最終更新日:2025/11/28

Who is that man?

正解を見る

あの男性は誰ですか。

編集履歴(0)
元となった文法の項目
17
A1.1-A1.2

this/that+名詞

形容詞としてのthis/that

あの男性は誰ですか。

このボタンはなに?
説明

以下では、thisthat が名詞を修飾する場合と単独で名詞の役割を果たす場合について、詳しく解説します。


1. 「this」「that」の基本的な使い方

● 距離感・心理的な近さ


  • this は話し手から近いもの、または心理的に身近に感じているものを指すときに使います。

    例:


    • “This is my pen.” (これは私のペンです)

    • “This plan seems promising.” (この計画はうまくいきそうです)


  • that は話し手から遠いもの、または心理的に距離がある・少し離れて感じるものを指すときに使います。

    例:


    • “That is my friend’s house.” (あれは私の友人の家です)

    • “That idea might be worth exploring.” (あのアイデアは検討する価値があるかもしれません)


● 名詞として(代名詞的用法)


  • thisthat が単独で “これ”、“あれ”、“それ” といった意味を持ち、名詞のように働きます。特に文の主語や目的語になれるのが特徴です。

例:


  • “This is delicious.” → これは美味しい

  • “I don’t like that.” → あれは好きではない

● 形容詞として(限定詞用法)


  • this + 名詞that + 名詞 という形では、「この~」「あの~」という意味になります。名詞を直接修飾する役割を担います。

例:


  • “This book is interesting.” → この本は面白い

  • “That car is expensive.” → あの車は高い


2. 例文で詳しく理解しよう

































用法 英文 和訳 解説
代名詞 “This is my phone.” これは私の電話です this が単独で主語になっており、「これ」と訳す
代名詞 “That belongs to John.” あれはジョンのものです that が単独で主語になっており、「あれ」と訳す
形容詞 “This phone is new.” この電話は新しいです this が名詞「phone」を修飾し、「この電話」と訳す
形容詞 “That house is huge.” あの家はとても大きいです that が名詞「house」を修飾し、「あの家」と訳す


3. 「this」と「that」の使い分けのポイント


  1. 物理的な距離

    目の前にあるものや手に取れるような距離の場合は this を、遠くにあって手の届かない距離の場合は that を用いるのが一般的です。


  2. 心理的な距離

    話し手が親近感を持っている物事や、直前に話題に出た内容に対しては this を使い、少し前に話題になったことや、自分から少し離れた考え・事柄に対しては that を使う場合があります。


  3. 会話の流れ

    新しく話に出た話題を紹介するときは this を使って「これから説明する内容」に焦点を当てることが多いです。一方で、過去に出た話題をもう一度指すときや、すでに相手と共有している話題を指し示すときは that を使うことが多いです。



4. まとめ


  • this/that は、代名詞(名詞の代わり)として使うときは「これ」「あれ(それ)」と訳し、形容詞や限定詞(名詞を修飾する働き)として使うときは「この」「あの(その)」と訳します。

  • this は近いものや身近に感じるもの、that は遠いものや少し離れたものを表すのが基本です。

  • 会話や文章での流れを意識しながら選ぶと、自然な英語表現になります。

以上が “this/that + 名詞” の詳しい解説です。英会話やライティングで実践的に使う際は、状況や文脈に合わせてどちらを使うべきかイメージしながら活用してみてください。

入門英文法問題(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★