Thirdly, if you don't put in the effort and challenge difficult things, there is nothing in the world at which you will succeed.
thirdly
1. 基本情報と概要
単語: thirdly
品詞: 副詞 (adverb)
CEFR レベルの目安: B2 (中上級)
- 理由: 「firstly」「secondly」「thirdly」など列挙に使う表現は、英作文やスピーチなど中級以上でよく登場します。
意味 (英語): in the third place; as the third point or reason.
意味 (日本語): 「第三に」「三番目に」。スピーチや文章で、理由やポイントを順番に列挙するときに用いられる言葉です。
例えば、何かを説明するときに「firstly (第一に)、secondly (第二に)」と言った後、続いて「thirdly (第三に)」というように、段階的に情報を整理する場面でよく使われます。比較的フォーマルな文面やスピーチで多く見られます。
活用形
- 副詞であるため、文法上「thirdly」の形はほとんど変化しません。
- 原形: thirdly
- 比較級・最上級: (なし)
- 原形: thirdly
- 他の品詞例:
- 「third (形容詞/名詞/副詞)」が元になっています。(例: the third time, third place, etc.)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹 (root): “third”
- 接尾辞 (suffix): “-ly” (形容詞や名詞を副詞化する接尾辞)
「thirdly」は「third (第三の)」という形容詞に、副詞化する「-ly」が付いた形になっています。
もともと「third」という語自体が「1番目、2番目、3番目…」と順序を示す単語であり、それを列挙に用いる副詞に変えたのが「thirdly」です。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ (10個)
- firstly, secondly, thirdly – (第一に、第二に、第三に)
- thirdly and most importantly – (第三に、そして最も重要なのは)
- to state thirdly – (第三に述べると)
- thirdly in line – (三番目に並んで)
- thirdly in our list – (私たちのリストの三番目として)
- thirdly in order – (順番として第三に)
- I should mention thirdly… – (第三に言及すべきは…)
- thirdly, we must note… – (第三に、私たちは~に注意しなくてはいけない)
- consider thirdly – (第三の要素を考えると)
- thirdly, it implies that… – (第三に、それは~を意味する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「third」は古英語の「thridda(第三)」に由来し、「thridda」から派生した形容詞・名詞の「third」に“-ly”がついて副詞化されました。
- ニュアンス:
- 明確に順序やステップを示すために用いられるため、整理された論理展開や構造化された文章の印象を与えます。
- カジュアルな会話よりは、論文・プレゼン・ビジネス文書など、フォーマルまたは半フォーマルな文脈で使われる機会が多いです。
- 明確に順序やステップを示すために用いられるため、整理された論理展開や構造化された文章の印象を与えます。
4. 文法的な特徴と構文
- 文法ポイント:
- 副詞なので文全体や文の一部を修飾します。主に「理由や根拠などを3つめに挙げる」場合によく使われます。
- 一般的には文頭で、「Thirdly, …」のようにコンマをつけて導入します。
- 副詞なので文全体や文の一部を修飾します。主に「理由や根拠などを3つめに挙げる」場合によく使われます。
- 使用シーン(フォーマル/カジュアル):
- スピーチや論文、ビジネスのメールなど、ややフォーマルからフォーマル寄り。
- カジュアルな会話では「and the third thing is…」「also, another point is…」などで代用されることが多いです。
- スピーチや論文、ビジネスのメールなど、ややフォーマルからフォーマル寄り。
5. 実例と例文
ここでは3つの場面(「日常会話」「ビジネス」「学術的」)ごとに、3文ずつ例文を提示します。
日常会話での例文
- Thirdly, I want to go to the museum before we head home.
(第三に、家に帰る前に博物館に行きたいんだ。) - Thirdly, make sure you have your keys when you leave.
(第三に、出かけるときに鍵をちゃんと持ったか確認してね。) - I have three reasons to like this movie. Thirdly, it has a great soundtrack.
(この映画を好きな理由が3つある。第三に、サウンドトラックが最高なんだ。)
ビジネスシーンでの例文
- Thirdly, we need to finalize the budget for the next quarter.
(第三に、次の四半期の予算を確定する必要があります。) - Thirdly, our marketing strategy must target a younger demographic.
(第三に、私たちのマーケティング戦略はもっと若い層をターゲットにしなければなりません。) - Thirdly, ensure all team members receive the updated schedule.
(第三に、すべてのチームメンバーが最新のスケジュールを受け取れるようにしてください。)
学術的な文脈での例文
- Thirdly, the results indicate a strong correlation between the variables.
(第三に、この結果は変数間に強い相関関係があることを示しています。) - Thirdly, we observe a significant increase in data accuracy over time.
(第三に、時間の経過とともにデータの正確性が大幅に向上していることが観察されます。) - Thirdly, this hypothesis aligns with previous research findings in the field.
(第三に、この仮説はこの分野における先行研究の結果と一致しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- “in the third place” (第三に)
- 意味は同じですが、カジュアルな文や話し言葉であまり使われません。
- “then, the third point is…” (そして第三のポイントは…)
- 会話で使われることが多い言い回し。
反意語 (Antonyms)
- ※「thirdly」の直接的な反意語はありません。列挙の3番目を否定する方法がないためです。
「similarly」「furthermore」「finally」など、列挙の中で意味合いの異なる接続副詞もありますが、反意語というよりは「順番付けの文脈が異なる」ため、対比の対象というより使い分けの対象です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈθɜːrd.li/ (アメリカ英語), /ˈθɜːd.li/ (イギリス英語)
- アクセントは「θɜːrd」の部分にあります。
- 「r」の発音がアメリカ英語とイギリス英語でやや異なりますが、強勢の位置は同じです。
- アクセントは「θɜːrd」の部分にあります。
- よくある発音の間違い:
- 「th」を [s] や [t] のように発音してしまう。
- しっかりと舌を歯の間に軽く挟んで [θ] を意識するのがポイントです。
- 「th」を [s] や [t] のように発音してしまう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “thirdy” と書いてしまうなど。「r」と「d」の位置を間違えがち。
- 混同例:
- 「thirty (30)」と音が似ているため、集中して聞かないと混同する可能性があります。
- 「thirty (30)」と音が似ているため、集中して聞かないと混同する可能性があります。
- 試験対策:
- TOEIC や英検などでも、箇条書きや要点を列挙する文章に出てくる可能性があります。
- 長文読解やリスニングで、論理構造(First → Second → Third)の流れを追う際に重要になります。
- TOEIC や英検などでも、箇条書きや要点を列挙する文章に出てくる可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「firstly」「secondly」「thirdly」と3つセットで覚えると自然に身に付きやすいです。
- “third” + “-ly” で「第三に」と覚えましょう。
- 「third」という単語自体が「3番目」という意味なので、列挙の流れで使う副詞として接尾辞 “-ly” がつくイメージで捉えると間違いにくいです。
以上が「thirdly」の詳細な解説です。スピーチやエッセイで順序を示す際の表現として非常に便利なので、ぜひ活用してみてください。