楽プレーヤーを直して(または再起動させて)動く状態にしてくれますか?」というニュアンス。


  • I finally got my computer running smoothly.

    「やっとパソコンを(問題なく)スムーズに動く状態にできた。」

    → パソコンの問題を解決して“running smoothly”という状態にするイメージ。


  • She got me thinking about changing my job.

    「彼女は私に、仕事を変えることを考えさせました。」

    → 会話やアドバイスを通して、“私が仕事を変えるか考え始める”きっかけを作ったイメージ。



文型のポイント


  1. get + 目的語 + 現在分詞 (V-ing)


    • 「get」が「させる、~の状態にする」を意味し、目的語が「現在分詞で表される動作」へ移行するイメージ。

    • 目的語の後ろに「現在分詞」を使うことで、その動作・状態の継続や進行を強調する。


  2. 「have + 目的語 + 動詞の原形」や「make + 目的語 + 動詞の原形」との違い


    • 「make + 目的語 + 動詞の原形」


      • 無理やり「~させる」という強制のニュアンスが強い。

      • 例:She made me do my homework.(彼女は私に宿題を無理やりやらせた)


    • 「have + 目的語 + 動詞の原形」


      • 比較的自然に「~させる」や「~してもらう」というニュアンス。

      • 例:I had him fix my bike.(彼に自転車を直してもらった)


    • 「get + 目的語 + 現在分詞」


      • 「(ある状態・動作に) なるように促す」というニュアンスが強く、動作を起こさせたり、進行中の状態へ持っていくイメージ。

      • 例:I got him working on the project.(彼にプロジェクトに取り掛かってもらった)



  3. 「get + 目的語 + to 不定詞 (to do)」との違い


    • 「get + 目的語 + to 不定詞」の場合は「目的語に~させる」という点で同じですが、

      こちらは「~という行動を始めさせる」ことにフォーカスします。

    • 一方、「get + 目的語 + 現在分詞」はその動作の「進行中の状態を作り出す」といったニュアンスが強調されます。

    • 例:


      • Can you get him to clean his room?(彼に部屋を片づけるように言ってくれない?)

        → 動作に取り掛からせることに焦点がある。

      • Can you get him cleaning his room?(彼が部屋を片づけ始めて、今まさに片づけている状態を作れる?)

        → 「彼が片づけている状態にして」という進行中のニュアンスが入る。




使い方のコツ


  • 「get + 目的語 + 現在分詞」は、カジュアルな日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えます。

  • 目的語が「動き始めたり、状態が変化したりしている最中」を強調したいときに便利です。

  • 意味をさらに明確にしたい場合は、文脈に合わせて「to 不定詞」と使い分けるとよいでしょう。


まとめ


  • 「get + 目的語 + 現在分詞」は「~させる/~する状態に持っていく」という意味。

  • 目的語が進行中の動作や変化の真っ最中であるイメージを与える。

  • 「make」「have」「get + to不定詞」との違いを意識すると、英語表現の幅が広がる。


英語を使って「~させる」という表現はいくつか種類がありますが、「get + 目的語 + 現在分詞」は「動作を起こして進行中の状態にする」という独特のニュアンスをもつ便利な構文です。会話や文章の中でぜひ使い分けてみてください。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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