最終更新日:2024/06/12
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オリーブの実から油が取れる。

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元となった辞書の項目

olive

名詞

〈C〉『オリーブ』[の木](南欧産の常緑樹) / 〈C〉オリーブの実(ピクルスにしたり,オリーブ油を採る) / (また『olive green』)〈U〉オリーブ色,黄録色

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解説

1. 基本情報と概要

単語: olive

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): A small, oval fruit (and the tree that it grows on) typically found in Mediterranean regions; also refers to the color “olive green.”

意味(日本語): オリーブ(地中海沿岸などでよく栽培される楕円形の果実、またはその木)、またはオリーブ色のことを指します。

「olive」は、オリーブの実そのものや、その木を指す場合に使われます。また、色味として“olive green (オリーブグリーン)”を意味することもあります。オリーブは食用やオイルの材料として広く親しまれ、健康的なイメージを持った単語でもあります。


  • 活用形:


    • 単数形: olive

    • 複数形: olives


  • 他の品詞形:


    • 形容詞: olive (例: “olive color” → オリーブ色)


  • CEFRレベル: B1(中級)

    → 語彙としては日常会話に出てくることがあり、一般的なレベルです。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: 英語としては、はっきりとした接頭語・接尾語の区分を持たず、ラテン語・ギリシャ語由来のルーツをそのまま受け継いでいる単語です。

  • 派生語・関連語:


    • olive oil (オリーブオイル)

    • olive branch (平和の象徴としてのオリーブの枝)

    • olive tree (オリーブの木)

    • olive green (オリーブグリーン)


  • よく使われるコロケーション・関連フレーズ(例)


    1. olive branch → (オリーブの枝、和解の象徴)

    2. olive oil → (オリーブオイル)

    3. stuffed olives → (詰め物をしたオリーブ)

    4. black olives → (ブラックオリーブ)

    5. green olives → (グリーンオリーブ)

    6. olive grove → (オリーブ畑)

    7. extra virgin olive oil → (エクストラバージンオリーブオイル)

    8. olive harvest → (オリーブの収穫)

    9. marinated olives → (マリネしたオリーブ)

    10. olive pit → (オリーブの種)



3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “olīva” とギリシャ語の “elaíā” (ἐλαία) が起源とされています。古代ギリシャ・ローマの時代から神聖な木とされ、オリーブの冠は勝利や名誉を意味しました。

  • ニュアンス:


    • 食材としての「olive」は、健康や地中海風のイメージを伴うポジティブなニュアンスがあります。

    • 「olive branch」は「和解」「平和」の象徴として使われます。


  • 使われるシーン:


    • 料理や食材の文脈でカジュアルに使われます。

    • 「olive branch」はフォーマル・カジュアルどちらでも比喩表現として使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 名詞としては可算名詞 (countable noun) なので、単数形 (an olive) / 複数形 (olives) で扱います。

    • 「olive oil」は不可算名詞 (uncountable noun) ですが、olive(果実)は可算名詞である、という点に注意が必要です。

    • 文中では “some olives” や “a bowl of olives” などの表現で数量を表します。


  • よく使われる表現:


    • “extend an olive branch” → 和解の手を差し伸べる(比喩的表現)

    • “olive complexion” → 肌の色味がオリーブ色寄りである



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I love adding olives to my salads for extra flavor.”

    (味に深みを出すために、サラダにオリーブを加えるのが大好きなんだ。)

  2. “Could you pass me the bowl of olives?”

    (オリーブの入ったボウルを取ってもらえますか?)

  3. “I prefer green olives over black olives.”

    (ブラックオリーブよりもグリーンオリーブのほうが好きです。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company imports high-quality olives and olive oil from Greece.”

    (私たちの会社は、ギリシャから高品質のオリーブとオリーブオイルを輸入しています。)

  2. “We can consider sending an ‘olive branch’ to our competitor to discuss a possible collaboration.”

    (競合他社と協力の可能性について話し合うために、和解の手を差し伸べてもいいかもしれません。)

  3. “Please note that olive oil prices fluctuate depending on the season.”

    (オリーブオイルの価格は季節によって変動するので注意してください。)

学術的・専門的な文脈での例文


  1. “Studies show that consuming extra virgin olive oil may help reduce certain health risks.”

    (研究によると、エクストラバージンオリーブオイルの摂取は特定の健康リスクを減らす可能性があります。)

  2. “Olive trees have been cultivated in the Mediterranean for thousands of years.”

    (オリーブの木は、何千年もの間、地中海地域で栽培されてきました。)

  3. “Analyzing olive pollen can provide insights into ancient climate conditions.”

    (オリーブの花粉を分析することで、古代の気候条件に関する情報を得ることができます。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • “pickles” (ピクルス) → 塩漬け・酢漬けの野菜の総称で、発酵食品という点でオリーブと似ていますが、オリーブ特有のオイルや苦味の要素はありません。

    • “capers” (ケーパー) → ショウガ科とは異なる小さなつぼみを塩漬けにした食材。料理の付け合わせとしては似たポジションですが、味や風味は大きく異なります。


  • 反意語:


    • 特定の反意語はありませんが、オリーブの文脈で対義語となる食材は特に想定されません。味や用途が異なる(例: “vinegar” とオリーブオイル)などはありますが、はっきりした反意語とは言い難いです。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /ˈɑː.lɪv/ または /ˈɑː.ləv/

    • イギリス英語: /ˈɒl.ɪv/


  • アクセント(強勢)の位置: 最初の音節 “ol-” に強勢がきます (OL-ive)。

  • よくある発音ミス:


    • 語尾の “-ive” を “イブ”ではなく「イヴ /ɪv/」のように発音すること。

    • アメリカ英語とイギリス英語で母音の違いに注意が必要。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “olive” を “oliv” や “olife” と書いてしまうミスに注意。

  • 同音異義語との混同: 類似する単語はあまりありませんが、 “alive” と見た目で混同しないように気をつけましょう。

  • 試験対策:


    • TOEICなどでもビジネス会話で“olive branch”を使った比喩表現が出る可能性があります。

    • 英検などの語彙問題で、地中海の食文化や文脈での単語として出てくる場合があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のヒント:


    • 「オリーブ = 健康」「オリーブの枝 = 平和」とセットでイメージすると覚えやすいです。

    • “I live for olives.”(私はオリーブのために生きるくらい大好き)など、自分なりのフレーズを作ってみるとスペルや発音を混同しにくくなります。


  • スペリングのポイント: “o-l-i-v-e” と綴ることをしっかり意識して書き取りましょう。

  • 関連ストーリー: 古代オリンピックでは勝者がオリーブの冠を授与されていたことから、栄誉や神聖なイメージとも結びつけられます。


以上が名詞「olive」の詳細な解説です。料理や健康、平和の象徴など、さまざまな文脈で見かける単語として押さえておきましょう。

意味のイメージ
olive
意味(1)

〈C〉オリーブの木

意味(2)

(またolive green)〈U〉オリーブ色,黄録色

意味(3)

〈C〉オリーブの実(ピクルスにしたり,オリーブ油を採る)

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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