nightclub
1. 基本情報と概要
単語: nightclub
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A nightclub is a place that provides entertainment at night, typically featuring music, dancing, and often alcohol.
意味(日本語): 夜に営業していて、音楽やダンス、アルコールなどを楽しめる娯楽施設のことを指します。いわゆる「クラブ」と呼ばれることも多いですよね。主に夕方~深夜にかけて営業しており、ダンスフロアやDJの音楽を楽しむ場所として使われます。
- CEFRレベル: B1(中級)
→ 日常会話や娯楽関連のトピックで使われる、比較的日常的な単語です。
活用形
nightclub は数えることができる可算名詞なので、
- 単数形: nightclub
- 複数形: nightclubs
ほかの品詞への変化はさほど一般的ではありませんが、形容詞的に用いる場合は “nightclub” を複合語の一部として用いることがあります (例: “nightclub-style lighting” 「ナイトクラブ風の照明」)。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- “night” + “club”
- “night” は「夜」
- “club” は「クラブ(人々が集まる場所・組織)」
- “night” は「夜」
もともとは「夜に営業するクラブ」という意味で、夜間に特化した娯楽施設というニュアンスです。
関連語・派生語など
- “club” (名詞): クラブ、サークル、会員制集まり
- “nightlife” (名詞): 夜の娯楽や外出全般 (バーやレストラン、クラブなど)
よく使われるコロケーション10選
- go to a nightclub (ナイトクラブに行く)
- work at a nightclub (ナイトクラブで働く)
- open a new nightclub (新しいナイトクラブを開店する)
- popular nightclub (人気のナイトクラブ)
- exclusive nightclub (高級ナイトクラブ)
- nightclub scene (ナイトクラブのシーン・状況)
- nightclub culture (ナイトクラブ文化)
- frequent a nightclub (ナイトクラブにしばしば行く)
- nightclub security (ナイトクラブのセキュリティ)
- dance at a nightclub (ナイトクラブで踊る)
3. 語源とニュアンス
“nightclub” は 19 世紀末か 20 世紀初頭に、「夜の時間帯に営業するクラブ」という意味合いで生まれた言葉です。音楽を楽しんだり、ダンスをしたりする場所として発展してきました。
- ニュアンス: 主に大人が夜にお酒や音楽を楽しむ場というイメージがあります。若干カジュアルな響きで、煌びやかな夜のイメージを伴うことが多いです。
- 使用時の注意: フォーマルな文脈で使うときは「club」だけでは伝わりづらいので、はっきり “nightclub” と言うほうがよいでしょう。口語でも書き言葉でも使われますが、ビジネス文書や正式な場では「飲食店業種のカテゴリー」として扱う場合は “nightclub” と明確に示すことがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 「a nightclub」「two nightclubs」「many nightclubs」のように数えられます。
- 構文: 主に文の目的語や主語として使われることが多いです。
- 例: “I visited a nightclub last weekend.” (主語の目的語)
- 例: “I visited a nightclub last weekend.” (主語の目的語)
よくある構文
- “(Someone) goes to a nightclub to (do something).”
(誰かが何かをするためにナイトクラブに行く) - “(Someone) opened a nightclub in (place).”
(〜が〜にナイトクラブを開業した)
フォーマルな場面というより、カジュアル~セミフォーマルな場面でよく使われる単語です。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I’m thinking of going to a nightclub tonight; do you want to join?”
(今夜ナイトクラブに行こうと思ってるんだけど、一緒に行く?) - “She loves dancing at nightclubs on the weekends.”
(彼女は週末にナイトクラブで踊るのが大好きです。) - “We met at a nightclub a few years ago.”
(数年前に私たちはナイトクラブで出会いました。)
ビジネスシーンでの例文
- “Our venue is transforming into a nightclub after 10 p.m. to attract a younger crowd.”
(当店は10時以降、若い客層を呼び込むためにナイトクラブに変わります。) - “He’s designing the interior of a new nightclub in the city center.”
(彼は市の中心部にできる新しいナイトクラブの内装をデザインしています。) - “The nightclub’s management team is trying to improve security measures.”
(ナイトクラブの経営チームはセキュリティ対策の改善に取り組んでいます。)
学術的・フォーマルな文脈での例文
- “Sociological studies often examine how nightclubs influence urban nightlife culture.”
(社会学の研究では、ナイトクラブが都市の夜文化にどのように影響するかをしばしば調査します。) - “The regulation of nightclubs has sparked debates on city noise ordinances.”
(ナイトクラブの規制は都市の騒音条例をめぐる議論を引き起こしてきました。) - “Nightclubs can be considered a modern evolution of social gathering places.”
(ナイトクラブは社交の場の現代的な進化形とも考えられます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “club” (クラブ)
- より広義で、夜以外のクラブや音楽・ダンス以外のアクティビティにも使われる。
- より広義で、夜以外のクラブや音楽・ダンス以外のアクティビティにも使われる。
- “disco” (ディスコ)
- 1970年代の音楽スタイルやダンスを連想させるやや古めの言い方。
- 1970年代の音楽スタイルやダンスを連想させるやや古めの言い方。
- “dance club” (ダンスクラブ)
- ダンスを中心としたクラブというイメージが強い。
- ダンスを中心としたクラブというイメージが強い。
反意語
- “day club”
- いわゆる “ナイトクラブの昼バージョン” のような営業形態を指す場合がありますが、一般的にはあまり耳慣れない言い方です。
- いわゆる “ナイトクラブの昼バージョン” のような営業形態を指す場合がありますが、一般的にはあまり耳慣れない言い方です。
- 「静寂・しっとりとした場所」
- 明確な英単語の反意語ではないですが、“library” (図書館) のような場所を挙げるとイメージが正反対です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈnaɪtklʌb/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに、おおむね /ˈnaɪtklʌb/ と発音されます。
- アクセント: “night” の頭音節に強勢が置かれます (“NIGHT-club”)。
- よくある発音のまちがい: “ni-jt-club” のように “night” の子音連結が不明瞭になりやすいので、しっかり [naɪt] と発音するのがポイントです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “night club” (2語) と書かれることもあるが、一語の “nightclub” が一般的。
- 同音異義語との混同: 特に明確な同音異義語はありませんが、”night life” との混同に注意。
- 試験対策: TOEIC や英検で直接出題される頻度は高くありませんが、日常生活や旅行関連のリスニング問題などで出る可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “night” + “club” とシンプルに組み合わせた言葉。「夜のクラブ」とイメージすると覚えやすいです。
- 人がたくさん集まり、ダンスや音楽を楽しむイメージを思い浮かべると記憶に残りやすいでしょう。
- 発音のコツは “ナイト(naɪt) + クラブ(klʌb)” を素早く繋げること。
「nightclub」は都市の夜の文化を象徴する言葉として覚えておくと、ニュースや海外ドラマを見ているときにも連想しやすいですよ。
ナイトクラブ