最終更新日:2024/06/17

He stated his opinion during the meeting.

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彼は会議中に自分の意見を述べました。

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元となった辞書の項目

state

動詞

を述べる,表明する

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解説

1. 基本情報と概要

単語: state

品詞: 動詞 (他にも名詞として利用可能)

活用形:


  • 三人称単数現在形: states

  • 過去形: stated

  • 過去分詞形: stated

  • 現在分詞形: stating

英語での意味

to express something clearly and formally, often in a written or official form.

日本語での意味

「(正式に・はっきりと)述べる、言う、表明する」という意味です。

公的な文書や公式な場面で使われることが多く、書類やスピーチなどで「〜と述べる/明言する」というニュアンスがあります。

他の品詞になった時の例


  • 名詞 (state): 「状態」や「州」、「国」という意味


    • 例: “a state of confusion”「混乱した状態」, “the state of California”「カリフォルニア州」


難易度 (CEFR レベル目安)


  • B2 (中上級): 文章や会議など、ややフォーマルな状況で使われることが多いため、やや上のレベルとして挙げられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: “stat” (ラテン語由来の “status” がもと)

  • 接尾語: なし

派生語や類縁語


  • statement (名詞): 「声明、陳述」

  • understate (動詞): 「控えめに言う」

  • overstate (動詞): 「大げさに言う」

よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)


  1. state clearly (はっきりと述べる)

  2. state one’s intention (意図を述べる)

  3. state the facts (事実を述べる)

  4. state the purpose (目的を表明する)

  5. state categorically (断言する)

  6. state one’s position (立場を表明する)

  7. state briefly (手短に述べる)

  8. state an opinion (意見を述べる)

  9. state a reason (理由を述べる)

  10. state in writing (書面で述べる)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “status” (立場、状態) に由来し、古フランス語の “estat” を経て Middle English へ取り入れられました。

  • 名詞としての「状態、情勢」といった意味から「正式に述べる」といった動詞の用法が派生しました。

ニュアンス・使用時の注意


  • フォーマル: 公的書類や会議、スピーチで使われやすい

  • 「言う (say)」よりも厳粛・公式な響きをもち、文書表現やビジネスシーンで多用されます。

  • 口語としても使えますが、やはりやや改まった印象を与えます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞として用いられ、目的語には「述べたい内容」や「that節」が続くことが多いです。


    • 例: “He stated (that) he would attend the meeting.”


  2. 形式がフォーマルなため、レポートや論文でも使われやすいです。

  3. 名詞としては 可算名詞 (「州」や「国」) としても 不可算名詞 (「状態」) としても使われますが、ここでは動詞用法に注目しています。


5. 実例と例文

日常会話 (3例)


  1. “I should state that I’m not entirely sure about the plan yet.”


    • 「この計画についてはまだ完全には確信が持てないと、はっきり言っておくよ。」


  2. “Could you please state your name again for the record?”


    • 「記録のために、もう一度お名前をおっしゃっていただけますか?」


  3. “I’ll state my opinion when everyone’s here.”


    • 「みんながそろったら、私の意見を述べるよ。」


ビジネスシーン (3例)


  1. “We need to clearly state our goals in the proposal.”


    • 「提案書では私たちの目標を明確に述べる必要があります。」


  2. “Please state the main points in the executive summary.”


    • 「要約の中で主要なポイントを述べてください。」


  3. “The CEO stated that the company would expand into new markets.”


    • 「CEO は会社が新しい市場に進出するつもりであると表明しました。」


学術的な文脈 (3例)


  1. “The theory states that all particles follow the same fundamental laws.”


    • 「その理論は、すべての粒子が同じ基本法則に従うと述べています。」


  2. “Several scholars have stated concerns about this methodology.”


    • 「この手法について、多くの研究者が懸念を表明してきました。」


  3. “It is important to state the hypothesis in clear terms.”


    • 「仮説を明確に述べることは重要です。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. declare (宣言する)


    • 公式または公的に「宣言する」ニュアンスが強め。


  2. assert (断言する)


    • 強い確信を持って言い切るイメージ。


  3. mention (言及する)


    • 軽く述べる、少し触れるイメージ。フォーマル度は低い。


  4. express (表現する)


    • 感情や意図などを表に出すこと。ニュアンスは「state」より広い。


反意語


  • conceal (隠す)


    • 「述べる」「言う」の反対に、「情報を隠す」という意味。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /steɪt/

  • アクセント: 単音節のため母音 “-ei-” に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 大きな違いはほぼなく、どちらも /steɪt/ と発音します。

  • よくある間違い: 「ア」ではなく「エイ」と伸ばす点に注意。/stət/ のように短く濁らないように。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「stat」や「stete」と書き間違えることがある。

  • say / tell / speak / state の混同: 「state」はフォーマルかつ明確・公式に述べる際に用いる。

  • TOEIC・英検など試験対策: ビジネスメールやレポートを解説する問題文によく出現。用法の違いを理解しておくと読解で便利。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ステートメント (statement)」と同じ由来で覚えると関連づけやすいです。

  • “ステップを踏んでしっかり述べる”というイメージで「state」はフォーマルに「述べる」と覚えると定着しやすいかもしれません。

  • “stat” の部分は「立つ (stand)」と語源が近いため、「しっかり立場を示す」という意識で覚えると記憶しやすいでしょう。


以上が動詞「state」の詳細解説です。フォーマルな文脈で「〜と明言する、述べる」という際に役立つ単語なので、ビジネスやアカデミックな場面でぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
state
意味(1)

…‘を'はっきり述べる,公式に申し立てる

意味(2)


〈当局が〉…‘を'指定する,決める

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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