最終更新日:2024/06/13

私は庭でスズメバチを見ました。

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I saw a wasp in the garden.

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元となった辞書の項目

wasp

名詞

スズメバチ,ジガバチ / 怒りっぽい人

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解説

1. 基本情報と概要

単語: wasp

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語):

A flying, stinging insect with a narrow waist and slender body, often brightly colored in yellow and black.

意味(日本語):

細い腰部と黄色や黒といった鮮やかな色合いを持つ、飛ぶことができて針を使って刺す昆虫です。スズメバチやアシナガバチなどを指します。危険なイメージがありますが、実際には人間に関わらなければ積極的に攻撃してくることは少ないですが、巣や身の危険を感じると刺す恐れがあるため注意が必要な昆虫です。

「wasp」は、このように蜂(特にスズメバチ)を指すときに使う単語です。


  • 活用形:


    • 単数形: wasp

    • 複数形: wasps


  • 他の品詞形:


    • “waspish” (形容詞): 怒りっぽい、辛辣な(蜂の性格を連想したイメージから)


  • CEFRレベル: B1(中級)

    「wasp」は日常生活でも見かける昆虫としての単語であり、特別難易度が高い語ではありませんが、ある程度の単語力がついてくる中級レベル(B1)で覚えておけば安心な単語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:

    “wasp”は明確な接頭語・接尾語がついているわけではなく、一語で完結しています。


  • 派生語・関連語:


    • waspish (形容詞): 「気難しい」「皮肉屋の」という意味があり、人の性格・態度を蜂にたとえて表現します。

    • wasplike (形容詞・副詞的): 「スズメバチのような」「スズメバチに似た」


  • よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個):


    1. wasp nest(スズメバチの巣)

    2. wasp sting(スズメバチの刺し傷)

    3. wasp allergy(蜂アレルギー)

    4. swarm of wasps(ハチの群れ)

    5. wasp repellent(蜂よけ剤)

    6. wasp trap(蜂用のトラップ)

    7. aggressive wasp(攻撃的なハチ)

    8. wasp larvae(ハチの幼虫)

    9. wasp infestation(ハチの大量発生)

    10. wasp attack(ハチの攻撃)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    古英語の “wæps” または “wæsp” に由来し、ゲルマン祖語にまでさかのぼります。中世英語を経て “wasp” の形に定着しました。

    歴史的には、蜂・スズメバチといった昆虫を広く指す一般的な単語として使われてきました。


  • ニュアンスや使用時の注意:


    • 「スズメバチ」や「アシナガバチ」など、攻撃性がある蜂を言及するときに使われることが多いです。

    • 危険、刺す虫というイメージが強く、恐怖や注意喚起のニュアンスを含む場合があります。

    • 日常的にもよく耳にする単語なのでフォーマル・カジュアル問わず幅広く使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞の可算・不可算区別:

    “wasp” は可算名詞 (a wasp / two wasps) です。

  • 一般的な構文やイディオム:


    • “get stung by a wasp” (蜂に刺される)

    • “like a wasp at a picnic” (ピクニックでスズメバチに遭遇するような… → 思わぬ邪魔者・怖い存在の比喩表現)


  • 使用シーン:


    • 日常会話でも虫の話題としてよく使います。

    • 文章やニュースでも、ごく普通に「蜂の一種」としての意味で使われます。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I saw a wasp in the garden, so I quickly went back inside.”

    (庭でスズメバチを見かけたから、急いで家の中に戻ったよ。)


  2. “Be careful; there’s a wasp flying around the window.”

    (気をつけて。窓の周りをスズメバチが飛んでるよ。)


  3. “I got stung by a wasp once, and it was really painful!”

    (昔スズメバチに刺されたことがあるんだけど、本当に痛かったよ!)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We had to cancel the outdoor team-building event because there was a wasp infestation in the park.”

    (公園でハチが大発生したので、屋外でのチームビルディングイベントを中止せざるを得ませんでした。)


  2. “Please make sure the office entrances are checked regularly for any wasp nests.”

    (オフィスの入り口にスズメバチの巣がないか、定期的に点検するようにしてください。)


  3. “The construction workers found a wasp nest under the roof, so we have to get rid of it before proceeding.”

    (建設作業員が屋根の下にスズメバチの巣を見つけたので、作業を続ける前に取り除かなければなりません。)


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The paper wasp is known for its intricate nest design and social structure.”

    (アシナガバチは、その精巧な巣の構造と社会的な構造で知られています。)


  2. “Researchers conducted a study on wasp populations to understand their impact on local ecosystems.”

    (研究者たちは地域の生態系への影響を理解するため、ハチの個体群に関する研究を行いました。)


  3. “Certain wasp species are also beneficial pollinators, helping with plant reproduction.”

    (特定のハチの種類は、受粉を助けるなどの利点もあり、植物の繁殖に寄与します。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms):


    1. hornet (スズメバチの一種)

    2. yellow jacket (北米でよく見られる黄色と黒のスズメバチ)

    3. bee (ミツバチなど「蜂」全般)


これらはすべて「蜂」を意味しますが、種によって大きさや攻撃性が異なります。


  • “hornet” はスズメバチの一種でさらに大型。

  • “yellow jacket” は北アメリカでよく知られる攻撃的なスズメバチ。

  • “bee” は主にミツバチなど人に比較的安全で花粉を運ぶ蜂をさすことが多いです。


    • 反意語 (Antonyms):

      昆虫において明確な反意語はありませんが、あえて挙げるなら「non-stinging insects(刺さない虫)」といった表現が対比になり得ます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /wɒsp/ (イギリス英語), /wɑːsp/ (アメリカ英語)


    • イギリス英語では wɒsp のように短い “ɒ” 音。

    • アメリカ英語では wɑːsp と、母音が少し引き伸ばされる傾向。


  • アクセントの位置:


    • 一音節なので特に明示的な強勢がつくのは「wasp」の冒頭 “[wɑː]” / “[wɒ]” となります。


  • よくある発音ミス:


    • /w/ と /v/ の混同に注意し、「ヴァスプ」とならないように気をつけましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “wasp” はシンプルですが、最後の “p” を書き忘れて “was” としてしまうミスに注意。

  • 同音異義語との混同: とくに同音異義語はありませんが、稀に “WASP” (White Anglo-Saxon Protestant) の頭字語と混同しないように状況で判断が必要です。

  • 試験対策:


    • TOEIC・英検などで直接問われる頻度は高くないですが、リスニングや読解で昆虫に関する話題が出てきたときに知らないと困る場合があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “スズメバチの腰がくびれて細い様子”をイメージすると覚えやすいです。

  • “wasp” の終わりの “p” は、蜂が「プッ」と刺すイメージと関連づけてみるとスペリングを忘れにくくなります。

  • 蜂の中でも、特に攻撃性のあるイメージがあるので「注意が必要な虫」と紐付けて記憶しましょう。

以上が「wasp」の詳しい解説です。刺されないように気をつけつつ、しっかり覚えて使いこなしましょう。

意味のイメージ
wasp
意味(1)

スズメバチ,ジガバチ

意味(2)

怒りっぽい人

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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