最終更新日:2025/11/28

The older ones do not always know more than the younger ones.

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年上の者がいつも年下の者より物知りだとは限らない。

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元となった文法の項目
62
A1.3

one/ones

繰り返しを避けるための代名詞

年上の者がいつも年下の者より物知りだとは限らない。

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説明

「one / ones」の使い方をより詳しく解説

前に出てきた名詞の繰り返しを避けるときは、よく itthat などの代名詞を使います。しかし、前に「形容詞」が付いている場合、itthat では置き換えられず、代わりに one / ones を用いる必要があります。以下では、その理由や使い方をもう少し詳しくみていきましょう。


1. 形容詞が付いている場合は one / ones を使う


  • 同じ名詞を繰り返すのを避けたいとき

    たとえば I like the red bag and the blue bag のように何度も bag が出てくるとくどいですよね。このとき、後半の bagone に置き換えると I like the red bag and the blue one. と言えます。


    • 単数形 → one

    • 複数形 → ones


  • 形容詞が付いている場合に itthat は使えない

    the blue bagthe blue *it* のように言うことはできないため、the blue one と言う必要があります。



2. it / thatone / ones の違い


  • it / that は「同じもの・同じ名詞そのもの」を指す


    • Where is my book? I left it on the table.

    • it は自分が置いた「同じ本」を指す。


  • one / ones は「同じ種類の別のもの」を指す


    • I don’t want this book. I want a different one.

    • ← 「本という種類は同じだが、これは嫌なので“別の本”が欲しい」というニュアンス。


また、会話シーンでよく見る表現として


Which book do you like, this one or that one?

(どちらの本が好きですか?この本ですか、それともあの本ですか?)


があります。この場合も、this onethat one は「同じ種類(本)だけれど別のもの」を指しており、one を用いる形が自然です。


3. 例文で確認しよう


  1. 単数形の例


    • I really like the red sweater, but I want the blue one.


      • 前半で the red sweater が出てきたので、後半では「青いセーター」の sweaterone に言い換えている。



  2. 複数形の例


    • These cookies are tasty, but I prefer the homemade ones.


      • cookies(複数)を前半で言っているので、後半では「手作りのクッキー」を指すのに ones を使っている。



  3. it / that と one の違い


    • A: I love your bike.

    • B: Thanks. I love it, too.


      • ここでの it は相手の持ち物である「同じ自転車」を指す。別の自転車ではなく、「そのもの」に言及しているため it を使う。




  • A: I have this bag, but I want to buy a new one.


    • a new one は「同じ“バッグ”という種類だが新しい別のもの」を表している。



まとめ


  1. 形容詞付きの名詞を言い換えるときは one / ones を用いる。

  2. 単数形→ one、複数形→ ones

  3. it / that は「同じもの」を指すが、one / ones は「同じ種類の別のもの」を指す。

上記のポイントを押さえることで、英語の会話や文章で自然な表現ができるようになります。ぜひ実践してみてください。

入門英文法問題(CEFR-J A1)

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