元となった辞書の項目
eyelid
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: eyelid
品詞: 名詞 (countable noun)
日本語訳: まぶた
意味(英語)
The fold of skin that covers and protects the eye.
意味(日本語)
目を覆い、保護するための皮膚のひだのことを指します。日常的には「まぶた」として使われ、瞬きをしたり、目を休ませたりする際に大切な部分です。
「eyelid」は、身体の一部を表すときに使われる名詞で、とくに「まぶた」を強調したい場合に用いられます。日常会話や医療用語でもよく使われます。
活用形
- 単数形: eyelid
- 複数形: eyelids
他の品詞形
- 「eyelid」という単語は通常名詞としてのみ使われ、動詞形や形容詞形は存在しません。
- 「eye (名詞)」→「eyed (形容詞)」など、「eye」を含む派生語はいくつか存在しますが、「eyelid」自体の派生形はあまり一般的ではありません。
CEFRレベルの目安: A2〜B1
- A2(初級): 身体の基本パーツを学ぶ段階で登場する場合があります。
- B1(中級): 身体の一部や健康、病院をテーマにした会話で使う可能性があります。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: 「eye」+「lid」
- eye: 目
- lid: ふた
- 組み合わせると「目のふた」という意味になります。
- eye: 目
派生語や類縁語
- eyelash (まつげ)
- eyeball (眼球)
- eyebrow (まゆげ)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- heavy eyelids – 重たいまぶた
- swollen eyelid – 腫れ上がったまぶた
- upper eyelid – 上まぶた
- lower eyelid – 下まぶた
- drooping eyelid – 垂れ下がったまぶた
- eyelid twitch – まぶたの痙攣
- inflamed eyelid – 炎症を起こしたまぶた
- close your eyelids – まぶたを閉じる
- blink your eyelids – まばたきする
- eyelid surgery – まぶたの手術
3. 語源とニュアンス
語源
- 「eye」は古英語の「ēage」から来ており、「lid」は古英語の「hlid(蓋、覆い)」に由来するといわれています。
- 合わさって「目のふた」を意味するようになりました。
ニュアンス・使用時の注意点
- 身体の一部を強調するフォーマル・カジュアル両方の文脈で使えます。
- 医療・健康に関する話題や美容関連(アイメイクや二重まぶたなど)の話題でも頻出です。
- 特別に強い感情的な響きはありませんが、身体部位を指すため、そのまま率直な表現になります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun): an eyelid / eyelids
- 一般的には「the eyelid」や「your/my eyelid(s)」のように所有格や冠詞をつけて使います。
- 過度にフォーマル・カジュアルという区別はなく、日常会話でも専門的な文脈でも同じ「eyelid」を使います。
イディオム的な使い方
とくに決まったイディオムはありませんが、下記のような表現が比較的使われます。
- “not bat an eyelid”
- 日本語で「まばたき一つしない」「驚きもしない」という意味のイディオムです。
- フォーマル・インフォーマル両方で使えます。
- 日本語で「まばたき一つしない」「驚きもしない」という意味のイディオムです。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “My eyelids feel so heavy when I’m very sleepy.”
(すごく眠いときは、まぶたがとても重く感じるよ。) - “I have a small bump on my eyelid. Should I see a doctor?”
(まぶたに小さなできものがあるんだけど、病院に行ったほうがいいかな?) - “Don’t rub your eyelids too hard, or you might irritate your eyes.”
(まぶたを強くこすりすぎると、目を痛めるかもしれないよ。)
ビジネスシーンでの例文
- “She had eyelid surgery scheduled during her vacation.”
(彼女は休暇中にまぶたの手術を予定していました。) - “The patient complained about eyelid irritation caused by the new eye drops.”
(その患者は新しい点眼薬でまぶたの刺激を訴えていました。) - “A professional look also includes well-groomed hair and tidy eyelids for a neat appearance.”
(プロフェッショナルな見た目には、整った髪型ときれいに手入れされたまぶたも含まれます。)
学術的な文脈での例文
- “Eyelid anatomy is a crucial subject in ophthalmic research.”
(まぶたの解剖学は眼科学の研究において重要なテーマです。) - “Detailed observation of the eyelid can help diagnose certain ocular diseases.”
(まぶたの詳細な観察は、特定の目の病気を診断するのに役立ちます。) - “Various muscles and glands are involved in eyelid function and maintenance.”
(まぶたの機能と維持には、さまざまな筋肉や腺が関与しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- eyelash (まつげ)
- 「まつげ」はまぶたの縁に生える毛で、まぶたそのものではありません。
- 「まつげ」はまぶたの縁に生える毛で、まぶたそのものではありません。
- lid (ふた)
- 「eyelid」の「lid」とは別に、単独で容器などの“ふた”を指す一般的な単語です。
- 「eyelid」の「lid」とは別に、単独で容器などの“ふた”を指す一般的な単語です。
- brow (眉・眉間辺り)
- 「eyebrow」の略称的な使い方になる場合がありますが、「まぶた」とは位置が異なります。
基本的に「eyelid」の明確な反意語はありませんが、「eye(目)」と部分を区別したい場合や、「eyelash」と混同しないよう注意が必要です。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈaɪ.lɪd/
- アメリカ英語発音: [アイリッド](第一音節に強勢)
- イギリス英語発音: [アイリッド](基本的に同じ発音、第一音節に強勢)
- アクセント: “eye” の部分をしっかり強く発音します。
- よくある間違い: “lid”を強調しすぎたり、「エイリッド」と曖昧に発音しないように注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “eyelid” の綴りを “eylied” などと間違えないようにしましょう。
- 混同: “eyelash” (まつげ) と混同しないように注意が必要です。
- TOEICや英検など: それほど頻出単語ではありませんが、身体のパーツを問う問題やリーディングでの医療文脈などで出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「eye(目)」に「lid(ふた)」をかぶせるイメージで「まぶた」と覚えましょう。
- 連想: “まぶた = 目のふた” という連想だけで覚えやすいです。
- 勉強テクニック: 「瞼を閉じる」ときに “close my eyelids” をセットで覚えておくと、瞬時に思い出しやすくなります。
上記を踏まえて、「eyelid」は目のふたとしての「まぶた」を表す基本的な名詞です。生理学や美容、日常的な会話でも幅広く使われます。ぜひイメージとともに頭に残してください。
意味のイメージ
意味(1)
まぶた