The predicate of the sentence contains the verb and provides information about the subject.
predicate
1. 基本情報と概要
単語: predicate
品詞: 名詞 (ただし動詞用法もあり)
意味(英語):
- In grammar, the part of a sentence or clause that expresses what is said about the subject.
- In logic or mathematics, a function or expression that denotes a property or a relation which can be true or false of something.
意味(日本語):
- 文法では、主語について「何を言うか」を示す文の部分を指します。(例: “She runs quickly.” の “runs quickly” にあたる部分)
- 論理や数学では、「性質」「関係」を示す論理式や関数を指します。(例: x が偶数であることを示す関数など)
「predicate」は、文の主語が何をするのかやどんな状態にあるのかを述べるときに使われる、文法の専門用語です。論理や数学でも「~という性質を持つ」という意味を表す概念として使われます。
活用形(名詞):
- 単数形: predicate
- 複数形: predicates
他の品詞の例(動詞として):
- “to predicate” (例: “He predicated his argument on the assumption that the data was correct.”)
難易度(CEFR推定): B2(中上級)
- 文法用語としては学校や語学コースでも出てきますが、日常会話ではやや専門的です。中上級レベルで文法を体系的に学ぶ際に出てくる用語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語源的構成: 「pre- (前に) + dicare (伝える、示す)」が語源のラテン語“praedicare”から来ています。
- 関連性: 英語の“predict”(予測する)や“dictate”(指示する)などの“dic”/“dict”という語根(言う、述べる)を共有しています。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- grammatical predicate(文法上の述語)
- simple predicate(単純述語)
- compound predicate(複合述語)
- logical predicate(論理的述語)
- predicate logic(述語論理)
- predicate noun(補語としての名詞、述語名詞)
- predicate adjective(補語としての形容詞、述語形容詞)
- to predicate on/upon(~に基づく、~に依拠する)
- predicate calculus(述語計算[数学的論理の一分野])
- subject–predicate structure(主語-述語構造)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の“praedicare” (前もって言う、宣べ伝える) がもとになり、中世フランス語“prédicat”を経て英語に入りました。
- 歴史的使用: 古くは教会や公式声明などで「公に宣言する」ニュアンスがありました。現代では文法用語や論理用語として定着しています。
使用時の注意点:
- 文法の話題(英語学習、言語学)や論理学・数学の文脈で用いられる非常に専門的な用語です。
- 口語ではあまり出てきませんが、学術的、あるいは文法談義では頻出します。
- 文法の話題(英語学習、言語学)や論理学・数学の文脈で用いられる非常に専門的な用語です。
カジュアルかフォーマルか:
- 一般会話で使うことは少なく、アカデミックな文章や論文、一部の仕事(言語教育、論理学関連)でフォーマルに使われます。
4. 文法的な特徴と構文
名詞としての”predicate”:
- 可算名詞 (a predicate / the predicate / predicates)
- 「文法的には主語と対になる要素」を表す際などに用いられます。
- 可算名詞 (a predicate / the predicate / predicates)
動詞としての”to predicate”:
- 他動詞としての使い方が多く、「~を(根拠として)主張する」「~に基づいて述べる」という意味を持ちます。
- 例: “They predicated their conclusion on the survey results.”
- 他動詞としての使い方が多く、「~を(根拠として)主張する」「~に基づいて述べる」という意味を持ちます。
一般的な構文例:
- “The subject and the predicate form the core of an English sentence.”
- “This argument is predicated on the assumption that all conditions remain the same.”
- “The subject and the predicate form the core of an English sentence.”
イディオムは少なめ: 専門用語なので一般的なイディオムはあまり存在しません。
5. 実例と例文
5-1. 日常会話での例文(3つ)
“I learned about the subject and predicate in my English class today.”
- (今日、英語の授業で主語と述語について習ったんだ。)
“Could you help me identify the predicate in this sentence?”
- (この文の述語がどこか教えてもらえますか?)
“My teacher said the predicate must include a verb.”
- (先生が、述語には動詞が必ず含まれるって言ってたんだ。)
5-2. ビジネスでの例文(3つ)
“Our proposal is predicated on cost-effective solutions and thorough market research.”
- (私たちの提案は、費用対効果の高いソリューションと徹底した市場調査に基づいています。)
“Before finalizing the contract, ensure that all predicates in the legal clauses are clearly defined.”
- (契約を締結する前に、法的条項で使われる述語の内容が明確に定義されているか確認してください。)
“We need to verify every predicate in the documentation for accuracy.”
- (私たちは、ドキュメント内のすべての述語(主張部分)を正確性のために検証する必要があります。)
5-3. 学術的な文脈(3つ)
“In logic, a predicate is a function that returns a truth value when applied to an argument.”
- (論理学では、述語とは引数に適用されると真偽値を返す関数のことを指します。)
“The sentence’s predicate includes both the verb and the object complement.”
- (その文の述語部分には動詞と目的語補語の両方が含まれています。)
“Predicate logic extends propositional logic by allowing quantifiers over variables.”
- (述語論理は、変数に対する量化子を認めることで命題論理を拡張します。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- verb phrase(動詞句)
- 文中で動詞を中心にした要素。述語として認識される部分とほぼ重なるが、必ずしも補語を含まない場合がある。
- clause(節)
- 主語と動詞を含む構造。述語を含むが、主語も含むため「文全体」の一部を指す。
これらは「predicate」と近い文法用語ですが、含意や範囲が微妙に異なります。
反意語
文法上、主語 (subject) が「反意語」のように対置されることが多いですが、正確には対義語ではなく「対になる概念」です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ˈprɛdɪkət/
- イギリス英語: /ˈprɛdɪkət/
- アメリカ英語: /ˈprɛdɪkət/
強勢(アクセント): 第1音節 “pre” にアクセントがあります。
よくある発音ミス:
- /prediˈkeɪt/ のように最後を “-cate” と強く読んでしまう誤り。実際には “ket” に近い発音です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “predicate” のつづりを “prediate” や “predicat” と間違えることが多いので注意。
- 同音異義語: 似た発音の “predict” (予測する) と混同しやすいので区別すること。
- 資格試験での出題傾向: TOEICなど一般的な英語試験には頻出しませんが、英検1級や言語学系の専門試験、大学入試の文法問題で見かける可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “pre + dic + ate” と分解して、“dic” は “say” (言う) に関係する語根と覚えると、ほかの “dict” 系の単語(dictionary, predict, dictate など)との関連が見えてきます。
- 文法上「主語が 何を/どうした かを“述べる”」部分というイメージで理解すると整理しやすいです。
- ロジック(数学的論理)の世界では「何かについて『真か偽か』を示す機能」であることをイメージしておくと、数学やプログラミングにつながります。
「predicate」は文法と論理学の両方で重要なキーワードです。しっかり区別してイメージをつかむと理解が深まります。
(文法で)述部,述語