The yoga instructor demonstrated how flexible she was by effortlessly bending into a pretzel shape.
ヨガのインストラクターは、プレッツェルの形に簡単に曲がることで、自分がどれだけ柔軟であるかを示しました。
flexible
以下では、形容詞「flexible」について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
単語: flexible
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): able to bend or adjust easily
意味(日本語): 簡単に曲げられる、または状況に合わせて簡単に適応できる「柔軟な」
「flexible」は、「柔軟な」「融通が利く」というニュアンスを持っています。身体が柔らかいという意味にも使われますし、物理的に曲げやすいという意味でもよく使われます。また、考え方やスケジュールなどが変化に対応しやすい状態についても「flexible」と言えます。
活用形: 形容詞なので、原形「flexible」のみで比較級・最上級は 「more flexible / most flexible」となります。
- 例: My schedule is more flexible than yours.
- 例: This new material is the most flexible of all.
- 例: My schedule is more flexible than yours.
他の品詞への派生例:
- 名詞: flexibility(柔軟性)
- 副詞: flexibly(柔軟に)
- 反意形容詞: inflexible(柔軟性のない)
- 名詞: flexibility(柔軟性)
CEFRレベル: B2(中上級)
- A1:超初心者
- A2:初級
- B1:中級
- B2:中上級 ← 「flexible」は日常会話では頻出ですが、形容詞として概念的に使われることもあるため、B2レベルとして扱われることが多いです。
- C1:上級
- C2:最上級
- A1:超初心者
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹(root): 「flex」…「曲げる」という意味(ラテン語の“flectere”に由来)
- 接尾語(-ible): 「〜できる」「可能である」を示す接尾語
関連性のある派生語
- flexibility (名詞): 柔軟性、融通性
- flex (動詞): 曲げる、(口語で)筋肉を見せびらかすなど
- inflexible (形容詞): 融通が利かない、頑なな
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- flexible schedule(柔軟なスケジュール)
- flexible approach(柔軟なアプローチ)
- flexible working hours(フレキシブルな勤務時間)
- remain flexible(柔軟性を保つ)
- flexible material(柔らかい素材)
- be flexible with deadlines(締め切りに柔軟である)
- flexible friend(融通の利く友人/人)
- flexible mindset(柔軟な考え方)
- flexible policy(柔軟な方針)
- be more flexible(より柔軟になる)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の「flexibilis(曲げられる)」から来ています。さらに遡ると「flectere(曲げる)」という動詞に由来します。
- 歴史的な使われ方: 元々は物理的な「曲げやすい」状態を指していましたが、現代では「考えや行動を状況に応じて変化させることができる柔軟性」という比喩的な用法も非常に一般的です。
- 使用時の注意点・ニュアンス:
- 身体や物体の柔らかさを説明するときだけでなく、人間関係や仕事の予定など、幅広い文脈で使えます。
- ビジネス文書などフォーマルな文脈でもよく使われますが、「スポーツや筋トレで身体が“flexible”」と話すようなカジュアルなシーンでも問題なく使えます。
- 身体や物体の柔らかさを説明するときだけでなく、人間関係や仕事の予定など、幅広い文脈で使えます。
4. 文法的な特徴と構文
- 語法:
- 形容詞として名詞を修飾
- 「be動詞 + flexible」という構文が一般的ですが、「remain flexible」「stay flexible」のように補語としても使われます。
- 形容詞として名詞を修飾
- フォーマル/カジュアルな使用:
- フォーマルなメールやビジネス文書でも頻繁に使用される。
- カジュアルな会話でも「あの人は考え方がフレキシブルだよ」のような言い方が自然に通じます。
- フォーマルなメールやビジネス文書でも頻繁に使用される。
- 名詞・形容詞の区別:
- 「flexible」は形容詞で、可算・不可算という概念はありません。
- 「flexibility」という名詞の場合は不可算(特定の文脈では可算扱いされることもありますが、一般的には不可算)です。
- 「flexible」は形容詞で、可算・不可算という概念はありません。
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
- “I’m pretty flexible about where we go for dinner tonight.”
(今夜の夕食、行く場所について私はけっこう柔軟だよ。) - “My new yoga routine is helping me become more flexible physically.”
(新しいヨガのルーティンのおかげで、体がもっと柔らかくなってきたよ。) - “Could you be flexible with the time? I might be running late.”
(時間に融通を利かせられる?遅れそうなんだけど。)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
- “We need a flexible approach to deal with sudden market changes.”
(急な市場の変化に対応するには、柔軟なアプローチが必要です。) - “Our company offers flexible working hours to improve work-life balance.”
(当社ではワークライフバランスを向上させるために、フレキシブルな勤務時間を導入しています。) - “The client requested a flexible deadline due to unexpected delays.”
(予期せぬ遅延のため、クライアントは締め切りの柔軟な変更を求めています。)
学術的な文脈での例文 (3つ)
- “This research model is flexible enough to incorporate new data sets.”
(この研究モデルは新しいデータセットを組み込めるほど柔軟である。) - “A flexible curriculum allows students to pursue interdisciplinary studies.”
(柔軟なカリキュラムによって、学生は学際的な学習を進めることができる。) - “In computational linguistics, flexible algorithms can adapt to various languages.”
(計算言語学においては、多様な言語に適応できる柔軟なアルゴリズムが望まれる。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- adaptable(順応性のある)
- pliable(曲げやすい、柔軟性のある)
- supple(しなやかな)
- versatile(多用途な、用途が広い)
- ニュアンスの違い:
- “adaptable” は新しい環境や状況に合うように「順応」する力を強調。
- “pliable” は特に「物理的に曲がりやすい」ニュアンスが強い一方、考え方にも使うことがある。
- “supple” はやわらかさやしなやかさがあるイメージ。
- “versatile” は「多才、多用途」など、多方面に対応できる柔軟さを強調。
- “adaptable” は新しい環境や状況に合うように「順応」する力を強調。
反意語(Antonyms)
- inflexible(完全に硬い、融通が利かない)
- rigid(硬直した、厳格な)
- unyielding(屈しない、強情な)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- イギリス英語 (BrE): /ˈfleks.ə.bəl/
- アメリカ英語 (AmE): /ˈflek.sə.bəl/
- イギリス英語 (BrE): /ˈfleks.ə.bəl/
- アクセント(強勢)の位置: 単語の最初の音節「flex-」に強勢があります。
- よくある発音の間違い:
- /fleksɪbəl/ と “i” を入れてしまうのは誤り。母音は「‐ə‐」(シュワー)を意識しましょう。
- /fleksɪbəl/ と “i” を入れてしまうのは誤り。母音は「‐ə‐」(シュワー)を意識しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “felxible” や “flexable” とつづりを逆にしてしまうミスが多いです。
- 同音異義語との混同: 特に “flex” と “flicks” など、音が近い単語に注意が必要ですが、あまり同音異義語はありません。
- 試験対策など: TOEICや英検などでも「柔軟なスケジュール」「柔軟性のある考え方」などを表す場面で出題されることがあります。適切な文脈で使えるようにしておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすいイメージ: 「“flex” your muscles(筋肉を曲げる/力こぶを作る)」 → 「曲げる(bend)」というイメージから「柔軟にできる」へ繋げると記憶しやすいです。
- スペリングのポイント: “flex” + “i” + “ble” という3要素に分けて意識するとスペルミスを防ぎやすいです。
- 勉強テクニック: 実際の生活で「柔軟な対応をしたい場面」を英語で日記に書くなど、具体例で繰り返し練習すると定着しやすくなります。
以上が形容詞「flexible」の詳細な解説です。日常会話からビジネスシーン、学術的な文脈まで幅広い場面で使われる便利な単語なので、ぜひ活用してみてください。
曲げられる;曲げやすい;しなやかな
(人・計画などが)柔軟な,融通のきく