最終更新日:2025/11/24

I love the refreshing taste of mint.

正解を見る

私はハッカのさわやかな味が好きです。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

mint

IPA(発音記号)
名詞

〈U〉ハッカ / 〈C〉ハッカ入りのキャンデー(ガム)

このボタンはなに?

私はハッカのさわやかな味が好きです。

このボタンはなに?
解説

名詞 “mint” の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語: mint

日本語: ミント

品詞: 名詞 (英語では “mint” は動詞や形容詞としても使われますが、ここでは名詞に焦点を当てます)

意味


  1. ハーブの「ミント」


    • ガムやお菓子、薬などでよく使われる清涼感のある香りが特徴のハーブです。

    • 「スーッとした爽やかな風味があるハーブ」です。料理や飲み物にアクセントを加えるときに使ったり、消化を助けるためにハーブティーとして飲んだりします。


  2. 貨幣を造幣する場所「造幣局」


    • お金(コイン)を製造する公式の機関や工場を指します。

    • 「硬貨を作る場所」というイメージです。歴史的に王様や政府がコインを作っていた場所を指すことが多いです。


  3. (慣用的に)「ミント状態」「新品同様」


    • 「in mint condition」の形で、中古品などがまるで新品のように完璧な状態であることを示します。


活用形


  • 名詞には通常、明確な「活用形」というものはありませんが、複数形は “mints” です。

  • 動詞としては “to mint (coins)” という形になり、過去形・過去分詞は “minted”、進行形は “minting” となります。

他の品詞形


  • 動詞 “to mint” (例: “They started to mint new coins.”)

  • 形容詞 “minty” (例: “The flavor is quite minty.”)

CEFR レベル目安: B2 (中上級)

「mint」という単語自体は比較的身近ですが、「造幣局」という意味や、「in mint condition」のイディオムでの使い方など、少し踏み込んだ場面で用いられることもあります。そのため目安としては B2(中上級)としています。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • “mint” は語幹のみで構成される短い語です。

  • ハーブとしての “mint” は、ラテン語の “mentha” (さらに遡るとギリシャ語 “míntha”/“minthe”) が語源とされています。

  • 造幣局としての “mint” は、古フランス語 “mointe” を経由して、中英語に入ったとされます。

他の単語との関連性


  • “peppermint” (ペパーミント)

  • “spearmint” (スペアミント)

  • “minty” (ミントのような)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. “fresh mint” – 新鮮なミント

  2. “mint leaves” – ミントの葉

  3. “mint tea” – ミントティー

  4. “mint sauce” – ミントソース (ラム肉料理などに添える)

  5. “mint flavor” – ミント風味

  6. “mint condition” – 新品同様の状態

  7. “minted coins” – 造幣されたコイン

  8. “mint a coin” – コインを造幣する

  9. “mint chocolate” – ミントチョコレート

  10. “mint perfume” – ミント系の香り(香水)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ハーブの「ミント」は、ギリシャ神話に登場するニュンペー “Minthe” が由来とされています。

  • 造幣に関する “mint” は古英語や古フランス語を通じて意味が定着しており、コイン鋳造所を意味します。

ニュアンスと使用時の注意


  • ハーブとしての “mint” は、爽やかでクリーンなイメージを伴います。カジュアルな会話からフォーマルな文章まで幅広く使えます。

  • 造幣局としての “mint” はややフォーマルなニュアンスがあります。ビジネスやニュースで使われることが多いです。

  • “in mint condition” はカジュアルな会話でもよく使われ、商品の状態やコレクターズアイテムについて言及する際に使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞 (数えられる名詞)


    • 「ミントの葉」や「造幣局」という具体的な対象として扱う場合は可算名詞として “a mint / two mints”等と表現できます。


  2. 慣用表現 “in mint condition”


    • 主に形容詞句として機能し、「非常に良い状態である」ことを表します。

    • 例: “The car is in mint condition.”


  3. 動詞 “to mint”


    • 「(コインなどを)造幣する」という意味の他動詞として使われます。

    • 例: “The government minted new coins to commemorate the event.”



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I love the smell of fresh mint in tea.”

    (お茶に入れた新鮮なミントの香りが大好き。)

  2. “Could you add some mint leaves to my lemonade?”

    (私のレモネードにミントの葉を少し入れてくれない?)

  3. “This toothpaste has a strong mint flavor.”

    (この歯磨き粉は強いミント味だね。)

ビジネスシーン (ややフォーマル)


  1. “We visited the royal mint to learn about coin production.”

    (私たちはコインの製造工程を学ぶため王立造幣局を訪問しました。)

  2. “The mint is responsible for producing commemorative coins.”

    (その造幣局は記念硬貨の製造を担当しています。)

  3. “Ensuring the coins are accurately minted is a critical aspect of their job.”

    (コインが正確に造幣されることを確保するのが彼らの重要な仕事です。)

学術的/専門的な文脈


  1. “Mentha spicata (spearmint) is commonly used for its aromatic and therapeutic properties.”

    (スペアミントは芳香性と治療特性で一般的に使われています。)

  2. “In the study of economics, mints are considered pivotal in regulating coin circulation.”

    (経済学の研究において、造幣局は硬貨の流通を調整する上で重要とみなされます。)

  3. “Botanical research suggests that various mint species have distinct chemical compositions.”

    (植物学の研究によると、様々なミント種はそれぞれ独自の化学組成を持っていると示唆されています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (ハーブとして)


  • “herb” (ハーブ): ミントもその一種ですが、ハーブ全般を指す語。

  • “spearmint” (スペアミント): ミントの一種。匂いや味はやや甘め。

  • “peppermint” (ペパーミント): ミントの一種。より清涼感が強い。

類義語 (造幣局として)


  • “coin factory” というような表現は同義と言えますが、正式ではないため文脈は限定的です。

  • “minting facility” も類義的に使われます。

※反意語: 「ミント」に直接の反意語はありませんが、“used/secondhand” は “mint condition” の対極として使われる場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA


  • アメリカ英語: /mɪnt/

  • イギリス英語: /mɪnt/

強勢


  • 一音節の単語なので、特に強勢位置の区別はありません。“mint” 全体を短くはっきり発音します。

アメリカ英語とイギリス英語の違い


  • ほぼ同じ発音ですが、イギリス英語のほうが “t” の音をややはっきり発音する場合があります。

よくある発音の間違い


  • “min-to”のように余計な母音を足さないこと。

  • “mean-t” のように “ea” と混同しないよう注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “mint” と “mont” を取り違えるなどの単純なタイプミス。

  2. 動詞と混同: “mint” を「造幣する」動詞として使う場合は “to mint” と書く。名詞だけで使うときは “mint” (ハーブや造幣局など) を指す。

  3. イディオムの混同: “in mint condition” を “in mint” と書いてしまうミス。フレーズ全体で覚えることが大切。

  4. 試験対策: TOEIC や英検では、特に “in mint condition” や “mint coins” のような慣用表現・専門用語として出題される場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “ミント” は “meet” (会う) に “n” を入れたようなスペリング、と覚えると綴りミスを減らしやすいです。

  • “ミント味” の歯磨き粉の爽快感を思い浮かべると、ハーブとしての “mint” のイメージが定着しやすいです。

  • “in mint condition” は「まるでミントのようにフレッシュ」というイメージで覚えると、意味を連想しやすくなります。


以上が名詞 “mint” の詳細な解説です。ハーブや造幣局としての意味、それぞれの使われ方のニュアンスや注意点を押さえておくと、英語表現の幅が広がります。ぜひ「mint」の多彩な用法を使いこなしてみてください。

意味のイメージ
mint
意味(1)

〈U〉ハッカ

意味(2)

〈C〉ハッカ入りのキャンデー(ガム)

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★