最終更新日:2024/06/11

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The formation of the new committee was announced today.

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元となった辞書の項目

formation

名詞

〈U〉(…の)形成,構成,育成《+of+名》 / 〈C〉形成されたもの,構成物;(その)構造,組織 / 〈U〉〈C〉隊形,陣形

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解説

1. 基本情報と概要

単語: formation

品詞: 名詞 (noun)

英語での意味:


  • The act of forming or process of being formed; the manner in which something is arranged or put together.

日本語での意味:


  • 「形成」「構成」「編成」「(整列した)隊形」などを指します。

    例えば「雲が形成される」「あるチームが隊列を組む」といった場面で使われる、物理的・概念的な“形を作る”“出来上がる”ことを示す表現です。

活用形:


  • 名詞のため、主な変化形は 単数形: formation / 複数形: formations のみです。

別の品詞形:


  • 「form (動詞/名詞)」: 形作る、形

  • 「formal (形容詞)」: 形式的な、正式な

  • 「inform (動詞)」: 知らせる、影響を与える (語源的には「中へ形作る」という原義を持つ)

CEFRレベル: B2(中上級)


  • 抽象的な概念や物体の“形作り”を表す場合にも用いられ、より豊かな文脈で使用される語彙です。

2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “form”


    • 「形」「形作る」という意味を持つラテン語「forma」から派生。


  • 接尾語: “-ation”


    • 動作や状態を名詞化する典型的な接尾語。

    • 例: creation (創造), information (情報)


具体的な意味・用法


  1. 形成(プロセス): 何かが形作られたり、成立していく過程。

    例: The formation of a new government (新政府の形成)

  2. 形態・構造: 出来上がった形や配置。

    例: Geological formations (地質構造)、隊形 (military formation)

  3. 隊列や整列: 人や物の隊列が整うこと。

    例: The soldiers stood in formation (兵士たちが隊列を組んだ)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. geological formation → 地質構造

  2. cloud formation → 雲の形成

  3. military formation → 軍隊の隊列

  4. team formation → チームの編成

  5. formation process → 形成過程

  6. formation of policy → 政策の立案/策定

  7. social formation → 社会構造

  8. formation flight → 編隊飛行

  9. rock formation → 岩の構造体

  10. formation of ideas → アイデアの形成

これらは、それぞれ「物理的な形成」「概念的な組み立て」などの文脈でよく登場します。

3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    ラテン語の “formare” (形作る) と “forma” (形) に由来し、そこへ“–ation”という「動作や状態」を表す接尾語が加わったものです。

    古代フランス語を経由して中英語に取り入れられました。


  • ニュアンスと使用時の注意点:


    • 「形成」「構成」「隊列」というように、出来上がる形やそれを作る過程を示す意味合いが強いです。

    • 抽象的にも具体的にも使われ、フォーマルな文脈でも日常的にも使われます。

    • 堅めの印象を与えることもあるので、カジュアルよりはやや丁寧/正式寄りの文脈でよく見かけます。


  • 使用シーン:


    • フォーマル: 論文、公式な文書、ビジネスレポートなど

    • カジュアル: 日常会話でも専門性のある話題(スポーツチームの編成など)では用いられる


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞/不可算名詞:


    • 可算名詞として「formations」と複数形で用い、「複数の構造体や隊列」を指す。

    • 不可算名詞的な用法で「形成という概念・過程」を指す場合もあるが、その場合でも文脈によっては可算として扱える。


  • よくある構文・フレーズ:


    1. “in formation” → 隊列を組んで


      • 例: The dancers moved in formation. (ダンサーたちは隊列を組んで動いた)


    2. “the formation of + 名詞” → 〜の形成


      • 例: The formation of a clear strategy is essential. (明確な戦略の形成が不可欠だ)



  • フォーマルかカジュアルか:


    • ややフォーマルな印象を持つが、専門的なトピックでは日常会話でも出てくる。


5. 実例と例文

A) 日常会話 (カジュアルなシーン)


  1. “I was amazed by the cloud formation this evening.”


    • 夕方に見た雲の形がすごく印象的だった。


  2. “Did you see the birds flying in formation this morning?”


    • 今朝、鳥が隊列を組んで飛んでいるのを見た?


  3. “The formation of our new soccer team starts next week.”


    • 新しいサッカーチームの編成は来週から始まるんだ。


B) ビジネスシーン (フォーマル〜中位)


  1. “We need a thorough plan for the formation of our marketing strategy.”


    • マーケティング戦略を策定するために綿密な計画が必要です。


  2. “The formation of the project team will be announced tomorrow.”


    • プロジェクトチームの編成は明日発表されます。


  3. “Our department has contributed significantly to the formation of this partnership.”


    • 我が部門はこのパートナーシップの構築に大いに貢献しました。


C) 学術的・専門的な文脈


  1. “The geological formation of this region reveals its ancient volcanic activity.”


    • この地域の地質構造は、古代の火山活動を示しています。


  2. “Researchers are studying the formation of early galaxies to understand the universe’s evolution.”


    • 研究者たちは初期銀河の形成を調査して、宇宙の進化を理解しようとしています。


  3. “The formation of political parties often reflects underlying social structures.”


    • 政党の形成は、しばしば社会の根底にある構造を反映します。


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. “creation” (創造)


      • 何かを初めて作り出すニュアンスが強い。


    2. “organization” (組織, 編成)


      • システムや仕組みを整頓・秩序化する際に使う。


    3. “configuration” (配置, 設定)


      • システムや構造物の具体的な配置に焦点がある。


    4. “arrangement” (配置, 整理)


      • よりカジュアルに「きちんと並べる、整える」意味合い。



  • 反意語 (Antonyms)


    • “destruction” (破壊)

    • “disorganization” (混乱, 無秩序)


いずれも「形を作る」か「壊す」か、「きちんと整える」か「散らかす」かのニュアンスの違いがあります。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /fɔːrˈmeɪʃən/

    • イギリス英語: /fɔːˈmeɪʃən/


  • アクセント:


    • “for-MA-tion” の “ma” の部分が強く発音されます。


  • よくある発音の間違い:


    • 第一音節を強く発音して “FOR-mation” となるケース。

    • “フォーメーション”と伸ばしすぎて微妙にアクセントがずれる場合があります。

    • 母音 “a” は “エイ”とハッキリ発音し、“formation” の “tion” は “シュン”と発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “fromation” や “formantion” など、不要な文字が入りやすい。

  • 同音異義語との混同: 特に “information” (情報) と間違えやすいので要注意。

  • TOEICや英検などでの出題傾向:


    • ビジネスや組織編成、チーム形成などに関する文脈で出現しがち。

    • 科学や地質の文章にも出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 単語の中に “form” がある → 「形作る」という意味の核。

  • 接尾語 “-ation” は「~化/~になる」 → creation, information, organization などと関連づける。

  • 「Beyoncé の有名な楽曲 “Formation” (フォーメーション)」を思い出すと、隊列や姿勢をとっているイメージを連想しやすいでしょう。

  • 音読を何度か繰り返し、アクセント “for-MA-tion” と一拍置いて覚えると定着しやすいです。


以上が formation の詳細解説です。文章の中や会話の中で、何かが「形作られる」ことや「隊列」、あるいは「構造」を指し示すときにぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
formation
意味(1)

〈C〉形成されたもの,構成物;(その)構造,組織

意味(2)

〈U〉(…の)形成,構成,育成《+of+

意味(3)

〈U〉〈C〉隊形,陣形

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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