There is a growing need for intergenerational communication and understanding.
growing
1. 基本情報と概要
単語: growing
品詞: 形容詞 (もともと動詞 “grow” の現在分詞形を形容詞として用いたもの)
「growing」は英語で「増加している」「発展している」「成長しつつある」という意味を持ちます。
日本語では、「成長している」「拡大している」「高まっている」といったニュアンスがあります。主に「大きくなっているもの」や「重要度が増している状況」を表すときに使われます。身近な例では、「growing problem」(問題が大きくなっている)や「growing demand」(需要が高まっている)などのフレーズでよく登場します。
活用形
- 形容詞: growing
- 動詞: grow (原形) → grows (三人称単数現在) → grew (過去形) → grown (過去分詞) → growing (現在分詞)
- 形容詞: growing
他品詞の例
- [動詞] grow: 「成長する」「育つ」「増大する」
- [名詞] growth: 「成長」「増加」「発展」
- [動詞] grow: 「成長する」「育つ」「増大する」
CEFRレベル目安: B1(中級)
- 成長や拡大、増加などを表現する語として、日常会話からビジネス文書まで幅広く使われるため、比較的早めに学習されます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹: grow (「育つ」「成長する」の意味)
- 接尾語: -ing (現在分詞を作り、形容詞的・動名詞的に使われる語尾)
- 語幹: grow (「育つ」「成長する」の意味)
派生語や類縁語
- growth (名詞)
- grower (名詞:育てる人、栽培者)
- outgrow (動詞:~から成長して脱する、(服などが)合わなくなる)
- growingly (副詞としてはあまり一般的ではありませんが、「成長しながら」「増大しながら」のような形で使われることもあります)
- growth (名詞)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- growing demand(高まる需要)
- growing population(増加する人口)
- growing concern(高まる懸念)
- growing interest(高まる興味・関心)
- growing number of ~(増え続ける~の数)
- growing problem(大きくなっている問題)
- growing economy(拡大しつつある経済)
- growing tension(高まる緊張)
- growing trend(拡大する傾向)
- growing evidence(増え続ける証拠)
- growing demand(高まる需要)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「grow」は古英語の “grōwan” に由来し、「成長する」「生じる」といった意味をもっていました。 “growing” は、その現在分詞形として「成長している」「増大している」などの意味を表します。
ニュアンスや使用時の注意
- 「growing」はプラスの文脈だけでなく、負の文脈でも「問題や懸念が大きくなっている」ことを示すときにも使われます。
- カジュアルからフォーマルまで幅広い文脈で使われ、日常会話でもビジネス文書でも自然に使える便利な語です。
- 「growing」はプラスの文脈だけでなく、負の文脈でも「問題や懸念が大きくなっている」ことを示すときにも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞としての使い方
- “[名詞] + is growing” と動詞的に使うときは「その名詞が成長している・増大している」と表すが、形容詞“growing [名詞]” の形では名詞を直接修飾し、「増加している名詞」「拡大している名詞」という意味を表す。
- 可算・不可算などの区別を気にせず、さまざまな種類の名詞を修飾できます。
よくある構文例
- “There is growing evidence that…”
- 「…という証拠がますます増えてきている」
- 「…という証拠がますます増えてきている」
- “The growing [noun] …”
- 「拡大しつつある[名詞]…」
- 「拡大しつつある[名詞]…」
- “As the demand is growing, …”
- 「需要が高まっているので、…」
- 「需要が高まっているので、…」
- “There is growing evidence that…”
フォーマル/カジュアルの使い分け
- 日常会話でも「The problem is growing larger.」のようにカジュアルに使えます。
- ビジネス・アカデミックな文脈でも「There is a growing concern over environmental issues.」のように自然に使われます。
- 日常会話でも「The problem is growing larger.」のようにカジュアルに使えます。
5. 実例と例文
1) 日常会話での例文
“My son is growing so quickly; he needs new clothes every month!”
- 「息子がすごい勢いで成長してて、毎月新しい服が必要だよ!」
“I have a growing collection of books; I need a bigger shelf soon.”
- 「本のコレクションがどんどん増えてきていて、そろそろ大きい本棚が必要です。」
“There's a growing problem with stray cats in our neighborhood.”
- 「私たちの近所では、野良猫の問題が大きくなっています。」
2) ビジネスでの例文
“We are seeing a growing demand for our new product line.”
- 「新製品ラインに対する需要が高まっているのを感じています。」
“There is growing concern about the stability of the market.”
- 「市場の安定性に対して懸念が高まっています。」
“The company’s growing revenue indicates strong market performance.”
- 「その会社の収益増は、市場での好調さを示しています。」
3) 学術的・専門的文脈での例文
“Recent studies show a growing interest in renewable energy solutions.”
- 「最近の研究は、再生可能エネルギーへの関心の高まりを示しています。」
“The growing body of literature on this subject suggests more research is needed.”
- 「このテーマに関する文献が増加してきていることから、さらなる研究の必要性が示唆されています。」
“A growing number of experiments support the theory of quantum computing.”
- 「量子コンピュータの理論を裏付ける実験が、増え続けています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- increasing(増加している)
- 「数量・規模が大きくなっている」ことをストレートに表す。
- 「数量・規模が大きくなっている」ことをストレートに表す。
- expanding(拡大している)
- 物理的・範囲的に広がるニュアンスが強い。
- 物理的・範囲的に広がるニュアンスが強い。
- rising(上昇している)
- 「上方向に上がる」イメージが強く、数値や価格などにも使われる。
- 「上方向に上がる」イメージが強く、数値や価格などにも使われる。
- developing(発展している)
- プロセスとして発展や成長を重視する際に用いられる。
- プロセスとして発展や成長を重視する際に用いられる。
- increasing(増加している)
反意語
- declining(減少している)
- 数や規模などが減っているニュアンス。
- 数や規模などが減っているニュアンス。
- shrinking(縮小している)
- 大きさや量が縮むニュアンス。
- 大きさや量が縮むニュアンス。
- declining(減少している)
これら類似表現との違いは、 “growing” が「状況全体が少しずつ大きくなっている」という幅広い場面で使える点にあります。動的な「成長感」を伴う表現として覚えると使いやすいでしょう。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ˈɡroʊ.ɪŋ/
- イギリス英語: /ˈɡrəʊ.ɪŋ/
- アメリカ英語: /ˈɡroʊ.ɪŋ/
アクセント(ストレス)の位置
- 先頭の “gro” の部分に強勢が置かれます。
- “grow” の “o” はアメリカ英語だと /oʊ/、イギリス英語だと /əʊ/ の音で発音されることが多いです。
- 先頭の “gro” の部分に強勢が置かれます。
よくある発音の間違い
- 語尾の “-ing” を「イン」ではなく、「イング」とはっきり発音するように意識しましょう。
- “grow” を “gruh” のように曖昧にしないように注意が必要です。
- 語尾の “-ing” を「イン」ではなく、「イング」とはっきり発音するように意識しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “growing” の “grow” と “ing” のつづりの繋げ方を間違えて “groing” や “growin” にしてしまう人がいます。
- 同音異義語との混同: 特に “groin”(鼠径部)とはスペルと発音が似ているため、誤解を避けるように注意しましょう。
- 試験対策: TOEIC や英検のリーディングで、増大傾向や発展状況を説明する文脈で「growing demand」「growing concern」などの重要表現として頻出します。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のコツ:
- 「grow(育つ)」+「-ing(進行中)」で「まさに育っている途中」というイメージを持つと理解しやすいです。
- 「成長曲線」が伸び続ける様子を頭に描くと、自然と「growing」のイメージが湧きます。
- 「grow(育つ)」+「-ing(進行中)」で「まさに育っている途中」というイメージを持つと理解しやすいです。
勉強テクニック:
- “grow” → “growth” → “growing” のセットで覚えると、それぞれがどの品詞で、どのように使われるかが整理しやすくなります。
- コロケーションをフレーズとして覚えると、日常会話・ビジネスなどさまざまな場面ですぐに活かせる語彙になります。
- “grow” → “growth” → “growing” のセットで覚えると、それぞれがどの品詞で、どのように使われるかが整理しやすくなります。
以上が形容詞 “growing” の詳細な解説です。日常からビジネス、学術まで幅広く使える便利な単語なので、上記のポイントを押さえて活用してください。