最終更新日:2024/06/11
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I can't believe it! There's an exclamation mark at the end of the sentence.
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元となった辞書の項目
exclamation mark
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
英単語: exclamation mark
品詞: 名詞 (noun)
活用形:
- 単数形: exclamation mark
- 複数形: exclamation marks
英語での意味: A punctuation mark (!) used to indicate strong feelings, excitement, or emphasis.
日本語での意味: 強い感情や驚き、力強い主張などを表すときに使われる「感嘆符」「ビックリマーク」のことです。 感情を強調したり、相手に強い印象を与えたいときに文章中で用いられます。
CEFRレベル: B1(中級レベル)
→ 「感嘆符」という概念を説明したり、文章において使い分けを学習するには少し文法の知識が必要です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- exclamation
- 接頭辞 ex-: 「外に」「出る」という意味を持つラテン語由来の接頭辞
- 語根 clam(= clāmāre): 「叫ぶ」を意味するラテン語
- 接尾辞 -ation: 名詞化を示す接尾辞
- 接頭辞 ex-: 「外に」「出る」という意味を持つラテン語由来の接頭辞
- mark: 「印」「記号」「特徴づける」などの意味を持つ単語
よって exclamation mark は、「叫び (驚き・喜び・興奮など) を表すための記号」というニュアンスになります。
派生語や類縁語
- exclamation (n.): 感嘆、驚きの声
- to exclaim (v.): 叫ぶ、声を上げる
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- use an exclamation mark → 感嘆符を使う
- omit an exclamation mark → 感嘆符を省略する
- punctuate with an exclamation mark → 感嘆符で区切る
- a sentence ending with an exclamation mark → 感嘆符で終わる文章
- overuse of exclamation marks → 感嘆符の過剰使用
- exclamation mark placement → 感嘆符の配置
- add emphasis with an exclamation mark → 感嘆符で強調を加える
- multiple exclamation marks → 複数の感嘆符
- double exclamation mark → 「!!」 (二重の感嘆符)
- excessive exclamation marks → 過度の感嘆符
3. 語源とニュアンス
もともとラテン語で「喜び」を表す感嘆語 “Io” を文章内に書き込んでいたものが変化し、感嘆符(!)として定着したという説があります。強い感情や興奮を表現するために歴史的に用いられてきた記号です。
使用時の注意点・ニュアンス
- 感情や主張を強調したいときに使いますが、ビジネス文書やあまりフォーマルでない場面以外では、乱用するとしつこい印象を与えることがあります。
- 口語的・カジュアルな表現にはよく使われますが、フォーマルな文章では使いすぎに注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (countable): an exclamation mark, two exclamation marks のように数えられます。
- テキストでの使用方法:
- 文末や単語の後に置いて、強調や驚きを示します。
- 英語の文章で誤って感嘆符を連続して使いすぎると、不自然または子どもっぽい印象になることがあります。
- 文末や単語の後に置いて、強調や驚きを示します。
- 使用シーン:
- カジュアルなメールやSNS上の書き込み、友人同士のチャットなど
- 強調を必要とするセリフやファンファーレ的な表現
- フォーマルな文書や正式な報告書では一般的に抑制した使用が望まれます。
- カジュアルなメールやSNS上の書き込み、友人同士のチャットなど
5. 実例と例文
日常会話の例 (カジュアルなシーン)
- “I met my favorite actor today!”
- 「今日は大好きな俳優に会ったの!」
- 「今日は大好きな俳優に会ったの!」
- “Wow! That’s amazing!”
- 「わあ! それはすごいね!」
- 「わあ! それはすごいね!」
- “I can't believe this is happening!”
- 「こんなことが起こるなんて信じられない!」
ビジネスの例 (ややフォーマルなシーン)
- “Please confirm the schedule for next week!”
- 「来週のスケジュールを確認してください!」
- 「来週のスケジュールを確認してください!」
- “Our team achieved record-breaking sales!”
- 「私たちのチームは記録的な売上を達成しました!」
- 「私たちのチームは記録的な売上を達成しました!」
- “Ensure the report is submitted by Friday!”
- 「レポートは金曜日までに必ず提出してください!」
学術的な文脈 (より丁寧または技術的なシーン)
- “This formula, surprisingly, worked perfectly!”
- 「驚いたことに、この公式が完璧に機能しました!」
- 「驚いたことに、この公式が完璧に機能しました!」
- “By examining these results, we can see a clear pattern!”
- 「これらの結果を調査することで、明確なパターンが見られます!」
- 「これらの結果を調査することで、明確なパターンが見られます!」
- “Note the significant spike in the data!”
- 「データの顕著な急増に注目してください!」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- exclamation point: アメリカ英語では「exclamation point」と呼ぶことが多いですが、意味は同じです。
- exclamatory mark: ごく稀に見られる言い方ですが、同様に感嘆符のことを指します。
反意語
- 文法記号としての反意語はありませんが、強調しない記号という観点では “period” (ピリオド, .) や “comma” (コンマ, ,) などが、感嘆とは逆に静かで通常の文末表現を表す記号と言えるでしょう。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˌɛkskləˈmeɪʃən mɑːrk/ (主に英国), /ˌɛkskləˈmeɪʃən mɑrk/ (主に米国)
- アクセント: “ex·cla·ma·tion” の “ma” 音節に強勢があります。
- イギリス英語とアメリカ英語の違い:
- “mark” の部分はイギリス英語では /mɑːk/、アメリカ英語では /mɑrk/ と母音の長さに若干の違いがあります。
- “mark” の部分はイギリス英語では /mɑːk/、アメリカ英語では /mɑrk/ と母音の長さに若干の違いがあります。
- よくある発音の間違い: “exclamation” の途中で /k/ を入れ忘れたり、/ksk/ の部分が曖昧になったりする点に注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- ×「exclam*i*nation」など、i を入れすぎる誤りがたまに見られます。
- ×「exclam*i*nation」など、i を入れすぎる誤りがたまに見られます。
- 用法の間違い:
- 感嘆符を連続して使いすぎる → 見た目が雑で軽薄になる恐れがある。
- 感嘆符を連続して使いすぎる → 見た目が雑で軽薄になる恐れがある。
- TOEIC・英検などでの出題傾向:
- 直接出題されることは多くありませんが、英作文で適切な文末形式を記述できるか、感情の表現方法として感嘆符を正しく使えるかをチェックする問題が出る場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 感嘆符の形 “!” は、人がひょっこり飛び上がって驚いている姿にも見えます。強調や驚きを表していると覚えると良いでしょう。
- 勉強テクニック: “ex-” は “外に” という意味。「内に秘めた感情を外に叫ぶための記号」として連想すると記憶しやすいです。
- スペリングのポイント: “ex” + “cla” + “ma” + “tion” で区切って覚えると発音と綴りの両面でミスが減ります。
以上が exclamation mark の詳細な解説です。強い感情表現に使える便利な記号ですが、使いすぎると控えめさに欠ける印象も与えますので、状況に応じて適切に使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
=exclamation point