最終更新日:2025/11/17

Stand upright when I'm talking to you.

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私が君に向かって話している時はまっすぐ立っていなさい。

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元となった辞書の項目

upright

IPA(発音記号)
副詞

(上方に)まっすぐに,直立して

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解説

以下では、英単語「upright」のうち、副詞としての用法を中心に、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: upright

品詞: 副詞 (adverb)

※形容詞としての用例も多い単語です。「upright chair (直立している椅子)」など。

英語での意味:

• In or into a vertical position

• With the back straight or in an erect manner

日本語での意味:

• まっすぐに・直立して

たとえば「Sit upright.」は「まっすぐ座ってください。」のような意味で使われます。姿勢を正したり、直立した様子を表すときに用いられる副詞です。座り方や立ち方を注意するシーンなどでもよく使われます。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

「upright」は日常会話やビジネスシーンでも使われることがありますが、これだけで高度な文書にはならないため、中上級レベル(B2)相当と考えて良いでしょう。

活用形・他の品詞


  • 副詞: upright (例: He sat upright.)

  • 形容詞: upright (例: an upright stance = 直立した姿勢)

  • 名詞形(稀): the upright (「直立した状態」や「正しい人」など稀に使われる)

  • 派生語: uprightness (名詞、「正直さ」や「直立状態」を指す)


2. 語構成と詳細な意味

「upright」は「up」と「right」が結合した形に見えます。「up」は「上」、「right」は「正しい、正面、直立している」というニュアンスをもつため、「upright」には「上にまっすぐに」というイメージが含まれています。

関連語・派生語


  • uprightness: 直立、正直(さ)

  • uprightly: 副詞としては稀に見られるが、ほぼ「upright」と同意

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. sit upright → まっすぐ座る

  2. stand upright → 直立する

  3. remain upright → まっすぐな状態を保つ

  4. keep your back upright → 背筋を伸ばす

  5. walk upright → 直立姿勢で歩く

  6. hold something upright → 何かをまっすぐ支える

  7. upright position → 直立状態

  8. remain seated upright → 座ったまま姿勢を保つ

  9. keep upright posture → 正しい姿勢を維持する

  10. upright in bed → ベッドで上半身を起こして(直立に)座る


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語「upright」(uppright)を起源とし、文字通り「上に + まっすぐ」という意味。uprightは形容詞として「正しい」「正直な」という道徳的なニュアンスを伴う場合もありますが、副詞としては主に物理的に「垂直に、まっすぐに」という意味で使われます。

使用時の注意点・ニュアンス


  • 動作や動きを説明するときに、「背筋を伸ばした」「直立した」というイメージを強調する。

  • 口語でも書き言葉(フォーマル)でもどちらでも使われるが、姿勢や物の配置に関する表現が多い。

  • 「背筋をちゃんと伸ばす」「いい姿勢でいる」というプラスのイメージが含まれる場合もある。


4. 文法的な特徴と構文


  • 副詞として: 主に動詞を修飾し、「立つ」「座る」「置く」などの動作や位置を「まっすぐに」する様子を表します。

  • 形容詞として: 「upright posture (背筋が伸びた姿勢)」のように名詞を修飾します。

一般的な構文・イディオム


  • “to sit upright” (まっすぐに座る)

  • “to stand upright” (直立する)

どちらもカジュアル/フォーマル問わずよく使われる表現です。


5. 実例と例文

それぞれの場面での例文を提示します。

日常会話 (3例)


  1. “Could you please sit upright at the table?”

    「テーブルの前ではまっすぐ座ってもらえますか?」

  2. “He always sleeps upright on the train.”

    「彼は電車でいつも背筋を伸ばして寝ているんだよね。」

  3. “Mum told me to stand upright when talking to people.”

    「母は、人と話すときは背筋を伸ばすようにと言っていたよ。」

ビジネスシーン (3例)


  1. “Please ensure the projector is placed upright before switching it on.”

    「プロジェクターを起動する前に、まっすぐ立てた状態になっているか確認してください。」

  2. “Maintain an upright posture during presentations to appear more confident.”

    「プレゼンテーション中はまっすぐした姿勢を保つと、より自信があるように見えます。」

  3. “Could you adjust the chair so it stays upright for safety reasons?”

    「安全のため、椅子を直立の状態に調節していただけますか?」

学術的・フォーマル (3例)


  1. “The specimen must be stored upright in a sealed container to prevent leakage.”

    「標本が漏れ出さないように、密封容器に直立した状態で保管しなければならない。」

  2. “When examining spinal alignment, observe whether the patient stands upright without support.”

    「脊椎の配列を調べる際は、患者が支えなしに直立しているかを観察する。」

  3. “The sculpture is displayed upright in the museum for accurate representation of its original form.”

    「彫刻は本来の形を正確に表現するため、美術館では直立した状態で展示されています。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. straight (まっすぐに)


    • “Stand straight” と “Stand upright” はほぼ同意。どちらも「背筋を伸ばして立つ」というニュアンス。


  2. erect (直立して)


    • よりフォーマルでやや専門的な響き。「erect posture」で「直立姿勢」。


  3. vertically (垂直に)


    • 方向をより直接的に表す。物理的に「垂直方向に」という意味合いが強い。


反意語 (Antonyms)


  1. slouch (猫背になる)


    • “He slouched in the chair.” (椅子で猫背になっていた)


  2. lie down (横になる)


    • “He lay down flat on the bed.” (ベッドに平らに横になった)



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語(General American): /ˈʌp.raɪt/

  • イギリス英語(Received Pronunciation): /ˈʌp.raɪt/

“up” の部分を短く「アッ」と発音し、続けて「ライト」と軽く流します。アクセントは語頭 “up” に置かれます。

よくある発音の間違い


  • “upright” の “-right” 部分を “light” と紛らわしく発音するミス。

  • “ʌ” が日本語の「ア」よりも若干口を広げる音という点。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “uprigth”など、「ht」の順番を間違いやすい。

  2. “right” と結びついているため、「正しい」と混同されがちだが、副詞の場合は「まっすぐに」「直立して」という意味を優先する。

  3. 同音異義語との混同はあまりないが、“up right” と「単語を分けて書く」誤りをする学習者がいる。

試験対策

TOEICや英検では「姿勢を表す副詞」として出題される可能性はそれほど高くありませんが、リーディングで形容詞用法の“an upright citizen (正直な市民)”などが出ることはあります。文脈から副詞・形容詞を見分けられるようにしておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  1. 「up」と「right」で「上に正しく、まっすぐ向いている」というイメージで覚える。

  2. “upright” の「u」から「背筋がU字に湾曲せず、まっすぐ伸びる」イメージを思い出しても良いかもしれません。

  3. 姿勢を正すイメージで、毎回「Sit upright!」と言い聞かせることで記憶に定着させる。


以上が副詞「upright」の詳細な解説です。日常生活でもビジネスでも使える便利な単語なので、ぜひ集中して覚えてみてください。姿勢を表す表現のバリエーションが増えると、コミュニケーションでも役立ちます。

意味のイメージ
upright

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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