最終更新日:2024/06/12

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元となった辞書の項目

submit

動詞

〈自〉を提出する / 〈自〉屈服する

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解説

1. 基本情報と概要

単語: submit

品詞: 動詞 (verb)

英語での意味


  1. To present or hand in (a document, application, assignment etc.).

  2. To yield to or accept the authority or will of another.

日本語での意味


  1. (書類や申請書、宿題などを)提出する

  2. (権力や意志などに)従う、服従する

「submit」は、主に“何かを提出する”シーンや“権力や相手の意向に身を任せる”シーンで使われます。フォーマルな場面でもよく使われる単語です。

活用形


  • 原形: submit

  • 三人称単数現在形: submits

  • 現在分詞/動名詞: submitting

  • 過去形・過去分詞形: submitted

他の品詞


  • 名詞形: submission(提出、提出物、服従、降伏 など)

  • 形容詞形: submissive(服従的な)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 日常会話だけでなく、ビジネスや学術的なやり取りでも使われる語彙です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: sub-(下に、下へ)

  • 語幹: mit(送る、投げる)

    ラテン語の submittere(“sub”=下に + “mittere”=送る)が語源で、「下に置く」「相手に送って任せる」というニュアンスを持ちます。

派生語・類縁語


  • submission: 提出、服従

  • submissive: 従順な

  • permit(per- + mit): 許可する

  • admit(ad- + mit): 認める、入れることを許可する

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. submit an application

    (申請書を提出する)

  2. submit a report

    (レポートを提出する)

  3. submit a claim

    (請求を提出する)

  4. submit homework

    (宿題を提出する)

  5. submit a proposal

    (提案書を提出する)

  6. submit to authority

    (権力に服従する)

  7. submit a request

    (依頼を提出する)

  8. submit evidence

    (証拠を提出する)

  9. submit oneself to

    (~に従う、任せる)

  10. submit for review

    (審査・レビューのために提出する)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “submittere” から。「sub(下に)」+「mittere(送る)」が組み合わさってできた言葉です。元々は「下に差し出す、降伏させる」というイメージがありました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 提出する: フォーマルな文脈などで用いられることが多いです。例: “Please submit your application by the given deadline.”

  • 服従する: 「相手の意向や権威に屈する」というやや硬い響きがあります。カジュアルよりもフォーマル、または文書表現で使われがちです。例: “He submitted to the court’s ruling.”

  • 日常会話には「提出する」の意味で登場することもありますが、ビジネスやアカデミックシーン、公式な場面でより頻繁に使われる単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞: “to submit + 目的語”


    • 「~を提出する」の意味で、提出物(書類・レポート・宿題など)を目的語にとります。

      例: “I will submit the report tomorrow.”


  2. 自動詞的な使い方: “to submit (to + 名詞/代名詞)”


    • 「~に服従する」や「~に従う」の意味。

      例: “He refused to submit to his manager’s demands.”


  3. 構文:


    • “submit something (to someone/something)”

    • “submit to something/someone”


フォーマル度 / カジュアル度


  • 提出を意味する場合は、ビジネスやアカデミックでも日常的にも用いられます。

  • 服従を意味する場合は、ややフォーマルまたは書き言葉や公式の場面で頻出します。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you please submit the form by tomorrow?”

    (明日までにその用紙を提出してもらえますか?)

  2. “I need to submit my vacation request to the HR department.”

    (人事部に休暇申請を提出しないといけません。)

  3. “He forgot to submit his homework again!”

    (彼はまた宿題を提出するのを忘れたね!)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Please submit your monthly sales report by Friday.”

    (金曜までに月次の売上レポートを提出してください。)

  2. “We have to submit our proposal for the new project next week.”

    (来週、新プロジェクトの提案書を提出しなければなりません。)

  3. “I will submit an official complaint if this issue isn’t resolved.”

    (もしこの問題が解決しなければ、正式に苦情を申し立てます。)

学術的/アカデミックな文脈での例文(3つ)


  1. “All students must submit their assignments by the end of the semester.”

    (学生は学期末までに課題を提出しなければなりません。)

  2. “We are required to submit a research paper by next month.”

    (来月までに研究論文を提出する必要があります。)

  3. “He submitted a grant proposal to the university's committee.”

    (彼は大学の委員会に助成金提案書を提出しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. hand in(提出する)


    • submitよりもややカジュアル。宿題や書類を「手渡す」のニュアンス。


  2. present(提出する、提示する)


    • 特に人前で正式に何かを示すイメージ。


  3. offer(申し出る)


    • 「提出」ではなく「差し出す、提供する」に近いイメージ。


  4. yield(服従する)


    • 力強いものや状況に「屈する、折れる」の感じ。submitとほぼ同義で使われることもあるが、より譲歩感が強い。


反意語(Antonyms)


  1. resist(抵抗する)

  2. refuse(拒否する)

  3. withhold(提出・提供しない)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • /səbˈmɪt/

アクセント(強勢)の位置


  • 「sub-MIT」の “mit” の部分にアクセントがきます。

  • 「サブミット」ではなく「サブミット」と後ろを強く発音するイメージです。

アメリカ英語とイギリス英語


  • アメリカ英語 / イギリス英語 で大きな違いはほぼありません。どちらも /səbˈmɪt/ で発音されます。

よくある発音ミス


  • 先頭の “su-” を強く読みすぎると不自然になります。

  • アクセントが前半に寄り「サブミット」と平坦になりがちなので注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “submitt” や “summit” と混同しないように注意。 “summit” は「頂上」「首脳会議」など全く別の意味。

  • 発音: アクセントを“mit”に置くこと。

  • 試験対策: TOEIC・英検などのビジネス寄りまたはアカデミック寄りの文書問題で「提出する」という意味の文脈が頻出します。

  • “submit to ...” の構文として「~に提出する/服従する」という2つの異なる意味があるため、文脈で見分ける必要があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源の「sub(下に)+mit(送る)」から、「相手のもとに差し出す」イメージを持つと覚えやすいです。

  • 「提出する」も「服従する」も、“自らを相手の管理下に置く”という感覚を共通点として捉えると理解しやすくなります。

  • スペリングのコツ: 「sub + mit」= “下に送る” というストーリーから「submit」を組み立てると混同しにくいです。


以上が、動詞 “submit” の詳細な解説です。「提出する」と「服従する」という2つの意味をしっかり区別しながら、フォーマルな場面での使用が多い単語として学習してみてください。

意味のイメージ
submit
意味(1)

(…に)屈服する,服従(降伏)する《+to+名(doing)》

意味(2)

(…に)〈書類なと〉‘を'提出する《+名+to+名》

意味(3)

《submit+that節》〈弁護士なとが〉…‘と'意見を述へる,主張する

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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